gentle folkは優しいに特化したサービスを心がけている鎌倉のナチュラルワイン専門店です。
gentle folkで販売しているワインは、
優しい味わいのワインが多いです。
それは店主が実際にお会いしたことがあり、信頼している生産者・インポーター様の優しさがワインに影響しているのではないか?と思うぐらいです。
優しさは人それぞれ。
ただ、どんなシチュエーションにも合うgentleなワインが多いと思います。
是非gentle folkオンラインをお楽しみください。
優しい人が幸せになりますように。
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カッシーナ・デッリ・ウリヴィ / ベロッティ・ビアンコ 2022
¥3,850
SOLD OUT
生産者:カッシーナ・デッリ・ウリヴィ 産地:イタリア / ピエモンテ タイプ:白 品種: コルテーゼ(自社畑)50%、シャルドネ(買い葡萄)50% 買いブドウのシャルドネと自社畑のコルテーゼ 大樽(110hl)発酵、ノンフィルター SO2無添加。 レモンやカリン様のすっきりした果実味で、今年もキレが良いです。 生産者情報 現在借りた畑も含めて20haの畑を持ち、イタリアで数少ないビオディナミ農法を実践。 畑の標高は平均300m。 フラニョッティ畑、モンテマリーノ畑は丘の中腹に位置します。 マメ科の植物の緑肥と、乳牛の堆肥等を施肥している。 害虫駆除には硫黄とボルドー液のみを使用。 収穫は手摘み。 収穫量も50hl/ha以下に押さえています。 農園はとてもきれいな緑に溢れ、放し飼いの家禽類が楽しそうに戯れる楽園のような所。 その当主、仙人のような風貌のステーファノ氏は、月が出ている時に土が育ち生命力を土に入れるんだよと、とつとつと語ってくれました。 その味わいには大地から伝わってくるようなミネラル感や元気な酵母が醸した躍動感のある旨味がぎっしりと詰まっています。 また、栓を開けてから1週間後も生き生きとした香りや味わいがあり、さらに2週間以上たってから驚く程の味わいを発揮します。 その底力はまさにビオディナミで生命エネルギーを高めた『生きたワイン生命力に溢れたワイン』。
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カッシーナ・デッリ・ウリヴィ / フィラニョッティ 2019
¥4,950
SOLD OUT
生産者:カッシーナ・デッリ・ウリヴィ 産地:イタリア / ピエモンテ タイプ:白 品種:コルテーゼ 25hlのアカシアの古樽で発酵 シュールリーの状態で15ヵ月熟成 ノンフィルター SO2無添加 生産者情報 現在借りた畑も含めて20haの畑を持ち、イタリアで数少ないビオディナミ農法を実践。 畑の標高は平均300m。 フラニョッティ畑、モンテマリーノ畑は丘の中腹に位置します。 マメ科の植物の緑肥と、乳牛の堆肥等を施肥している。 害虫駆除には硫黄とボルドー液のみを使用。 収穫は手摘み。 収穫量も50hl/ha以下に押さえています。 農園はとてもきれいな緑に溢れ、放し飼いの家禽類が楽しそうに戯れる楽園のような所。 その当主、仙人のような風貌のステーファノ氏は、月が出ている時に土が育ち生命力を土に入れるんだよと、とつとつと語ってくれました。 その味わいには大地から伝わってくるようなミネラル感や元気な酵母が醸した躍動感のある旨味がぎっしりと詰まっています。 また、栓を開けてから1週間後も生き生きとした香りや味わいがあり、さらに2週間以上たってから驚く程の味わいを発揮します。 その底力はまさにビオディナミで生命エネルギーを高めた『生きたワイン生命力に溢れたワイン』。
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ルカ ベヴィラクーア / バルドーリア 2022
¥4,290
SOLD OUT
生産者:ルカ べヴィラクーア 産地:イタリア / タイプ:白 品種:ペコリーノ、パッセリーナ、ココッチョラ 今回が初リリースの混ぜこぜワインです。収穫後それぞれの葡萄毎に2日間程度のマセレーションを行い発酵。その後ブレンドしてステンレスタンクで春まで熟成します。新しいワインに挑戦したいという想いから生まれたこのバルドーリアは、その名《Baldoria=お祭り騒ぎ》の通り、3つの葡萄がタンクの中で混ざり合う様を見て、ルカの頭の中に浮かんだ単語なのだとか。3つの葡萄が時間と共に馴染み合い、お互いを尊重し合い相乗しています。 開栓直後は果実味が豊かでフルーティな印象ですが、開栓から2~3日経過すると酸が出始め、全体を優しくまとめてくれます。単一品種と比べて、味わいの幅を広く感じ、出汁等の奥深い食事との相性も期待できそうです。楽しく軽快なワインであることはもちろん、食材への対応力も感じさせてくれるバルドーリア。開栓後は1週間ほど経過しても豆も出ず、優しく酸化傾向に向かっていきます。 生産者情報 アブルッツォ・キエーティ県アテッサにあるカンティーナです。地元出身のルカは、イタリア国内をはじめイギリス、スイスなどでソムリエ・ワイン関連の企画などに携わっていました。多くの経験を積んだ後、地元アブルッツォに戻り、地元のレストランでソムリエとして働き始めます。その後、結婚を期にそれまでの経験と知識、そして彼の家が所有する葡萄畑、色々なものが重なり、自然とワイナリーを作りたいという想いが生まれ、2006年頃から仕事の傍らお父さんから引き継いだ葡萄畑の手入れを始めてきました。この畑はルカのお爺ちゃんの代から家族用のワインを作る為に長年守られてきたもので、ワインとして販売するのではなく、豊作の年には葡萄のまま協同組合へ販売していたそうです。レストランでの仕事を続けながら2019年にカンティーナを創設。現在もレストランでの朝食番を続けながら畑仕事に従事する真面目で働き者のお父さんです。 彼の畑は標高1800mのマイエッラ山の麓、海抜150~300mの豊かな自然の中にあります。夏の暑い季節には約15km先にあるアドリア海からの空気を多く含んだ海風が葡萄畑に優しく注ぎ込み、夜には山からの乾燥した涼しい風が、蓄積した湿気を取り除いてくれます。また近くを流れるサングロ川が、多くの生物の生態系を守り、葡萄やその他の植物達の生命と成長を見守っています。葡萄畑の周りには、オリーヴや桃、小麦なども栽培しており、この混合栽培をする事で植物同士の生命力を高め合い、総合的な自然環境を強くしていく事を大切にしています。土壌は粘土や小石、細かい石灰岩が主体で、畑によって生まれ持つ個性の違う葡萄をどのように自然な流れでワインへと成長させるのかが、彼のワイン造りの肝と言えます。農薬や化学肥料は一切使用せず、一本一本の樹に目を配り、まるで自分の子供の様に大切に育てていく事を信念としています。 醸造ではお爺ちゃんから伝わる自家消費用ワインの作り方を基に、自分がこれまで携わり経験してきた事をプラスし、地元の葡萄の個性を生かした、【自然なテーブルワイン】を目指しています。自然酵母のみでゆっくりと発酵を開始。発酵・熟成にはステンレスタンクやグラスファイバータンクを使用します。発酵開始時のアプローチ、皮と果汁の接触はそれぞれの葡萄によって異なり、味わいのバランスを一番引き出せるであろう方法を取っています。冬の間熟成したワインは翌年春にボトリングされ、リリースまでの全ての工程で濾過・亜硫酸の添加は一切行いません。 彼のワインは、非常に優しくニュートラル、そして心地よく、野菜や果物の様な苦さや酸、それぞれの葡萄の持つ味わいをダイレクトに感じさせてくれます。アブルッツォという南の土地で、このような優しいワインを作る事が、どれほど厳しく困難な事か容易に想像できます。彼の家が守ってきた土地の力と、家族の様に守られてきた葡萄樹達が、答えてくれた結果であると私は感じてますし、ここまでのワインを生み出す為に、相当な努力と苦労を重ねてきたんだろうなと感じます。 (インポーター資料)
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ラバスコ / ビアンコ サリータ 2021
¥4,400
SOLD OUT
