gentle folkは優しいに特化したサービスを心がけている鎌倉のナチュラルワイン専門店です。
gentle folkで販売しているワインは、
優しい味わいのワインが多いです。
それは店主が実際にお会いしたことがあり、信頼している生産者・インポーター様の優しさがワインに影響しているのではないか?と思うぐらいです。
優しさは人それぞれ。
ただ、どんなシチュエーションにも合うgentleなワインが多いと思います。
是非gentle folkオンラインをお楽しみください。
優しい人が幸せになりますように。
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ドメーヌ・ベネデッティ / メール ナチュール シラー 2022
¥2,750
SOLD OUT
生産者:ドメーヌ・ベネデッティ 産地:フランス / ローヌ タイプ:赤 品種:シラー 新井順子のお墨付きローヌ、イタリア系親子で3代目のクリスチャンが 息子と共にビオロジック栽培で育てたシラーをセメントタンクで6 ヶ 月発酵・熟成しSO2無添加で仕上げました。紫を帯びたガーネット色 の外観、プラムやブラックチェリー、湿った土の香りを感じます。心地の 良いアタック、バランスよく程よいタンニンと飽きのこない果実味をお 楽しみいただける逸品です。 生産者情報 今まで出会わなかったのが不思議と思える良心的な生産者。これだけ世の中でナチュラルワイ ンのブームになっているのに、相変わらず20世紀のペースでワインを造り続けております。その名は Christien Benedetti(クリスチャン・ベネデッティ)、名前の通りイタリア系ファミリーです。 DionyのコンサルタントになってからAOC Cotes du Rhoneは残念ながら選んでおりませんでした が、久々にこの地で納得の醸造家に出会え、とても嬉しいです。 26haもの畑を34歳の息子二コラと一緒に無農薬で栽培しております。3haは白、残りは赤。 ローヌの品種は全て揃っております。 AOCでは 1Chateau neuf du Papeが3.5ha 2Cote du Rhoneが17ha 3Vin de Franceが5.5haです。 イタリアから渡って来たお爺様がこの地で10haの畑でブドウ栽培を始めます。その時代は共同 組合にブドウを売っておりましたが、無農薬の時代でした。お父様の代に代わり、2haだけ残し、 他のワイナリーで働く事を選びます。世の中が化学肥料が当たり前になり、農業の形態が変わっ てきたからです。クリスチャンの代になり、この2haをお爺様の時代のように無農薬に戻す事から始 めました。そして最初5.5haを買い足し無農薬ワインを造り始めました。2001年の事です。無農薬 農家が周りにいない中、たった1人で始めたのです。2007年に息子さんも会社に入り、ワイン造り を手伝い、少しづつ少しづつ買い増し、今では26haの大きな生産者になりました。基本的にワイ ン造りの責任者はお父様のクリスチャン、そして二コラは畑を朝から晩まで守っております。2010年 から二コラがワイン造りも手伝い、丁度お父様から息子さんへの移行期の時です。 2017年は問題ない年でした。ボルドー駅散布も2回だけ、羨ましい気候です。ところが2018年最初は良かったのですが、今年後半はローヌも雨が 沢山降り、うどん粉病の被害にあいました。収量はいつもの半分、今までで最悪の収量です。毎年少ない畑ですがそこそこ白ワインが誕生しておりま した。ところが今年は3haからたったの5kgしか取れませんでした。これは無いに等しいです。なので赤に混ぜました。2018年は白ワインは誕生しませ ん。 畑を一緒に回った時に、古い大きなサクランボの木がありました。とても立派な木なのですが、ここ3年全く実を付けなかったそうです。クリスチャンは 長い間農業を営んでおりますが、こんな事初めてだそうです。温暖化の影響でしょうか?うちも同じですが、気候がどんどん変わって来てます。それは 手に取るように解ります。我々が徐々に自然のリズムを壊しているのかもしれません。
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DOMAINE LES 2 FAUVES / GAME HAME HA'22 ガメ・ハメ・ハ
¥3,850
SOLD OUT
生産者:DOMAINE LES 2 FAUVES 産地:フランス / ローヌ タイプ:赤 品種:ガメイ・ティントゥリエ50%、 ガメイ・トラディショナル50% ガメイ・ティントゥリエをダイレクトプレス。翌日、通常のガメイをプレス。その白果肉の果汁を赤果肉のガメイ 果汁に1週間漬け込みをしました。プレスは非常に繊細に行った。 透明感のある赤色のローブ、輝きがあり、素晴らしいアロマ、口に含むとフレッシュ感と華やかさたっぷりのニュ アンスに包まれる。 赤系果実のノート、何も考えずに飲みたいワインで、冷やして(ロゼのように11°C)飲むとよい。味覚を目覚め させる食事のスタートや、友人とのアペリティフ、バーベキューなどにもよく合う。私たちがこのワインに相性が パーフェクトだと思っているのは、焼き栗です。
