レ・ヴィーニュ・ド・オリヴィエ / キャルト・ポスタル 2022
¥4,180 税込
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生産者:レ・ヴィーニュ・ド・オリヴィエ
産地:ラングドック
タイプ:赤
品種:20% ユニ・ブラン(ダイレクトプレス)、メルロー、サンソー、 カリニャン(5日間のマセラシオン)のアッサンブラージュ
80% ムールヴェードル、グルナッシュ、サンソーのダイレクトプレス
淡く華やかなハイビスカス色。ほんのり濁りあり。
チェリー、すもも、イチゴ、グレープフルーツ、タイム。
抜栓後まもなくは口中にプチプチと心地良い液中ガスを感じる。
ジュシーで軽やかなタッチでありながら果実味と旨味がたっぷり。
瑞々しくフレッシュで酸も乗っている。
低めの温度でスルスル飲めちゃうビュバビリテワイン。(輸入元資料参照)
生産者情報
オリヴィエは、学生時代から親が通っていた地元のカーヴ「la part des anges」でアルバイトをしていました。
ヴァン・ナチュールを多く取り扱うその老舗カーヴには、栽培地とはかけ離れたニースという場所ながら、フランス全土から、たびたび生産者が訪れていました。
当時、もうすでにナチュラルワインに夢中になっていたその青年は、彼らから沢山のことを吸収しワインへの探求心を深めていきました。
2011年頃から生産者を目指し、いくつかのドメーヌで見習いを経験するようになります。
ニースによく訪れていたコルスのアントワーヌ・アレナやサンジョセフのピエール・ゴノン、フレデリック・リヴァトン、フィリップ・バレットなどが主に研修先でした。
なかでもとりわけ影響を受けたのは、一番長く研修に挑んだティエリー・アルマンでした。
厳しい環境のなか無我夢中で畑のこと、醸造、そしてワインについてを必死に学びました。
ドメーヌを構えたのは、モンペリエから北西に車を30分ほど走らせた場所に位置するアルジェリエールという村です。
ニース時代から付き合っていた妻アレクシアと田舎暮らしをすることが夢だったオリヴィエは、二人の生まれ故郷からあまり離れない南の土地で畑を探していました。
ボジョレーのような軽やかなワインが大好きな彼が南らしからぬ酸をもたらす土地アルジェリエールに辿り着くまでに、あまり時間はかかりませんでした。
2014年から正式に地元の生産者ベルナールさんから畑と醸造所を譲り受けると、初ヴィンテージでは軽やかなタッチで人気を博したビュバビリテタイプのロン・ルージュ、熟成を見据えたキュヴェ、ロン・ヴェールという異なる2つのスタイルのワインをリリースしました。
その後、雹害や猪の被害などに合い収穫量が極端に減った年なども経験しましたが、少しずつ畑を増やしていきました。
同時に健全な葡萄を提供してくれる栽培者との出会いも増え、ネゴシアンとしてもチャレンジを続けます。
2022年には生産者として最も尊敬するベダリューのアクセル・プリュファーから葡萄を分けてもらいます。
彼に会うと、いつも畑のこと、醸造のこと、疑問に思うことは片っぱしから聞くようにしているオリヴィエ。
人柄の良いアクセルは、後輩に惜しみない知識を分け与え、情報を共有してくれています。
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