生産者:ラバスコ 産地:アブルッツォ タイプ:白 品種:トレッビアーノ・ダブルッツォ 北向きの斜面のサリー タ Salita 畑 マセなし ステンレス発酵。 生産者情報 アブレツォ州の綺麗に伸びる海岸線の丁度真ん中に位置するう海に面した町ペスカラ。 ここから内陸に20kmほど進むと、程なく着る小さな村ピナネッラ若草してこの土地の畑を手に入れ葡萄農家の道へと進んだイーオーナ・ラバーコは、多岐にわたるエロゴや専門家の意見を聞き取るように醸造を開始。 箱詰めを開始した当初は、機械や最新の技術に頼ったワイン造りを行った何かワインにもそれぞれの土地の個性が感じられれず、それは彼女が本当に造りたい、納得できる味わいのワインではありませんでした。 そんな時、隣にウンブリア州にあるカンティーナ、コレットカプッターと出会い、彼らのワインの味わいに衝撃を受けた事で、彼女自身の感覚そして考え方を大きく変えていきます。 それなりに使いにきた醸造用の機械や装置をすべて手放し、1つのダミジャナ(45 Lの斗瓶)から新たなスタートを切る決意を固めたのが今から9年前。 ここからラバスコの新しい歴史が始まりました。 ラバスコの畑とカンティーナは、アドリア海からアペニン山脈に向かう途中、海抜300〜350mの土地にあります。 点在する畑は全部で10ha。 カンティに隣接する2.5haの畑はヴィニーニ・サン・デジデリオと呼ばれ、樹齢15年のモンテプルチアノが栽培されており、山からの豊かな香りを含む風と、海から程よい湿度と潮気を纏った風が穏やかに吹き抜けます。 この海からの風がデジデリオの葡萄に素晴らしいミネラルを与えます。 ピナネッラからやや南西に下り、山の駆け上がりにある急斜面の2.2haの畑・サリータには、樹齢35〜40年のモンテプルチーノとトレビアーノが栽培されており、急斜面の一番高い位置と低い位置にモンテプルーアーノを植える事で、涼しさのある葡萄と果実の力強い葡萄を育て、土地の特徴ハッキリとした葡萄を育てます。 その間に植えられたトレッアーノは、太陽の光がとても良い行き来土地で、黄金に完熟した素敵なトレアアノが生まれます。 そのサラリーの北側に位置する4haの畑・カンシェッリにも、モンテプルチャーノノとトレビアーノが植樹されており、それらが畑の環境が微妙に違い、土壌の個性をそのままにワインに表現すべき葡萄栽培は極力自然な流れの中での生育を心がけています畑では、化学肥料や農薬は一切使用せず、必要最低限。 必要に応じて土地にマメ科の植物による窒素循環を行う養分を補う、ビオディナミで使うプレパラシオン500番も年に数回畑に散布します。 まだまだ、このような彼女たちの造り手のケアによって畑の調和を取っていますが、葡萄樹を含む畑・土地自らが、しっかりと調和を保てる様になれば、いずれは極力何もしない農業に変えていきたいと思っています。 醸造は極めてシンプルで、全く小さいファイバーバンクでマセレーション、圧搾後ステロンスタンスにはバイトはバリックで自然酵母で発酵を行います。 ダミジャーナは発酵が完全に終わる直前に移し替えるように、そうする事で発酵中に発生する二酸化炭があり、ワインを酸化と雑菌から守ってくれます。 その後のステントレスタンク・ダミジャー・バリックで熟成。 収穫からボトリング詰めまでの間、全部の工程で酸化防止剤は一切使用しません。 オリを取り除くフィルター作業も全部行わず、葡萄の純朴な味わいを駄ごととその間に詰めています。 一から自身のワイン造りを見つめ直し、一からすべてを変えた彼女の挑戦は、まだまだ始まったばかりです。 現在のスタイルになって、その土地の葡萄を表現することが出来ていると語ります。 ラバスコの葡萄が育つ土地のエネルギーと自然の力は、彼女が手掛ける事で何倍もの魅力になる事を感じさせてくれます。 聡明で明るく前向きな性格だからこそ、表現できるしみやすさと強エネルギーの詰まったワイン達。 遥かなアブルッツォの土地の力、自然と人間の強いエネルギーを彼女のワインを通して感じていましたと思います。
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ヴァレンティーナ・パッサラクア / ヌ リトロ ビアンコ プーリア 2022
¥3,960
SOLD OUT
生産者:ヴァレンティーナ・パッサラクア 産地:イタリア / プーリア タイプ:白 品種:ボンビーノ レモンライム系のさわやかな酸、するする飲める白ワインです。 マセなし ダイレクトプレス ステンレスタンク発酵、6ヵ月熟成 SO2は発酵後10mg/L添加 生産者情報 ヴァレンティーナ・パッサラックアはプーリア北部のアプリチェーナ近郊にあります。当主のヴァレンティーナさんはもともとロンドンで働いていましたが、2008年、出産を機に地元に戻り、自然とかかわれる仕事をしたいとワインづくりを始めました。 ワイン畑はアドリア海のガルガーノ国立公園の裾野の内陸部に3ヵ所点在し、常に風が吹き、降雨量も少ない乾燥した土地で、ビオ栽培にはとても適した地域です。また、このエリアは大理石の産地でもあり、名前の由来にもなっているCa(カルシウム)が豊富な土壌でもあります。彼女はこの良いワインを造れる環境を利用しない手はないと考えたのです。 また、気温が高く、アルコールが高くなり、重いワインができがちなプーリア、しかし彼女はそこを早めに収穫することにより(8月初旬より)低アルコールで、しかも酸味も残し、フルーティーで軽いタッチの飲みやすいワインを造り出しました。醸造はシンプルで、ナチュラルワインのメソッドに沿っています。 収穫は手摘み、2500Lのプラスティック桶で醸し、手で櫂入れ、その後ステンレスタンクまたはセメント槽にて発酵、熟成。亜硫酸は発酵後に極少量(5.5~13mg/L)添加。栽培は常に吹く風と乾燥のお陰で病害の発生は少なく、草生栽培で、手間をかけない農法でコストダウンを図っています。 畑の標高は150-200m。樹齢5~20年(主力は5年~8年の若木)。 エチケットは、Ca(カルシウムの元素記号)、40.08(カルシウムの原子量)、20(カルシウムの原子番号)を意味しています。
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ヴァレンティーナ・パッサラックア / ヌ リトロ オレンジ プーリア2022
¥3,960
SOLD OUT
生産者:ヴァレンティーナ・パッサラックア 産地:イタリア / プーリア タイプ:白(橙) 品種:ファランギーナ やさしいブラッドオレンジの風味がふわっと広がり、水のようにさらりと飲めます。 マセ4~5日 ステンレスタンク発酵、6ヵ月熟成 SO2は発酵後10mg/L添加 生産者情報 ヴァレンティーナ・パッサラックアはプーリア北部のアプリチェーナ近郊にあります。当主のヴァレンティーナさんはもともとロンドンで働いていましたが、2008年、出産を機に地元に戻り、自然とかかわれる仕事をしたいとワインづくりを始めました。 ワイン畑はアドリア海のガルガーノ国立公園の裾野の内陸部に3ヵ所点在し、常に風が吹き、降雨量も少ない乾燥した土地で、ビオ栽培にはとても適した地域です。また、このエリアは大理石の産地でもあり、名前の由来にもなっているCa(カルシウム)が豊富な土壌でもあります。彼女はこの良いワインを造れる環境を利用しない手はないと考えたのです。 また、気温が高く、アルコールが高くなり、重いワインができがちなプーリア、しかし彼女はそこを早めに収穫することにより(8月初旬より)低アルコールで、しかも酸味も残し、フルーティーで軽いタッチの飲みやすいワインを造り出しました。醸造はシンプルで、ナチュラルワインのメソッドに沿っています。 収穫は手摘み、2500Lのプラスティック桶で醸し、手で櫂入れ、その後ステンレスタンクまたはセメント槽にて発酵、熟成。亜硫酸は発酵後に極少量(5.5~13mg/L)添加。栽培は常に吹く風と乾燥のお陰で病害の発生は少なく、草生栽培で、手間をかけない農法でコストダウンを図っています。 畑の標高は150-200m。樹齢5~20年(主力は5年~8年の若木)。 エチケットは、Ca(カルシウムの元素記号)、40.08(カルシウムの原子量)、20(カルシウムの原子番号)を意味しています。
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レヌッツァ / ソーヴィニヨン2021
¥3,080
SOLD OUT