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フランス・ゴンザルヴェス / トニー・ペー 2022
¥6,930
SOLD OUT
生産者:フランス・ゴンザルヴェス 産地:フランス / サヴォワ タイプ:赤 品種:ピノノワール 淡めのルビー色。瑞々しい赤い果実、グレナデンの香り。 スモーキーなニュアンス、バラの芽、チェリー、シナモンや樹液のブーケ、カツオだしのような旨み。 人懐っこいキャラクターで、酸もふくよか。素朴さがありながら骨格を感じる。 ※3日目から少しずつ後味に豆をかんじる。 (輸入元資料参照) エチケットの意味 ピノの収穫のとき右腕となってくれたアントニーのあだ名がトニー。 TONI.Pを逆さまに読むとPINOT。ふたつをかけて名づけた。 生産者情報 シャンベリーの南東に位置するアプルモンにドメーヌはあります。 圧倒的な存在感で村を見下ろすグルニエ山は、1248年に土砂崩れを起こしました。 その時、岩の破片が散らばった範囲はなんと21㎞にも及んだといいます。 未だ付近を散歩するとそこら中にそれらしき岩や石ころがころがっているこの場所で、フランスは手に入れた2haもの畑に植樹をします。 フランス・ゴンザルヴェスのワイン生産者としての始まりはボジョレーでした。 2008年に半ヘクタールの土地を手に入れた彼女は、女性が一人でワイン造りをしていくには厳しい土地ボジョレーでスタートを切ります。 その5年後には南向きの花崗岩土壌、コート・ド・ブルイィの区画を含む4ヘクタールを、さらには2014年に6ヘクタールに畑を増やし、生産者として順調に歩んできました。 葡萄のエネルギーをストレートに感じる力強さ、また女性らしい繊細さを兼ね備えた彼女のスタイルは、飲み手に強い印象を与えます。 2022年、ボジョレーを離れ、生まれ故郷であるサヴォワに移り住み、信頼のできるビオ栽培の生産者から葡萄を購入することを決めると、収穫に携わり、今までの経験を活かして再びワインを造り始めました。 今回輸入するワインは全て買い葡萄で仕込んだものですが、ボジョレーの味わいを知る方は、どこか懐かしい雰囲気を感じることでしょう。 力強く大胆な彼女らしさと、サヴォワという土地の個性、今までの経験を活かし綺麗に仕上げた繊細さ、それぞれの品種の特性を存分に味わえます。また、彼女だからこそ表現できる、彼女にしか出来ない表現を是非感じて欲しいと思います。 ガメイを知り尽くした彼女がガメイ・ド・サヴォワを醸すと?どんな味わいになるのか??などなど。。乞うご期待です!!!
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フランス・ゴンザルヴェス / アルピンヌ 2022
¥7,920
SOLD OUT
生産者:フランス・ゴンザルヴェス 産地:フランス / サヴォワ タイプ:赤 品種:ガメイ・ド・サヴォワ50%、ガメイ・ド・ボジョレー50% 赤みがかった紫色、濃さは中程度。マホガニーと褐色のハイライト。 骨格と構成のしっかりとした肩幅のあるキャラクターながらタンニンがウェットで飲み疲れない。 ダマスカスローズ、ビターオレンジ、カカオ、ローリエ、ミントのニュアンス。 ユリのような瑞々しさで、酸味と旨味を併せ持つジューシーな味わい。 ※3日目も何の遜色もなく十分に美味しく飲める。 エチケットの意味 昔サヴォワで使われていたレトロなモデルのレース用の車の名前。 ベルジュロンがサヴォワのロールスロイスと言われているから対抗して名づけた。 生産者情報 シャンベリーの南東に位置するアプルモンにドメーヌはあります。 圧倒的な存在感で村を見下ろすグルニエ山は、1248年に土砂崩れを起こしました。 その時、岩の破片が散らばった範囲はなんと21㎞にも及んだといいます。 未だ付近を散歩するとそこら中にそれらしき岩や石ころがころがっているこの場所で、フランスは手に入れた2haもの畑に植樹をします。 フランス・ゴンザルヴェスのワイン生産者としての始まりはボジョレーでした。 2008年に半ヘクタールの土地を手に入れた彼女は、女性が一人でワイン造りをしていくには厳しい土地ボジョレーでスタートを切ります。 その5年後には南向きの花崗岩土壌、コート・ド・ブルイィの区画を含む4ヘクタールを、さらには2014年に6ヘクタールに畑を増やし、生産者として順調に歩んできました。 葡萄のエネルギーをストレートに感じる力強さ、また女性らしい繊細さを兼ね備えた彼女のスタイルは、飲み手に強い印象を与えます。 2022年、ボジョレーを離れ、生まれ故郷であるサヴォワに移り住み、信頼のできるビオ栽培の生産者から葡萄を購入することを決めると、収穫に携わり、今までの経験を活かして再びワインを造り始めました。 今回輸入するワインは全て買い葡萄で仕込んだものですが、ボジョレーの味わいを知る方は、どこか懐かしい雰囲気を感じることでしょう。 力強く大胆な彼女らしさと、サヴォワという土地の個性、今までの経験を活かし綺麗に仕上げた繊細さ、それぞれの品種の特性を存分に味わえます。また、彼女だからこそ表現できる、彼女にしか出来ない表現を是非感じて欲しいと思います。 ガメイを知り尽くした彼女がガメイ・ド・サヴォワを醸すと?どんな味わいになるのか??などなど。。乞うご期待です!!!