生産者:レヌッツァ 産地:イタリア / フリウリ タイプ:白 品種:ソーヴィニヨンブラン 淡い麦わらの色調。レモングラスやスパイス、オイリーなニュアンス。爽やかな一本です。 生産者情報 ウディネ中心部より東へ10km、スロヴェニアとその国境に沿う位置をとるプレポート。 この地で1900年代から農業・家畜業で生計を立てていたレヌッァァ家は、1954年より本格的にワイナリーとして歩み始めたたしかに主なパンパオロ・レヌッツァは、父より受け継いだ4.5haの畑とカンティーナから少量ずつボトル詰めを開始。 1990年頃より自然環境を重んじた農法へと移行を始めました。 現在は7haの畑より約50,000本をボトル詰め。 土地は鉄分をたくさん含んだ赤土から、小石やスケート、ポンカなど、様々な豊富な養分を含む土壌で構成されています。 畑では自然とのEquilibrio =調和・バランスをも大切にしており、あらゆる植物や生物が暮らす自然環境をそのまま残しつつ、ブドウ栽培を行っています。 農薬や化学肥、除草剤も一切使用せず、年に一度土壌を掘り起こす以外、全てを手作業。 収穫後は自然酵母で発酵を行い、酸化防止剤は熟成前と瓶詰め時に極少量だけ。 フィルターは極めて目の粗いものを使用する為の細かい枝などはそのまま瓶詰め。 赤に関してはフィルターを行こないボトル詰めします。 人間と自然環境の調和が育む果実をそもそも味わえるワイン造りを掲げ、地元プレポートの最高を伝えていく生産者です。
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ヴァルディソーレ / アルモニア 2021
¥5,280
SOLD OUT
生産者:ヴァルディソーレ 産地:イタリア / ピエモンテ タイプ:白(橙) 品種:アルネイス75%、モスカート・ビアンコ15%、ヴェルメンティーノ10% 香り:クリーミーで優しく柔和な雰囲気。爽やかなシトラス、スズラン、白蘭、サンザシの花と石灰が溶け合った香り。 味わい:みかんのようなキュッとした酸味とまろやかな果実味が織りなす上品で柔らかい味わい。 9月下旬に手作業でモスカートの収穫、その後にアルネイスとヴェルメンティーノを収穫。ステンレスタンクで自然酵母発酵。20日間マセラシオン。マセラシオンの後、ステンレスタンクでアッサンブラージュして8ヶ月間熟成。ノンフィルター。So2は瓶詰め前に極少量。「調和のとれたブレンドワインを作る」というジュゼッペ達の挑戦です。 アルモニア=ハーモニー 生産者情報 生産者情報 ヴァルディソーレは2015年に”ジュゼッペ・アマート”と”キリアキ・カリメリ”の二人が立ち上げた若きワイナリーです。ユネスコ世界遺産に登録されているランゲ、ロエロ、モンフェラートに位置する「コルネリアーノ・ダルバ」という人口2,100人ほどの小さな町のロエロ丘にあります。畑は全てロエロDOCGエリアに位置します。 ジュゼッペ達は元々ワイナリーの家系ではありませんでした。ジュゼッペは料理に魅了されており、料理教室に通うほど食に対する探求心を持っていました。そこで料理とワインのペアリングへの興味が強まりワインを学ぶようになりました。ソムリエ協会認定のソムリエ資格を取得した彼にはさらに強いワインへの情熱と探求心が芽生えました。それは実際に自分でワインを造ることでした。最初の葡萄畑はなんと中古品の販売に特化したオンラインサイトで購入したそうです。耕作放棄されボロボロになった0.5ヘクタールのネッビオーロの畑でした。このボロボロの畑でヴァルディソーレは極少ワイナリーとして産声を上げたのです。 パートナーのキリアキ(ギリシャ出身)は電子関係のエンジニアでしたが、ジュゼッペと同じくワインの世界に好奇心を持ちソムリエの資格を取りました。ヴァルディソーレが立ち上がる直前にジュゼッペと知り合い意気投合しました。 このような経緯から誕生したヴァルディソーレは「伝統的」という言葉とは対極に位置するワイナリーです。彼らはその強い探求心と情熱を持って、世界中の新旧様々な製法を学び、試し、進化をし続けています。ただ一つだけ揺るがない信条があります。「畑からカンティーナまでで、私たちのワインの唯一の原料は葡萄」ということです。言葉の通り彼らのワインには科学的な物は一切使用されない自然な方法を貫いています。 白葡萄をマセラシオンするワインを多く生み出しており、マセラシオンをするためには葡萄は完熟していること、畑での肥料は極力使用しない事を心掛けています。 栽培品種は「マルヴァジア・モスカータ」、「アルネイス」、「モスカート・ビアンコ」、そして「ネッビオーロ」です。聞きなれないマルヴァジア・モスカータはマルヴァジア系列の一つの品種です。アルネイスは昔はネッビオーロと混植して虫よけの役割があったらしく、彼らがネッビオーロだけの畑のつもりでオンライン購入した畑にも植えられていたそうです。彼らはこの偶然をアルネイスからの「挑戦」と捉え、抜くことはせずにワインにすることに決めました。モスカートは短いマセラシオンと8ヶ月間にも及ぶ長期のマセラシオンのワインも醸造しています。ピエモンテのみならずイタリアワインの「王様」と称されるバローロを生み出す黒葡萄品種「ネッビオーロ」はロエロの砂質土壌で育つ繊細な香りと滑らかさを併せ持つ格別なワインを生み出します。ネッビオーロは品種の特性もあり収穫は10月中旬以降と遅摘みになります。 ヴァルディソーレのワインの魅力はピエモンテの高いポテンシャルを備えた土着品種を用いて、大胆な醸造アプローチから生まれるアグレッシブで個性を引き出した味わいだと感じます。白葡萄はアロマティックな品種構成なので香りの強さが際立ち、自然な醸造によるエキス感に満ちています。再生されたネッビオーロは畑の方角や土壌の畑が加わりそれぞれの土壌の特徴によってボトルが分かれています。砂=Amos、太陽=Helios、エネルギー=Energiaが基本的なネッビオーロのワインであり、それぞれの個性が明確に分かれ、共通する妖艶な魅力を放っています。 若く型破りなジュゼッペ達のワインには果てしない可能性が広がっています。ピエモンテという偉大なワイン産地で彼らのような自由なワイン造りがどう進化していくのか非常に楽しみです。これからも思うままにワインを造り続けて欲しいと願っています。
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ヴァルディソーレ / ガイア 2021
¥5,280
SOLD OUT
生産者:ヴァルディソーレ 産地:イタリア / ピエモンテ タイプ:白(橙) 品種:マルヴァジア・ディ・カンディア 香り:熟れた柿、マンゴー、麝香、石のようねミネラル香。非常に華やかで香り高いエキゾチックな表情。 味わい:淡く沁み込むような上品な果実味。タンニンも程よく余韻が優しい非常にエレガントな質感。 9月上旬に手作業で収穫。ステンレスタンクで自然酵母発酵。2週間マセラシオン。7ヶ月間熟成。So2は瓶詰め前に極少量。エミリアでも使用されるアロマティックなマルヴァジアを使用したワイン。 ガイア=大地 生産者情報 ヴァルディソーレは2015年に”ジュゼッペ・アマート”と”キリアキ・カリメリ”の二人が立ち上げた若きワイナリーです。ユネスコ世界遺産に登録されているランゲ、ロエロ、モンフェラートに位置する「コルネリアーノ・ダルバ」という人口2,100人ほどの小さな町のロエロ丘にあります。畑は全てロエロDOCGエリアに位置します。 ジュゼッペ達は元々ワイナリーの家系ではありませんでした。ジュゼッペは料理に魅了されており、料理教室に通うほど食に対する探求心を持っていました。そこで料理とワインのペアリングへの興味が強まりワインを学ぶようになりました。ソムリエ協会認定のソムリエ資格を取得した彼にはさらに強いワインへの情熱と探求心が芽生えました。それは実際に自分でワインを造ることでした。最初の葡萄畑はなんと中古品の販売に特化したオンラインサイトで購入したそうです。耕作放棄されボロボロになった0.5ヘクタールのネッビオーロの畑でした。このボロボロの畑でヴァルディソーレは極少ワイナリーとして産声を上げたのです。 パートナーのキリアキ(ギリシャ出身)は電子関係のエンジニアでしたが、ジュゼッペと同じくワインの世界に好奇心を持ちソムリエの資格を取りました。ヴァルディソーレが立ち上がる直前にジュゼッペと知り合い意気投合しました。 