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フランス・ゴンザルヴェス / イヌイ 2022
¥8,250
SOLD OUT
生産者:フランス・ゴンザルヴェス 産地:フランス / サヴォワ タイプ:赤 品種:ガメイ・ド・サヴォワ 明るいラズベリー色。ほんのり濁りあり。艶やかでチャーミング。女性らしく気品があり雑味が全くないピュアな液体。 イチゴピューレ、キャラメル、パンドエピス、牡丹、クミン、チコリ。 口中で丸みとエネルギーが組み合わさり魅力的なバランスを保つ。構造が鮮明。 ※3日目も何の遜色もなく十分に美味しく飲める。 エチケットの意味》 未曾有という意味。21年に造ったキュヴェが(還元の要素があったのか)少し匂った。 ジャーを購入して入れ替えた翌日、匂いが全て消えていたという信じられない奇跡が起こったから、そう名づけた。イラストは、「魔法」の性質を持っている『アラジン』のランプから出てくる精霊のようなものに例えた。 生産者情報 シャンベリーの南東に位置するアプルモンにドメーヌはあります。 圧倒的な存在感で村を見下ろすグルニエ山は、1248年に土砂崩れを起こしました。 その時、岩の破片が散らばった範囲はなんと21㎞にも及んだといいます。 未だ付近を散歩するとそこら中にそれらしき岩や石ころがころがっているこの場所で、フランスは手に入れた2haもの畑に植樹をします。 フランス・ゴンザルヴェスのワイン生産者としての始まりはボジョレーでした。 2008年に半ヘクタールの土地を手に入れた彼女は、女性が一人でワイン造りをしていくには厳しい土地ボジョレーでスタートを切ります。 その5年後には南向きの花崗岩土壌、コート・ド・ブルイィの区画を含む4ヘクタールを、さらには2014年に6ヘクタールに畑を増やし、生産者として順調に歩んできました。 葡萄のエネルギーをストレートに感じる力強さ、また女性らしい繊細さを兼ね備えた彼女のスタイルは、飲み手に強い印象を与えます。 2022年、ボジョレーを離れ、生まれ故郷であるサヴォワに移り住み、信頼のできるビオ栽培の生産者から葡萄を購入することを決めると、収穫に携わり、今までの経験を活かして再びワインを造り始めました。 今回輸入するワインは全て買い葡萄で仕込んだものですが、ボジョレーの味わいを知る方は、どこか懐かしい雰囲気を感じることでしょう。 力強く大胆な彼女らしさと、サヴォワという土地の個性、今までの経験を活かし綺麗に仕上げた繊細さ、それぞれの品種の特性を存分に味わえます。また、彼女だからこそ表現できる、彼女にしか出来ない表現を是非感じて欲しいと思います。 ガメイを知り尽くした彼女がガメイ・ド・サヴォワを醸すと?どんな味わいになるのか??などなど。。乞うご期待です!!!
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フランス・ゴンザルヴェス / ミス・モンド 2022
¥8,250
SOLD OUT
生産者:フランス・ゴンザルヴェス 産地:フランス / サヴォワ タイプ:赤 品種:モンドゥーズ 深みのある紫がかったガーネット色。褐色の反射がある。スミレ、カシス、ブルーベリー、ナツメグ、胡椒、ローズマリー。 ジューシーな果実味で、タンニンがシルキー。上品な甘さと酸が、程よく全体を纏っている。 円みを帯びた肉付きの良さがあり女性的。モンドゥーズの粗くワイルドな印象が覆るエレガントな酒質。 ※3日目も何の遜色もなく十分に美味しく飲める。 (輸入元資料参照) エチケットの意味 小さなダンサーは自分で、3つのボールは子供たち。 地球でジャグリングしているのは、サヴォワとボジョレーを行き来しながらバランスを保っている自分を表している。 生産者情報 シャンベリーの南東に位置するアプルモンにドメーヌはあります。 圧倒的な存在感で村を見下ろすグルニエ山は、1248年に土砂崩れを起こしました。 その時、岩の破片が散らばった範囲はなんと21㎞にも及んだといいます。 未だ付近を散歩するとそこら中にそれらしき岩や石ころがころがっているこの場所で、フランスは手に入れた2haもの畑に植樹をします。 フランス・ゴンザルヴェスのワイン生産者としての始まりはボジョレーでした。 2008年に半ヘクタールの土地を手に入れた彼女は、女性が一人でワイン造りをしていくには厳しい土地ボジョレーでスタートを切ります。 その5年後には南向きの花崗岩土壌、コート・ド・ブルイィの区画を含む4ヘクタールを、さらには2014年に6ヘクタールに畑を増やし、生産者として順調に歩んできました。 葡萄のエネルギーをストレートに感じる力強さ、また女性らしい繊細さを兼ね備えた彼女のスタイルは、飲み手に強い印象を与えます。 2022年、ボジョレーを離れ、生まれ故郷であるサヴォワに移り住み、信頼のできるビオ栽培の生産者から葡萄を購入することを決めると、収穫に携わり、今までの経験を活かして再びワインを造り始めました。 今回輸入するワインは全て買い葡萄で仕込んだものですが、ボジョレーの味わいを知る方は、どこか懐かしい雰囲気を感じることでしょう。 力強く大胆な彼女らしさと、サヴォワという土地の個性、今までの経験を活かし綺麗に仕上げた繊細さ、それぞれの品種の特性を存分に味わえます。また、彼女だからこそ表現できる、彼女にしか出来ない表現を是非感じて欲しいと思います。 ガメイを知り尽くした彼女がガメイ・ド・サヴォワを醸すと?どんな味わいになるのか??などなど。。乞うご期待です!!!