このような経緯から誕生したヴァルディソーレは「伝統的」という言葉とは対極に位置するワイナリーです。彼らはその強い探求心と情熱を持って、世界中の新旧様々な製法を学び、試し、進化をし続けています。ただ一つだけ揺るがない信条があります。「畑からカンティーナまでで、私たちのワインの唯一の原料は葡萄」ということです。言葉の通り彼らのワインには科学的な物は一切使用されない自然な方法を貫いています。 白葡萄をマセラシオンするワインを多く生み出しており、マセラシオンをするためには葡萄は完熟していること、畑での肥料は極力使用しない事を心掛けています。 栽培品種は「マルヴァジア・モスカータ」、「アルネイス」、「モスカート・ビアンコ」、そして「ネッビオーロ」です。聞きなれないマルヴァジア・モスカータはマルヴァジア系列の一つの品種です。アルネイスは昔はネッビオーロと混植して虫よけの役割があったらしく、彼らがネッビオーロだけの畑のつもりでオンライン購入した畑にも植えられていたそうです。彼らはこの偶然をアルネイスからの「挑戦」と捉え、抜くことはせずにワインにすることに決めました。モスカートは短いマセラシオンと8ヶ月間にも及ぶ長期のマセラシオンのワインも醸造しています。ピエモンテのみならずイタリアワインの「王様」と称されるバローロを生み出す黒葡萄品種「ネッビオーロ」はロエロの砂質土壌で育つ繊細な香りと滑らかさを併せ持つ格別なワインを生み出します。ネッビオーロは品種の特性もあり収穫は10月中旬以降と遅摘みになります。 ヴァルディソーレのワインの魅力はピエモンテの高いポテンシャルを備えた土着品種を用いて、大胆な醸造アプローチから生まれるアグレッシブで個性を引き出した味わいだと感じます。白葡萄はアロマティックな品種構成なので香りの強さが際立ち、自然な醸造によるエキス感に満ちています。再生されたネッビオーロは畑の方角や土壌の畑が加わりそれぞれの土壌の特徴によってボトルが分かれています。砂=Amos、太陽=Helios、エネルギー=Energiaが基本的なネッビオーロのワインであり、それぞれの個性が明確に分かれ、共通する妖艶な魅力を放っています。 若く型破りなジュゼッペ達のワインには果てしない可能性が広がっています。ピエモンテという偉大なワイン産地で彼らのような自由なワイン造りがどう進化していくのか非常に楽しみです。これからも思うままにワインを造り続けて欲しいと願っています。
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タンカニカ / SOKISOKI
¥9,350
SOLD OUT
生産者:タンカニカ 産地:イタリア / シチリア タイプ:白 品種:ズィビッポ 香りはやはり華やかで躍動するようなズィビッボのそれがとても強く、香りだけだと甘口ワインのよう。味わいは昨年よりも背筋が伸びたような、しっかりとしたな酸を感じます。決してアフリカに近い場所で作っているとは思えない、綺麗な酸と余韻の伸びやかなワインです。 生産者情報 シチリア島から70kmほど離れたチュニジアとの丁度中間の位置に浮かぶ島、パンテッレリア。漁師の家に生まれたフランチェスコ・フェッレーリは、漁師ではなく、祖父が行っていた葡萄栽培に幼少期から興味を持ち、物心ついた時にはワイン造りに強い魅力を感じていました。高校卒業後約10年、ヨーロッパ各地でワインの造りの修行。2015年に地元へ戻り、代々管理されていた畑を継いで妻ニコレッタとカンティーナを立ち上げます。 一周80kmほどの小さな島パンテッレリアは、アフリカからのシロッコ(南から吹く強い熱風)を中心に、島国ならではの絶え間のない強い風が吹きつけ、冬は10℃、夏は50℃近くにもなる気温差、昼夜の寒暖差、そして気候の変動が物凄く厳しく激しい土地です。強い風と日差しから葡萄を守るため、地中を掘った穴の中に植樹するコンカと呼ばれる伝統的な農法で、基本的な仕立ては地面スレスレの位置に葡萄が生る低いアルベレッロ。一つ一つの葡萄樹のケアに相当な労力を必要とします。また、全ての葡萄樹の樹齢が全体的に古く(40~100歳)結実する実も少ない事から、収穫量はおのずと少なく、ワインに出来るのは多くて年間6000本ほど。自分の好みのワインを作ため自然と共存し、真っ直ぐでシンプルなナチュラルワインを造ります。
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セーテ / キャプテン・ミャウ2022
¥4,290
SOLD OUT
生産者:セーテ 産地:イタリア / ラッツィオ タイプ:白(橙) 品質:マルヴァジア・プンティナータ、トレッビアーノ、オットネーゼ オレンジの爽やかなニュアンスとラ・フランス的な穏やかな果実香。そこにシルト土壌の石灰感が溶け込んだ感じです。不思議な一体感。フレッシュでセーテらしいワイドな酸味を感じますが他のワインに比べてバランスが良く整った落ち着いた美味しさ。ラベルのキャプテン猫さんのような凛々しさを感じます。マリンスタイルのフレッシュさと飲みやすさ。ニャー! 2段階に分けて収穫。まずは8月末に収穫し、1晩マセラシオン。次に9が月中旬に収穫し、20日間マセラシオン。水力圧搾機で圧搾。ブレンドし、ガラス繊維タンクで熟成。 かつて、軍艦には船員に世話をされる「船乗り猫」がいました。猫たちはネズミなどを狩るために乗船し、パスポートまで付与されていました。パスポートには猫たちの肉球によるサインも載っていました。 2つの異なる醸造方法がワインに2重の印象を与えています。第一印象はフレッシュで風味豊か、そして次に調和と安定を感じます。 生産者情報 ローマから南に100kmに位置する町プリヴェルノ。ローマとナポリのちょうど中間、海と山の間に位置するこの小さな町で、限りなく自由で自然なワインを造る若き造り手がセーテです。2013年に始動したセーテはレ・コステで仕事経験のあるリーダーのエミリアーノと、友人のアルカンジェロ、そして紅一点のマルティーナの3名で構成されています。セーテはプリヴェルノの町と自然を心から愛し、その郷土愛、再生と発展を目指す情熱、そして共にセーテというプロジェクトに関わる3人の強い友情から生まれたワイナリーだという事です。まだ30歳前後の彼等からは青春を謳歌するような瑞々しさと輝きを感じます。そしてそれらがエネルギーとなり、自然で極上の飲み心地を持つ彼らのワインに映し出され、まるで青春の輝きのようなまばゆい魅力を持ったナチュラルなワインです。これが初めて彼等に会い、ワインを飲んで感じた率直な感想でした。 彼らの町プリヴェルノはレピニ山脈が近く、周りを山に囲まれています。畑はアマセーノ川の谷にあり、葡萄も少ないながらも昔から栽培されており、畑は多数存在していましたが、うまく代替わりできずに多くの手入れ無しの畑が残されていきました。中には樹齢の高い貴重な樹もあり、セーテはこの残された畑や自然などを、ワイン造りを基に再生させることを主な目的とした、農業・社会・文化的なプロジェクトとして活動を開始します。 リーダーのエミリアーノは2010~2012年の3年間ラツィオのナチュラルワインの象徴とも言える先駆者グラードリの"レ・コステ"のジャン・マルコ氏の下で働きます。レ・コステでの経験は非常に濃密でした。レ・コステを退職し、これからの自分の生き方を考えていました。 そんな中、町のパブで飲んでいる時に現メンバー、アルカンジェロ&マルティーナと出会います。 出会いの場所はパブ。なんども酒を酌み交わし、エミリアーノの影響からアルカンジェロ達もナチュラルなワインに自然と魅了されていきます。そしていつしか共通の夢を思い描くようになります。 "3人でこの町でワインを造り、畑や自然の再生と発展を目指す"、という目標が生まれました。まるでバンドのような熱い展開。 畑やワイン醸造の経験があるエミリアーノを中心に、親族や知り合いの小さな畑を借りて彼らのプロジェクトが2013年からスタートします。2017年から醸造したワインの販売も始まり、ワイン業界にデビュー。 このエリアは多量の赤土を含有しているのも特徴で、赤土は柔らかくほぐれやすく、根が張りやすい ため地中深くまで届きます。そしてここの土には多量のケイ素を含んでおり、存在感のあるミネラル に大きく影響しています。 親族や知人から借用している畑は、農薬などが使用されていない健全な畑でした。 