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レ・フレール・スーリエ / プライム 2022
¥4,180
SOLD OUT
生産者:レ・フレール・スーリエ 産地:フランス / ラングドック タイプ:赤 品種:サンソー、クレレット・ブランシェ SO2無添加。 La Ferme du Cadeとのコラボレーションワイン。 酸は穏やかで、果実味がたっぷりの軽やかな淡い赤です。食事にも合う、スルスルの味わい。 生産者情報 スーリエ兄弟(シャルルとギヨーム)が2014年にワイン作りをスタートした若きドメーヌです。 畑は基本的に草がぼうぼう。その理由はブドウ樹に生命力を与えることや、空気や窒素を保つこと、虫(特にミミズ)の存在を維持することなどが挙げられます。畑の仕事に関しては、この道で有名なピエール・マッソン氏に師事し最適な方法を模索中で、テンプラニーニョなどのイタリア系の品種やピカルダンなど珍しいブドウも徐々に増やしているそうです。 現在彼らのワインは生産量が少ないこともあるが、その品質と味わいに既にファンが多くほとんどが完売状態です。基本的にはSO2無添加で造られる、エキスの濃いエレガントな味わいです。
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レ・ヴィーニュ・ド・オリヴィエ / キャルト・ポスタル 2022
¥4,180
SOLD OUT
生産者:レ・ヴィーニュ・ド・オリヴィエ 産地:ラングドック タイプ:赤 品種:20% ユニ・ブラン(ダイレクトプレス)、メルロー、サンソー、 カリニャン(5日間のマセラシオン)のアッサンブラージュ 80% ムールヴェードル、グルナッシュ、サンソーのダイレクトプレス 淡く華やかなハイビスカス色。ほんのり濁りあり。 チェリー、すもも、イチゴ、グレープフルーツ、タイム。 抜栓後まもなくは口中にプチプチと心地良い液中ガスを感じる。 ジュシーで軽やかなタッチでありながら果実味と旨味がたっぷり。 瑞々しくフレッシュで酸も乗っている。 低めの温度でスルスル飲めちゃうビュバビリテワイン。(輸入元資料参照) 生産者情報 オリヴィエは、学生時代から親が通っていた地元のカーヴ「la part des anges」でアルバイトをしていました。 ヴァン・ナチュールを多く取り扱うその老舗カーヴには、栽培地とはかけ離れたニースという場所ながら、フランス全土から、たびたび生産者が訪れていました。 当時、もうすでにナチュラルワインに夢中になっていたその青年は、彼らから沢山のことを吸収しワインへの探求心を深めていきました。 2011年頃から生産者を目指し、いくつかのドメーヌで見習いを経験するようになります。 ニースによく訪れていたコルスのアントワーヌ・アレナやサンジョセフのピエール・ゴノン、フレデリック・リヴァトン、フィリップ・バレットなどが主に研修先でした。 なかでもとりわけ影響を受けたのは、一番長く研修に挑んだティエリー・アルマンでした。 厳しい環境のなか無我夢中で畑のこと、醸造、そしてワインについてを必死に学びました。 ドメーヌを構えたのは、モンペリエから北西に車を30分ほど走らせた場所に位置するアルジェリエールという村です。 ニース時代から付き合っていた妻アレクシアと田舎暮らしをすることが夢だったオリヴィエは、二人の生まれ故郷からあまり離れない南の土地で畑を探していました。 ボジョレーのような軽やかなワインが大好きな彼が南らしからぬ酸をもたらす土地アルジェリエールに辿り着くまでに、あまり時間はかかりませんでした。 2014年から正式に地元の生産者ベルナールさんから畑と醸造所を譲り受けると、初ヴィンテージでは軽やかなタッチで人気を博したビュバビリテタイプのロン・ルージュ、熟成を見据えたキュヴェ、ロン・ヴェールという異なる2つのスタイルのワインをリリースしました。 その後、雹害や猪の被害などに合い収穫量が極端に減った年なども経験しましたが、少しずつ畑を増やしていきました。 同時に健全な葡萄を提供してくれる栽培者との出会いも増え、ネゴシアンとしてもチャレンジを続けます。 2022年には生産者として最も尊敬するベダリューのアクセル・プリュファーから葡萄を分けてもらいます。 彼に会うと、いつも畑のこと、醸造のこと、疑問に思うことは片っぱしから聞くようにしているオリヴィエ。 人柄の良いアクセルは、後輩に惜しみない知識を分け与え、情報を共有してくれています。
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レ・フレール・スーリエ / レ・クロス2020
¥6,600
SOLD OUT