仕立ては主にぺルゴラ仕立てで少し背が高い仕立てになっており、葡萄の樹と一緒に様々な果樹が 植えられています。樹齢の高いピエドフランクの樹もあります。フィロキセラは根の張りがまだ浅 い若い根を好み、地表8~9cmに付着し活動と繁殖を行い養分を吸い取ります。彼らの畑の一部は赤 土のおかげで根が地中深くに伸びる事によりフィロキセラ菌の被害を免れた貴重な樹なのです。 ビオディナミにも関心があり、導入も検討していますが、あくまで自分達のエリアの特性、状況をみ てそれらの為になる仕事を第一に考えています。畑の作業は主にアルカンジェロが責任を持って行っ ています。 彼らの醸造はSo2、酵母、砂糖、温度管理、フィルターなどは一切行いません。 まずは健全な葡萄を用いる事、そしてカンティーナと醸造器具、移し替えやボトリングのホースなどに至る全ての徹底的な洗浄を行う衛生管理が大切なのだとエミリアーノは言います。 ワインの味わいはとにかく軽やか。それでいて口の中をただ通り過ぎる軽さではなく明確な"味"と"旨味"があります。 通常9~10月の雨が非常に多いエリアなので8月末には収穫、そのため糖度は高く上がらないのがエリアの特徴としてあります。 エミリアーノはプリヴェルノを「偉大なワインは生み出せないエリアかもしれない」と言いますが、「でもここで仕事を始められた事は逆に幸運だった」と言います。それは彼らの好きなワインが優しく軽く美味しくあることだったからです。 この地域のテロワールに逆らうのではなくシンプルにプリヴェルノの"軽い"という特性を追求するワイン造りに集中しています。 極上の飲み心地と表現できる彼らのワインはイタリアに於いて希少なタイプのワインだと断言します。 まさに"SETE"="渇き"というワイナリー名通りに飲み手の渇きを存分に癒してくれるワインです。 彼らのワインのラベルもまた魅力的です。 エミリアーノの友人のデザイナーが各ワインに合わせて描き、それをエミリアーノの兄イバンノがグラフィックで加工しています。
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レ・ヴェルツーレ / ナトゥラルメンテ・ビアンコ 2022
¥4,290
SOLD OUT
生産者:レ・ヴェルツーレ 産地:イタリア / トスカーナ タイプ:白 品種:トレッビアーノ 香り:レモンをベースに石灰、ミネラル、樹脂、ほんのりと青リンゴを感じる清涼感に満ちた自然な香り。 味わい:フレッシュでイキイキとした、余韻に、オイリーなコク。アーモンド、蜜のじんわり余韻。 青灰色の粘土と鮮新世時代の海洋性堆積物の混合粘土質の畑。仕立てはグイヨ。9月初旬に手摘みで収穫。ステンレスタンクで25日間自然酵母で発酵。ステンレスタンクで4ヶ月、ビン内で最低3ヶ月熟成。"ナトゥラルメンテ"という名前はシンプルでそのまま、というこのワインのキャラクターが由来です。 生産者情報 トスカーナ州シエナ県にあるヴァル・ドルチャとヴァル・ディ・メルセの丘の間に位置する2004年設立のワイナリー。 彼らが所有する土地自体は1800年代に耕作されていました。地中海特有の森や、クレーヴォレ川、クレヴォローネ川、オンブローネ川の3つの川に囲まれた肥沃な土地です。 レ・ヴェルツーレは「緑と植物が豊かなこと」を意味し、その名は200年以上に渡って保たれ続けてきました。もともとイノシシとシカが住んでいた汚れの無い土地に羊の牧場が作られ、そして歴史と自然に溢れたこの地を、2004年にアントネッラとルイージ・バルバンの夢をかなえるのに完璧な場所として選びました。 所有する土地はコルクガシや落葉樹の森に囲まれ、2005年オリーブオイル畑を開墾、2007年には「サンジョヴェーゼ・グロッソ」を植樹。そして2013年にはこの土地に結び付いた白葡萄品種「トレッビアーノ」と「マルヴァジア」を植樹しました。サンジョヴェーゼはコルドーネ・スペロナート、白葡萄はグイヨ仕立てです。 サンジョヴェーゼの畑の方角は北から南に渡っており、1本の道で2つに分かれています。標高が高い側は土壌の性質のおかげで標高が低い側の畑より10日程度早く、9月末から10月初めに葡萄が熟します。標高が低い方の畑は、川から来る夜間の涼しい風のため、10月中旬に収穫します。 レ・ヴェルツーレは土地と伝統に深い敬意を示しながら葡萄とオリーブを栽培する「森に囲まれたオアシス」です。近隣には農薬を散布する生産者などは存在しない純粋な自然な環境が確立されています。美味しいワインは土地とそれを耕す人の関係から生まれる産物であるという理念を持ち、必ず敬意をもって土地と向き合っています。 彼らは強い特徴を持ったこの土地の守り人であり、毎日土地の全ての要素に大きな注意を払い、そこから誕生するワインは葡萄を育んだ土地の独自性と強いアイデンティティーを最大限表現しています。土地とその産物に敬意を払うというのは自然のサイクルを壊さない事を意味します。化学物質や除草剤は一切使わず、緑肥の使用とビオディナミ農法のような軽い介入しか行いません。 醸造は5000ℓの大きな開放木樽で行います。一部はテッラコッタの壺で醸造します。温度管理はせず、葡萄の皮についた野生酵母のみを使用します。アルコール発酵とマロラティック発酵が終わったら、ワインによって12-36ヶ月熟成させます。彼らの全てのワインはノンフィルターです。 ワイン造りという冒険を始めたとき、農地は大幅な整備と再建を必要としていました。土地の形態学を学び、それを彼らの哲学と融合させながら、土地の中に最適な介入方法を探していました。そうしてビオロジック農法、やがてビオディナミ農法を採用することに決めたのです。彼らは絶えず技術とビオディナミ農法の研究をし、葡萄が複雑味を増すようにしています。 自然に囲まれたオアシスのようなレ・ヴェルツーレの畑は、彼らの計り知れない探求心、向上心、妥協を知らない取り組みにより凄まじいポテンシャルを備えました。その畑で採れた葡萄そのままの可能性を最大限に引き出す自然な醸造が合わさり、極上のワインへと昇華されています。 彼らは「土地は誠実で感謝を忘れないパートナーです。強い植物と、唯一無二の香りと味を発揮しうる健康な葡萄という形で、毎日私たちに応えてくれます。それは私たちの仕事に対する最大限の報酬です。」と語りました。
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カッシーナ・タヴィン / ビアンカ 2021
¥3,960
SOLD OUT
生産者:カッシーナ・タヴィン 産地:ピエモンテ/イタリア タイプ:白 品種:シャルドネ45%、ヴェルメンティーノ25%、コルテーゼ25%、モスカート5% 色は少しオレンジがかった黄金色。干し杏子、黄桃の様な甘みと酸味、マセ由来の皮の渋み、辛口で余韻も長い。2021年はシャルドネが加わり、より厚みが増した感じです。マセ7日、ルモンタージュ無し、ノンフィルター、SO2無添加。 生産者情報 アスティの北部バッソモンフェラート、スクルツォレンゴ村は人口600人程の小さな村です。古くよりピエモンテ名産のノッチョーラ(ヘーゼルナッツ)や野菜、ブドウ栽培が盛んな農村です。オッターヴィオ・ヴェッルーア氏は、祖父より続く家と僅かな畑を受け継ぎ、ブドウとノッチョーラの畑を軸に農業の道を継ぎました。そして独学ながら、周りの仲間と共に少しずつ自分たちの飲む為のワインを造り始めます。1990年代に入り、それまでのダミジャーナでの販売を減らし、徐々にボトル詰めを始め、カッシーナ・タヴィンとしてスタートします。現在は娘のナディアさんが中心となり、6haある畑より年間約20,000本ほどのワインを生産しています。土着品種であるルケを中心に、グリニョリーノとバルベーラ、スラリーナを栽培。畑の標高は320m、石灰質の土壌で、きれいな酸とミネラルのバランスの良いブドウが出来るエリアです。畑では農薬や化学肥料は一切使用せず、銅の使用も必要最低限です。醸造は自然酵母での発酵、伝統的なマセレーションを行い、最低6~10ヶ月、それぞれの必要期間の熟成を行います。基本的には酸化防止剤無添加での醸造を目指しており、危うそうな時のみ少量使用します。地元で受け継がれてきた品種を守り、スクルツォレンゴの歴史を繋ぎ、そしてナチュラルワインの新しい未来を目指して進むカッシーナ・タヴィン、毎年毎年チャレンジ精神旺盛で楽しみなワイン達です。