生産者:レ・フレール・スーリエ 産地:フランス / ラングドック タイプ:ロゼ 品種:ムールヴェードル50%、シラー50% グレープフルーツ、白胡椒、少し還元的なアロマがあるが香りを更に複雑にしており、生産者は気に入っている。少しの苦みと酸化的な風味が豊かな口当たりを造り出している。 10年以上前から有機農法をしている新しく手に入れた区画。森に囲まれており石灰を含んだ砂質土壌。ダイレクトプレスし、樽で12カ月間の発酵・熟成。その間ウイヤージュは行わない。瓶内熟成9カ月。ノンフィルター、ノンコラージュ、SO2無添加。 生産者情報 スーリエ兄弟(シャルルとギヨーム)が2014年にワイン作りをスタートした若きドメーヌです。 畑は基本的に草がぼうぼう。その理由はブドウ樹に生命力を与えることや、空気や窒素を保つこと、虫(特にミミズ)の存在を維持することなどが挙げられます。畑の仕事に関しては、この道で有名なピエール・マッソン氏に師事し最適な方法を模索中で、テンプラニーニョなどのイタリア系の品種やピカルダンなど珍しいブドウも徐々に増やしているそうです。 現在彼らのワインは生産量が少ないこともあるが、その品質と味わいに既にファンが多くほとんどが完売状態です。基本的にはSO2無添加で造られる、エキスの濃いエレガントな味わいです。
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ジェローム・バルメ / テット・ドゥ・シトロン 2020
¥5,280
SOLD OUT
生産者:ジェローム・バルメ 産地:フランス / ボジョレー タイプ:赤 品種:ガメイ このピュアなガメイはジューシーで冷涼感があり、明るいチェリーのフレーバーがはじけます。 テット・ド・シトロンは、このカラフルなワインメーカーのフラッグシップ・ヴィンテージの一つで、フルーティーで生き生きとした、とても飲みやすいワインです。 生産者情報 ブルイィに程近いVaux-en-Beaujolaisに1.2haの畑を借り2012年からワイン造りを始めたジェローム・バルメ。彼自身もここで育ち、父親も1haに満たない畑を所有するが、父親のワイン造りは趣味の範囲。 友人と愉しめるよう自家消費用以上の生産はしていない。もちろんジェローム自身が父親から教わったことも多いが、ナチュラルなワイン造りを学んだのはマチュー・ラピエールやジャン・クロード・ラパリュから。ワイン造りを始める前のジェロームは、タイでヨガや瞑想、中国で武術を学んだ。 穏やかで、正確な言葉を選び、優しい眼差しが独特な雰囲気のジェロームが醸すワインは、彼自身をそのまま表現したスピリチュアルなワイン。
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ペパン / ペパンルージュ
¥4,620
SOLD OUT
生産者:ペパン 産地:フランス / ルシオン、南西部、ラングドック タイプ:赤 品種:カリニャン、サンソー、シラー、グルナッシュ、 ミュスカ・ド・アレキサンドリ 外観:濃い赤、かすかな濁り、紫色のニュアンス 香り:最初のアタックはグリオットシロップの香り(イギリスの飴のような)。フルーツの種(サクランボ、プルーン)のような香りにとどまり ます。最後にはハーブのアロマやスパイスの香り(シナモン、ナツメグ)が現れます。 味わい:たっぷりとしたボリュームによるバランスの良い骨格。フレッシュな胡椒により再びフルーツの種のような香りが現れ、最後には素晴ら しいリキュールと美しいビターの味わいとなります。 おすすめのお料理:仔羊の塩味のパイ包み焼き、プルーンのタジン鍋、ジビエと煮詰めた赤ワインのソース仕立て、フレッシュトマトを使ったイ タリアのスペシャル料理、イラクサのトム(フランスのAOCチーズ)、カリンかミラベルのアイスクリーム、リンゴのタルト、オレンジソース仕 立ての鴨肉。 生産者情報 ビオワイン界で有名なミシェル トルマーがペパンのワインを賞賛しました。各キュヴェは、有機農法で栽培され、手作業で収穫され、醸造する上 で科学的なものが投入されることなく、固有の酵母のみを使用し、亜硫酸塩を添加せずに、ブドウの木のみから作られた純粋なものです。 ワイン醸造学(独立ワイン生産者180社と協力)の創設者であるグザヴィ・クチュリエとピエール サンシェのデュオにより、ペパンの醸造にお いてワイン生産者をサポートしながら、ペパンが高品質のワインを生産することが実現できます。このクオリティーの高さと、これらの取り組み により、ワイン造りを継続でき、多くの独立した小さな生産者と協力し合うことができました。私たちはフランス全土で、年間を通して持続的に 自然派ワインを造りを行っています。
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オシェール / レ・ジュボー 2019
¥4,950
SOLD OUT
生産者:オシェール 産地:フランス / アルザス タイプ:赤 品種:ガメイ ボジョレ地区に購入した畑から。明るさをもったザクロ色、あふれるハーブと果実のアロマ&味わい、まろやかな口当たりと硬質なミネラル感、酸、徐々にほぐれて温かみと複雑な果実味が現れる、これからの変化も楽しみな1本! 生産者情報 コルマールの近くの村、エギスハイムで何代にも渡り家族経営されてきたドメーヌ。現当主ユベール・オシェールの祖祖父の代は、ブドウを栽培し、ワイン造りも行っていました。そして当時の多くの農家と同様に、穀物作りや家畜を育てる複合農業を営んでいました。農場を引き継いだ祖父セレストは、第二次世界大戦の後、ワイン販売が困難になったためワイン造りをあきらめ、栽培したブドウを協同組合に出荷するようになりました。 父、ベルナールの代に蔵は大きくなり、1984年にユベールが、その2年後には弟が父を手伝うようになりました。協同組合での経営は順調でしたが、ユベールは、丹念に育てたブドウがその良さを表現することなくワインになってしまうことに欲求不満を感じだしました。「何か違う」「自分が育てたブドウでワインをつくってみたい」この願望がいよいよ強くなって、1999年に自然派ワインの蔵元から専門知識を教わり、自分たちが思い描くワイン造りを確信しました。 そして2000年に、ついに妻のエイディと組合を離れて自社で醸造からビン詰めまですることを決断したのです。しかしユベールの弟は協同組合に残ることを選んだため、この蔵は2つに分割されました。 ユベール夫妻は4haの畑を引き継ぎましたが、農機具が全くなくなってしまいました。二人はこのハンデを契機にして、テロワールを尊重した。ブドウ栽培をするために化学物質を一切使わない農業を選択し、手作業によるブドウ栽培を始めました。それは祖父の時代には当たり前の農業でしたが、近代化された現代では“奇妙な”方法だと思われています。「生きた土作り」をするには、馬で耕す方が良いと思い、請負業者に頼んでいましたが、定期的な耕作ができない不便さがありました。そこで土を固めないようにと小型の耕運機を購入して4年ほど過ぎたころ、やっと一頭の馬(スキッピー)を入手することができました。 それ以来、自分たちで馬と一緒に耕作しています。 2000年に実家のすぐ隣にある建物を購入して、ワイン醸造所と熟成庫として手を加え、初ヴィンテージを仕込みました。テクニックとしての「醸造技術」は複雑で不自然ということで、昔ながらのワイン造りを目指しました。 ブドウを手摘みして、ゆっくりと圧搾した後、天然酵母による発酵に移ります。その後は細かな澱と一緒に、ワイン自体のリズムを尊重した熟成を行うというものです。 しかしワインを造っても誰が買ってくれるのか?顧客を全く持っていない状況で、ワイナリーを興すことはとてつもなく大きな不安がありました。それを乗り越えられたのは、いくつか理由があります。 祖父セレストのカーヴに入る機会があったこと。使われなくなった圧搾機や発酵槽などを目の前にして感動。 ワインを試飲して、それができた背景を思いめぐらせることに強い興味があったこと。 一番大きな理由は、父や弟と共に「いつか自分たちのワインを造りたい」と話していたこと。結局この夢は違う形で実現することに。 そしてエイディが収穫のアルバイトに来て出会ったこと。彼女は蔵に残って結婚し、2年後に協同組合から独立しました。 〈栽培・醸造〉 完成したワインの品質は、原料となるブドウの品質が大きく影響します。優れたワインを造るには品質の高いぶどうを得ることができるか?酸味と糖分、タンニン成分がバランスよく成熟するまで待つことができるのか?という点が大事です。そのためには収穫量をコントロールしなければなりません。アルザス地方では1ha当たり80hlの収量まで認められていますが、収量が多いと残念ながら品質は落ちてしまいます。オシェールでは単位面積の収量を30~50hlまで抑えることによって、香味が豊かでエキス分がしっかりとしたブドウが育ちます。 醸造は少量のSO2を使う以外は、醸造テクニックを使わない。19世紀に使われていた手動の垂直型木製圧搾機を使いゆっくりと丁寧な圧搾をして、コロイド状の物質が混ざらない澄んだ果汁を得るようにしています。
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シルヴァン・マルティネズ / コルボー・ライト 2019
¥4,400
SOLD OUT