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カルーシン / カーリカラーズィノ2021
¥3,740
SOLD OUT
生産者:カルーシン 産地:イタリア / ピエモンテ タイプ:白 品種:カーリカ・ラーズィノ、コルテーゼ、ファボリータ、ソーヴィニョン・ブラン 薄めの黄金色、華やかな野花や蜜の香り、つややかな果実味、余韻に香ばしいクッキー香、(少し豆 要素があるので、現時点では当日飲みきりがおすすめです。)、内容充実のカルーシン的ハウスワイン白!! 生産者情報 1927年アスティ県モンフェッラートで創業した農場。近くの町の名前にちなんでワイナリーをCarussin カルーシンと名付けた。当初4haからスタートした農場はいまでは10haを超え、ワイン以外にもビール用の麦やりんごなどの果樹、家畜も育て、複合的な農業を展開している。 1962年生まれのブルーナから、現在は息子のルカとマッテオが受け継ぎ、雰囲気のいいチームを作り上げている。 農薬は1984年以来使われておらず、現在はビオディナミの手法を取り入れて畑の手入れをしている。ロバとともに耕作。 剪定は Marco Simonit の教えを受け実践。
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マラウーヴァ / マラウーヴァ ビアンコ 2020
¥4,290
SOLD OUT
生産者:マラウーヴァ 産地:イタリア / ウンブリア タイプ:白 品種:プロカニコ・ドゥルペッジョ プロカニコ主体にドゥルペッジョという葡萄を加えています。ステンレスタンクにて3日間ほどのマセレーションを行い、別のステンレスタンクにて熟成を行います。ワインは非常に穏やかで土地の養分的なニュアンスや森林の湿度のある複雑な香りも感じます。旨味の凝縮度は強いのに、心地よく流れていく味わいは良質な酸を感じさせます。とにかく旨味の粒がたくさん詰まった液体の為、抜栓後の変化がとても楽しく、私が入荷後開けたボトルは抜栓後5日間は良く伸びてくれるワインでした(ボトルによる個体差、あるいは状況によって異なります)まだまだ始まったばかりの生産者とは思えない程の安定感のある高いポテンシャルを感じる白ワインです。 生産者情報 トリノ出身のエリーサとローマ出身のジョヴァンニ、それぞれ違った目標の為、学んでいたスペインの大学で出会ったところからMALAUVAの物語が始まりました。学業を通し惹かれ合った二人は、大学卒業後、共に世界を回る旅に出る事にしました。世界各地を旅する中、多くの自然に触れ、イタリアに戻った頃には、国内のまだ見ぬ土地や自然の奥深さに興味惹かれ、今度はイタリアを知る為に旅を始めます。ボランティア協会を通じ、農家で無給で労働力を提供する対価として、寝床と食事、そして農業の経験を貰うという生活を始める様になりました。そんな生活を数年送る中、彼らの中で農業という生き方がとてつもなく大きな存在になっていきました。自然から生まれるモノで自分たちの手で何かを造りたい、そんな目標をしっかりと掲げた二人は、農業で多くの経験を積んだオルビエートやボルセーナ湖近郊で農園を探し始めます。そして2017年、ボルセーナから数キロ北へ進んだ、ウンブリアとの州境を少し超えたところにある小さな町カステル・ジョルジョ近郊の山の農場を購入し、自然農園・マラウーヴァを立ち上げました。 カステル・ジョルジョは人口2000人程の田舎町、イタリアの中では田舎町というにはやや大きな規模かもしれませんが、歴史ある古い建造物が立ち並び、穏やかで静かな時が流れる町です。マラウーヴァは、そこから数キロ離れた小高い山の中腹に6haの土地を所有しています。その内、1.5haが葡萄畑、1haがオリーヴ畑、2haにクルミとサクランボが植えられ、残りの土地に家と菜園があります。数年前から放棄されていた畑には、樹齢30年ほどのプロカニコやサンジョベーゼが生き残っており、徐々に整備を進め2018年には最初の収穫を迎えることが出来ました。彼らの畑は、全体的に火山性土壌が多くみられ、細かい砂質がメインとなります。その為、マグネシウムやカリウムが豊富で、綺麗なミネラル感と旨味の詰まった葡萄が生まれます。地表が肥沃では無い為、地深く根を伸ばす葡萄樹にとってこの上ない好条件の土壌です。畑では、農薬や化学肥料、除草剤は一切使用せず、極少量の銅と硫黄の散布のみを行います。しかし、年々その散布量は減らすよう努力しているそうです。 9月~10月頃、糖度が18度以上になったところで、丁寧に収穫を行います。全て手作業で収穫され、自然酵母にて発酵を開始します。白は3日間、赤は3~4週間ほどのマセレーションを行い圧搾。3月頃までステンレスタンクにて熟成し瓶詰めを行います。醸造でも酵母や亜硫酸等の酸化防止剤を含む、人為的な添加物は一切使用せず、フィルターもなども一切使用しません。瓶詰め後は約半年ほどのボトル熟成を経てリリースされます。
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クレアルト / アニメ2021
¥4,400
SOLD OUT
生産者:クレアルト 産地:イタリア / ピエモンテ タイプ:白(オレンジ) 品種:バラトゥチャット バラトゥチャット(Baratuciat)は、数年前にトリノ大学によって再発見された古代品種。バラトゥチャットは数年前にトリノ大学によって発見された古代品種です。とても暑い年でも自然な酸味、そして病気にも比較的強い品種であり無農薬栽培を行う彼らと相性の良い品種です。ステンレスタンクで自然酵母による発酵、マセラシオンは葡萄の半分だけ7日間行います。ステンレスタンクで1年間熟成。果皮を使用しなければこの品種の複雑味のあるポテンシャルを引き出せないと考えていたそうですが、強すぎず、長すぎないマセラシオンを行いました。Anime(魂)という名の由来は、ワインにも魂が宿っているというルイージとエレオノーラの想いから名付けられました。 生産者情報 ジェノアで鉄道のエンジニアとして働いていたルイージとその妻エレオノーラの2人が、バルべーラ種の生まれ故郷でもあるモンフェラートの美しい景観と素晴らしいワインに出会い、魅了されて移住を決意。2008年に後継ぎが居らず存続が困難になっていたクアレッロという古いワイナリーから5haの畑を購入します。 1900年に建てられたワイナリーを改装し、同じくジェノア出身の料理人アンドレアとエリサと共に、ワイン造りとアグリツーリズモを共有するワイナリー「クレアルト」を立ち上げました。 標高350m、カンティーナの真下の斜面に彼等の畑があります。 石灰粘土質、南向きの日あたりの良い丘陵の斜面に位置するお陰で、昼夜の寒暖の差がしっかりあり、朝方霜が降りていてもすぐに溶けます。バローロにも負けない日照条件です。 ブドウの熟度が非常にあがりやすくブドウにしっかりとした果実味をもたらします。 クアレッロから引き継いだ畑には樹齢60年以上のグリニョリーノとバルべーラの樹があり、以前から農薬に害されていない素晴らしい物でした。グリニョリーノはモンフェラートが発祥とされるピエモンテの土着品種で、彼等のワインの中でも特に個性的で輝きを放っています。 彼等の畑仕事は、美しい景観を守りその土地の自然なワインを造るという考えにより、一部ビオディナミを取り入れた無農薬で行われています。 土にはビオディナミ調剤、緑肥はアブラナ科植物とマメ科植物を用いた自然な物を使用し、元気のある土地と植物達を生かす自然のサイクルが保たれ、ブドウの樹自体の病気などに対する耐久性を強くしています。
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テッレディピエトラ / クエルチャ ラボリオーザ 2020
¥3,850
SOLD OUT