生産者:シルヴァン・マルティネズ 産地:フランス / ロワール タイプ:赤 品種:グロロノワール80%・ピノドニス 10%・ガメイ10% マセラシオンを1週間と短くし、発酵後、タンクのみで熟成。 これまでよりも軽やかな仕上がりに。 鮮やかな赤色、フレッシュな微々微々発泡、軽やかでチャーミングなキャラクター。王冠留めのコルボーレシェ! 生産者情報 ロワール西部の都市、アンジェから南東約20kmにある小さな村、シュメリエの蔵。シルヴァン・マルティネズは、体格はそれほど大きくないですが、がっしりと逞しく、黒い無精ひげを顔中に生やした30代。ワイン造り以外については余りしゃべらず、無口で控えめな人柄です。 農業を営んでいた祖父の後を追いかけて子供時代をすごしたせいで、小さな頃から自然が大好きだったシルヴァンは、早くから農業を目指しましたが、とりわけ懇親性があって深い文化を持つ「ワイン」に惹かれました。ワイン造りの仕事に就き、大小数ヶ所の蔵元で働いて経験を積んでいきました。 一つの果物が自然の作用によって味わい豊かな飲み物に変わることが、魔法によってできているようで、とても不思議に感じられ、どんどんその世界に引き込まれていきました。 そして独立するまでの数年間を、ロワールの自然派の重鎮 マーク・アンジェリ、ルネ・モス、オリヴィエ・クザンらの下で働きました。 最後に働いたのは、馬で耕作する研修を開くほどの腕前を持つ造り手オリヴィエ・クザン。彼はSO2無添加でワインを作っています。彼と共にビオロジックでブドウを育て、馬を操って土を耕す仕事をしながら、自然環境を重んじる農業と共に、SO2無添加でのワイン造りに感銘を受けて、自身のスタイルにとりいれてゆきました。こうして2007年に独立したのです。 ロワールでは、年によっては夏が涼しくなることがあるため、熟してしっかり味がのったブドウを育てるには、何よりも収穫量を抑えなければいけません。そのことを気にして、最初の2年は冬の剪定を短くしすぎてしまい、収量は極僅かの10hl/haになりました。 果皮をしっかりと厚くし、ブドウが成熟するまで樹に生らせて待てるのは、ブドウの樹齢と地質にもよりますが、彼の畑であれば30hlくらいまでの収量なら大丈夫です。しかし彼は、何より優先するのは「品質」と考えて、20hlを越えないようにしっかりと剪定しています。 1株に2枝伸びる仕立てにして、各枝に4芽が出るように、非常に短く剪定します。4月に入り、芽吹きして展葉しはじめると、株の芽欠きや、余分な細枝を一つ残さず取り除きます。 土を耕すのは、2頭の馬。土を固めないから通気性が保てて、小動物が育ちやすく、生きた土作りに良い影響が出るとのこと。トラクターより仕事のスピードは遅く効率が悪くても構いません。逆にブドウの樹を1本ずつきちんと見ることができるため、木の生育具合が良く分かるのだそうです。そして馬が疲れたら休憩する。馬をいたわる気持ちは、自然を一番に考えて農業をする意識を持たせてくれます。 「馬で耕していると自分が自然に調和したような感覚になります。」と、シルヴァンは語っています。 とても生産量が少ない蔵ですが、自分にできることを最大限して、美味しいワインを造りたい。飲んで喜んでくれる人が一人でも多くいてくれれば嬉しい、という思いが伝わってきます。 2haのブドウ畑は、1992年からビオロジック農業の認定「カリテフランス」を取得した区画。 80%がシュナン・ブランで、20%がグロロー・ノワールです。 収穫は手摘みで、ブドウがつぶれないように小さなプラスティックケースに入れて運びます。 〈醸造〉 圧搾機は木製垂直式(手動タイプ) 白ワインは絞った果汁をタンクでデブルバージュ(清澄)した後、古樽に移して天然酵母による発酵。こうすると樽ごとの発酵の遅れが出にくくなります。冬、低温になるとアルコール発酵は中断しますが、清澄度が増します。春になり気温が上がると、発酵が再開します。そうして発酵が終わって、ワインは熟成しながら、もう一度次の冬を越える間に、ワイン中の余分な成分が澱となって自然沈殿します。時間がかかっても、ワイン自体のリズムを尊重してワイン造りをすると、人為的な清澄やろ過をしなくても済みます。 赤ワインは、房ごとタンクに入れて、発酵・マセラシオンさせます。その期間はブドウの成熟具合によって違いますが、およそ15日です。その後、古樽に入れて熟成に移ります。 白・赤ワインとも全ての段階において、木樽の内部を燻蒸する以外、SO2を一切使わずにビン詰めします。当然、「ブドウ以外の物質」を全く添加しないワイン造りをしています。
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マルゴー・エ・ナタリア / イズマエル2020
¥4,400
SOLD OUT