生産者:テッレディピエトラ 産地:イタリア / ヴェネト タイプ:白 品種:ガルガーネガ ステンレスタンクにて発酵・熟成、自然な澱下げ、トラバーゼにて大まかな澱を取り除きますので、フィルターろ過は行いません。亜硫酸の添加は樽の移し替えの時1回のみで15mg/Lの添加で、分析値の総亜硫酸量は20mg/L程です。マセレーションもしていませんので、口当たりは非常に優しく柔らかく、口の中ですんなりスムーズに馴染んでいく印象は例年通りのクエルチャラボリオーザです。 生産者情報 イタリア最大の湖・ガルダ湖にほど近い、ヴェネトの主要都市ヴェローナから車で数10分の所にある町、サンマルティーノ・ブオン・アルベルゴにあるカンティーナです。イタリアでは今や、バローロ・バルバレスコ、ブルネッロ等と肩を並べる程、知名度と評価の高いワイン、アマローネ・デッラ・ヴァルポリチェッラを生む、国内有数のワイン生産地です。テッレディピエトラの当主・クリスティアーノは、ヴァルポリチェッラというワインの商業化に疑問を持ち、本来のこの土地に根付いた葡萄の素晴らしさと、この土地が生み出す葡萄の親しみ易さを表現したワイン造りを志しています。本格的に葡萄栽培を始めた2004年当初から、畑では農薬や化学肥料は一切使用しておらず、醸造でも自然酵母のみで発酵を行ってきました。2015年からは、亜硫酸の添加を極力抑え、一部ワインで亜硫酸無添加を試す等、自分達の土地の葡萄の素晴らしさを100%感じてもらえる味わいを求め、試行錯誤を行ってきました。 彼らのワイン造りには、よりナチュラルな心地よさを持ったワインという目標の他に、もう一つ大切な事がありました。それは土着品種への着目・原点回帰です。この土地でしか生まれない個性があり、この土地で長い年月をかけて育て守られてきたのにも関わらず、モリナーラ・コルヴィーナ・ロンディネッラといった土着の黒葡萄に対する評価と感心が著しく低下し、DOCヴァルポリチェッラに一部を入れなくても良いという規定が出来てしまうほどでした。クリスティアーノは自らが育てたモリナーラ・コルヴィーナをそれぞれ単一で醸造する事で、この葡萄への理解と、素晴らしい可能性を秘めているという事を伝えていきます。彼が作るワインは、彼らの地元の人が自分達の土地と品種の偉大さを感じ、他の国の人たちが彼らの日常を感じる、多くの感動が詰まっているのに、その奥には素晴らしい日常が詰まっている、そんなワインの様に思います。
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テヌータ・ベルヴェデーレ / ウナ・スコペルタピノグリージョ2020
¥4,400
SOLD OUT
生産者:テヌータ・ベルヴェデーレ 産地:イタリア / ロンバルディア タイプ:白 品種:ピノグリージョ 白いプラム、洋ナシ、グレープフルーツのニュアンスにコキアの花の香り。前菜、キッシュ、ナンプラーのパスタ、貝類、寿司などと相性がよい。トマトとの相性は抜群。” Una scoperta”(発見)は思 いもよらないピノ・グリージョから名付けた。 平均樹齢約20年。石灰粘土質土壌、北西向き、標高260mの畑。手摘収穫。除梗後8時間マセラシオンしてソフトプレス。ステンレスタンクで マロラクティック、アルコール発酵。75%をステンレスタンク、25%をクレイバー(400L)で10か月熟成。無清澄、無濾過。滓引きして瓶詰め後6ヶ月熟成を行う。淡い黄バラの色で光に透かすとピノ・グリージョの実の色を思わせる。 生産者情報 テヌータ・ベルヴェデレは、ロンバルディア州南西部のパヴィアから南へ約35キロ、モンテカルヴォ・ヴェルシッジャ村にある小さな家族経営のワイナリー。ベルヴェデレは、かつて村の自治体の一部であったことからこの名前が付けられ、同時にサルキ・パストゥレンツィ家が19世紀後半に購入しブドウ栽培を始めたドメーヌの名前でもある。 初めは、家族や友人のためのワイン造りをしていたが、時を経て単に情熱だったものが、プロの仕事へと移り変わった。第二次世界大戦後、農場のワイン生産に転機をもたらしたのはマリオ・パストゥレンツィ。高品質の製品を作ることを目標に、土地の所有権はゆっくりと拡大され、古いブドウ畑は何度も植え替えられた。 マリオの死後、2004年には妻のマリア・ルイサ・サルキが農場を管理。30代のジャンルーカ・カブリーニはマリア・ルイサの孫娘フェデリカと結婚して家族の一員となった。ジャンルーカは2013年に長年勤めていた自動車業界を離れ、ワイン造り、そしてこの土地への情熱に専念することを決意し、現在に至る。 現当主ジャンルーカは、地元の伝統に属するブドウ品種だけを生産。その品種はライン・リースリング(リースリング・レナーノ)、リースリング・イタリコ(ヴェルシュリースリング)、ピノ・グリージョ、そして赤ワインのクロアティーナ(ボナルダ)、バルベーラ、ウーヴァ・ラーラ、ピノ・ネロ。国際品種を含むが、それも1850年からこの地に植えられ、土地の条件に完全に適応している。クロアティーナはドルチェットに似た特徴を持っており、フルーティーで色が濃く、タンニンが穏やかで瓶内熟成に適したワインができる。
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レ・クアットロ・ヴォルテ / ビファロ・ビアンコ
¥3,960
SOLD OUT
生産者:レ・クアットロ・ヴォルテ 産地:イタリア / カラブリア タイプ:橙 品種:マントニコ20%・マルヴァジア80%
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ルカ ベヴィラクーア / スーパーホワイト 2020
¥3,960
SOLD OUT
生産者:ルカ ベヴィラクーア 産地:イタリア / アブルッツォ タイプ:白 品種:トレッビアーノ主体 アルコール9.5%のグビグビ系トレッビアーノです。低アルコールだからと言って早摘みではありませんので、果実味もきちんと豊かさがあり、非常に心地よい酸が広がるワインです。 ただ開栓後は翌日には豆のニュアンス出てきます。しかし気付くとグラスが空になってしまう様な気持ちの良いワインですので、この暑い季節にピッタリな味わいで楽しんでいただけると思います。 生産者情報 アブルッツォ・キエーティ県アテッサにあるカンティーナです。地元出身のルカは、イタリア国内をはじめイギリス、スイスなどでソムリエ・ワイン関連の企画などに携わっていました。多くの経験を積んだ後、地元アブルッツォに戻り、地元のレストランでソムリエとして働き始めます。その後、結婚を期にそれまでの経験と知識、そして彼の家が所有する葡萄畑、色々なものが重なり、自然とワイナリーを作りたいという想いが生まれ、2006年頃から仕事の傍らお父さんから引き継いだ葡萄畑の手入れを始めてきました。この畑はルカのお爺ちゃんの代から家族用のワインを作る為に長年守られてきたもので、ワインとして販売するのではなく、豊作の年には葡萄のまま協同組合へ販売していたそうです。 彼の畑は標高1800mのマイエッラ山の麓、海抜150~300mの豊かな自然の中にあります。夏の暑い季節には約15km先にあるアドリア海からの空気を多く含んだ海風が葡萄畑に優しく注ぎ込み、夜には山からの乾燥した涼しい風が、蓄積した湿気を取り除いてくれます。また近くを流れるサングロ川が、多くの生物の生態系を守り、葡萄やその他の植物達の生命と成長を見守っています。葡萄畑の周りには、オリーヴや桃、小麦なども栽培しており、この混合栽培をする事で植物動詞の生命力を高め合い、総合的な自然環境を強くしていく事を大切にしています。土壌は粘土や小石、細かい石灰岩が主体で、畑によって生まれ持つ個性の違う葡萄をどのように自然な流れでワインへと成長させるのかが、彼のワイン造りの肝と言えます。農薬や化学肥料は一切使用せず、一本一本の樹に目を配り、まるで自分の子供の様に大切に育てていく事を信念としています。 醸造ではお爺ちゃんから伝わる自家消費用ワインの作り方を基に、自分がこれまで携わり経験してきた事をプラスし、地元の葡萄の個性を生かした、【自然なテーブルワイン】を目指しています。自然酵母のみでゆっくりと発酵を開始。発酵・熟成にはステンレスタンクやグラスファイバータンクを使用します。発酵開始時のアプローチ、皮と果汁の接触はそれぞれの葡萄によって異なり、味わいのバランスを一番引き出せるであろう方法を取っています。冬の間熟成したワインは翌年春にボトリングされ、リリースまでの全ての工程で濾過・亜硫酸の添加は一切行いません。
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アンドレア・チェルヴィーニ / ポッジョ・ビアンコ マルヴァジア
¥6,050
SOLD OUT
生産者:アンドレア・チェルヴィーニ 産地:イタリア / エミリア・ロマーニャ タイプ:オレンジ 品種:マルヴァジア・ディ・カンディア・アロマティカ 超熟した黄桃やアプリコットのアロマとカラメルが合わさったような甘くビターな熟成したアロマ。ジンジャーやドライハーブなどの複雑さもたっぷりと詰まっています。 エレガントなのに豊潤さを保った鮮烈で溢れるような香り。 たっぷりの果実味の中に果皮のアグレッシブな旨味がビシビシと感じられる強烈な味わい。 カンディア種の強いタンニンを感じますが、果実のたくましさのおかげで気になりません。 飲み手を導くような雄大な美味しさ。 生産者情報 アンドレア・チェルヴィーニはトレッビア川の入口付近、トラーヴォの町でアグリツーリズモ"イルポッジョ”と共にワイ ナリーを構えています。アンドレアは13歳の頃から叔父の経営するこの農場を手伝い始め、葡萄栽培とワイン造りに親しんできました。収穫された葡萄はほとんどがそのまま売られ、僅かにダミジャーナで醸造したワインは友人や知人に 量り売りしていました。 La stoppaとDinavoloのワインを造る同じエミリアの醸造家 "ジュリオ・アルマーニ"との出会いで、アンドレアは自然派ワインへの情熱に火が付き、自分達の葡萄を自分達のワインとして 醸造すると決心したのです。2000年代初頭には、極少だったブドウ畑を、総面積4ヘクタールにまで拡張しました。アンドレア ・チェルヴィーニとしての最初のボトリングは2006年VT。ナチュラルで個性的なワインは様々なテイスティングの場で評価を受ける形となりました。 栽培品種はこのエリアの古典的な品種達で、白葡萄のマルヴァジア・ディ・カンディア、黒葡萄はバルべーラ、ボナ ルダを栽培。畑は粘土質と石灰質で構成されており、標高は200m。ヴァル・トレッビア地区に位置しています。 硫黄と銅を必要な時に使用する以外は無農薬で栽培。所有している葡萄の樹の中には樹齢40年以上の樹もあります。 醸造は自然酵母での発酵、そして出来り限りSo2は抑えられています。彼の醸造の中で大きなポイントとなるのがとてつもなく長いマセラシオンにあります。アンドレアは、赤と白の両方のワインに対して、長期マセラシオンを行う事によって、完全で寛大なワインにしたいという考えを持っています。
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カルーシン / トラ・ラルトロ 2019
¥3,850
SOLD OUT
生産者:カルーシン 産地:イタリア / ピエモンテ タイプ:白 品種:モスカート80%・コルテーゼ20% にごりのある薄黄緑色。 生き生きとしたガス、カモミールや蜜を想わせるフレッシュで華やかなアロマ。 すっきりした果実味と余韻。 ラベルの通り魚介類などと合わせてどうぞ! tra l'Altro = between others 赤ワインが多いラインナップの中で異色のという意味合い。 生産者情報 1927年アスティ県モンフェッラートで創業した農場。近くの町の名前にちなんでワイナリーをCarussin カルーシンと名付けた。当初4haからスタートした農場はいまでは10haを超え、ワイン以外にもビール用の麦やりんごなどの果樹、家畜も育て、複合的な農業を展開している。 1962年生まれのブルーナから、現在は息子のルカとマッテオが受け継ぎ、雰囲気のいいチームを作り上げている。 農薬は1984年以来使われておらず、現在はビオディナミの手法を取り入れて畑の手入れをしている。ロバとともに耕作。 剪定は Marco Simonit の教えを受け実践。
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セーテ / アリメント
¥5,280
SOLD OUT
生産者:セーテ 産地:イタリア / ラツィオ タイプ:白 品種:オットネーゼ パイン、パッションフルーツ、ジャスミンの南国アロマ。甘やかなフルーツの詰まった果実味。ほのかなタンニンとレモンの余韻。 So2無添加。どんな料理にも合う無敵ワイン。 生産者情報 ローマから南に100kmに位置する町プリヴェルノ。ローマとナポリのちょうど中間、海と山の間に位置するこの小さな町で、限りなく自由で自然なワインを造る若き造り手がセーテです。2013年に始動したセーテはレ・コステで仕事経験のあるリーダーのエミリアーノと、友人のアルカンジェロ、そして紅一点のマルティーナの3名で構成されています。セーテはプリヴェルノの町と自然を心から愛し、その郷土愛、再生と発展を目指す情熱、そして共にセーテというプロジェクトに関わる3人の強い友情から生まれたワイナリーだという事です。まだ30歳前後の彼等からは青春を謳歌するような瑞々しさと輝きを感じます。そしてそれらがエネルギーとなり、自然で極上の飲み心地を持つ彼らのワインに映し出され、まるで青春の輝きのようなまばゆい魅力を持ったナチュラルなワインです。
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カラクリスティ ダニエーレ / メッツォサングエ 2019
¥3,960
SOLD OUT
生産者:カラクリスティ ダニエーレ 産地:イタリア / トレンティーノアルトアディジェ タイプ:白 品種:ピノグリージョ 開けたては大根おろしの様な辛さがあり地味な味わいですが、後からジワジワとリンゴの果実味が広がってきます。ふつふつと沸き立つように開いてくるニュアンスは、自然酵母でのゆっくりとした発酵が生み出す産物。柔らかくて素晴らしい余韻です。ダニエーレの人間性がそのまま表れているかのようなピノグリージョです。Mezzo=半分。Sangue=血液。白ブドウだけど黒葡萄の血を宿した葡萄という意味。 生産者情報 トレントの中心地から北に5km程離れた場所にある小さなカンティーナです。周りはヴェローナから続く素晴らしい景観のアディジェ渓谷の山々が取り囲み、綺麗な空気と澄んだ水のアディジェ川がとても素晴らしい土地です。当主ダニエーレ・カラクリスティはまだ27歳という若さ。元々は彼の父パオロと叔父リーノが家庭菜園・趣味の範囲で始めたブドウ畑でした。休むよりも働く事が好きだった彼らはどんどん畑を拡大し、数年で3.5haという趣味と呼ぶにはかなり広大な畑となりました。自分達家族で飲む分のワイン以外は全て葡萄のまま地元のコペラティーヴォに販売していたそう。本当に働く事が好きだった父と叔父でしたが二人とも若くして病に倒れ、農業学校卒業後葡萄の研究者として働いていた息子ダニエーレが、彼らの意思を引き継ぎ2015年から仕事の傍らで畑を管理するようになりました。 3.5haの葡萄畑は、トレントの北にあるダニエーレの家の周りに広がっています。海抜は200m。渓谷特有の寒暖差ある気候で、朝から昼にかけては十分な日照量と適度な湿度をもたらし、午後から夕暮れにかけて南のガルダ湖から吹く風が段々と強くなり、畑を乾燥させ冷涼な風を運んでくれます。畑に植えられているのはピノグリージョただ1種類のみ。樹齢は全て25年で当初から農薬や化学肥料を一切使用せず、春に必要に応じて麦やクローバーなどの種を蒔き、畑の栄養バランスを補います。植物が成長し長く伸びると表層のみを刈り取り土に還してあげます。ダニエーレが管理するようになってから、地元トレントのビオディナミのグループに参加し、多くの仲間と情報を共有する事で新しい知識と経験を積み上げていくようになります。畑に散布するものは必要最低限の銅と硫黄、そしてビオディナミのプレパラートのみ。トレントにある土地ですが、粘土と砂をベースにドロミテの語源となるドロミア=ドロマイト・苦灰石(カルシウム・マグネシウムが多く含まれる石)が多く出てくることから、彼らはDolomiteのワインと呼んで欲しいのだそう。寒暖差のある気候が育てるピノグリージョは、非常に骨太な酸があり、自然に優しく広がる林檎の様な果実味がとても豊かな葡萄になります。 2019年ヴィンテージが初めてのリリースとなったカラクリスティ。初年度は800本の生産から、2020年は1500本、2021年は3000本くらい詰められたら良いなぁと話すダニエーレ。現在リリースしているワインはメッツォサングエという白ワインのみで、いずれはフリッツァンテとロザートも販売していきたいんだそう。