生産者:マルゴー・エ・ナタリア 産地:フランス / ロワール タイプ:赤 品種:グロロー カシスやブラックベリーの黒果実の香り、落ち着いた雰囲気の中にじわっと果実の旨味広がる優しい味わい。 樹齢約50年、粘土質土壌。手摘収穫、土着酵母での発酵。全房と除梗したブドウを合わせて、縦型プレス機で手動プレス。14日間の醸し。 ファイバータンクで醸造、9ヶ月のタンク熟成。ノンフィルター、ノンコラージュ、SO2無添加。 生産者情報 マルゴーは自身でワイン造りたい!と、畑を見つける為、2015年アンジュにやってきた。彼女はすぐにThomas Batardièreと出会い、ワイン造りを学ぶとともに、最初の区画を手にする。同時期にナタリアとも出会い、ナタリアもこのワイン造りの冒険に加わることに。マルゴーとナタリアはPhilippe Delméeや Tessa Larocheから学び続けながら、自らも実験とチャレンジ、学習を重ねながら畑を広げていっている。
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ル・ソド・ランジュ / カラダス
¥3,960
SOLD OUT
生産者:ルソドランジェ 産地:フランス / ロワール タイプ:赤 品種:カベルネフラン ヴァン・ド・ソワフを目指して造られたカンタン・ブルスのシリーズ。十分な量を維持するために知り合いの生産者からのブドウも使い安定した品 質と供給量を保つようにしている。熟したカベルネ・フランを手で除梗を行い木樽での発酵。 生産者情報 Le Sot de l'Angeを運営しているAngéliqueとQuentinBourseは、2013年にアゼ=ル=リドーのブドウ園に定住することを選択。彼らは常にブドウ園とセラーでの慣行を改善し、人々と環境をより尊重することを目指している。土壌、植物、ワインは可能な限り自然に作られ、特に自然のバランスを守り、生物多様性を維持することに関心を持っている。彼らの目標は、テロワールと環境のさまざまな要素を尊重し、ワインの純度、精度、バランスを確保して、ワインが普遍的な喜びと共有の産物となるようにすることである。
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ローランルブレ / サ・セ・ボン 2021
¥4,070
SOLD OUT
生産者:ローランルブレ 産地:フランス / ロワール タイプ:赤 品種:ガメイ 輝きのある赤色、綺麗な酸味を伴った涼やかな果実味、じわじわしみ出してくる旨み、つややか、なめらか、これぞサセボン! 生産者情報 ローラン・ルブレは、27年間、木材の輸出・卸会社を経営していましたが、自然を感じながら物を作る仕事をしたくなって、2010年7月ワイン造りに転向しました。働きづめの生活から、家族との時間や自分を大切にする、そんな生き方を求めたのです。セバスチャン・ボビネやベルナール・ポントニエ、リュック・セヴィーユという古い友人が、自然派のワインを造っているため、以前から彼らのワインを飲んでいたことが影響したのは当然のことだったのかも知れません。 蔵は、ソミュールとシノン、そしてブルグイユという、ロワールの銘醸赤ワイン産地の中間に位置する「サヴィニー・アン・ヴェロン村」にあります。色々なワイナリーで働いて経験をつみながら、友人達の手助けもあって、その年のワイン造りまでこぎつけました。SO2を全く使わないワインを長年造っている友人達の強力なサポートのお陰で、彼ら同様、SO2無添加のワインを初ビンテージにして仕上げることができました。まさしく「綱渡り」のようなことを突然して怖くなかったのか、と聞くと「全然。親友がナチュラルワインを作っていたのがラッキーだった。昔は誰もがSO2を使ってなかったのだから」とローランは言います。彼らへの感謝の気持ちをこめて、ラベルには友人たちの名前が記載されています。気さくで親睦性が溢れる彼を見ていると、もの凄く信頼できる友人がいるのもうなずけます。 栽培・醸造 栽培面積は2,2ha環境を大切に、自然のしくみに逆らわないよう化学物質を使わない農業を行います。ビオロジック農業を取り入れて、ブドウの収穫量よりも、地中の生態系も含めた自然全てが健全であることが何よりも大事と考えます。友人が有機栽培するブドウや、アドバイスを受けながら自分自身が精一杯育てたブドウを使うことで、この蔵独特の一風変わったマセラシオン・カルボニックが可能になるのです。 ローランはワイン以外からアプローチしただけに、地元品種であるカベルネの個性であり同時に苦手な部分でもあるピーマンっぽい風味を出さないように苦心した結果、ボジョレーで昔行われていたこの醸造方法を古い書物から見つけました。セメント製の発酵槽の底面に、「スノコ」のように材木を組んで、約15cmの「上げ底」を作ります。ブドウを房丸ごと入れていくと、下の方にあるブドウが潰れはじめます。果汁の液面がスノコの上まで上り果梗に触れそうになると、ポンプでゆっくりと果汁を抜きとります。その果汁は別のタンクに入れて自然な発酵を待ちます。セメント槽内のブドウは約3週間マセラシオン・カルボニック。天然酵母によるアルコール発酵が進み、下部のブドウの粒が徐々に潰れて果汁が流れ出し、液面が上がれば果汁を抜きとる作業を続けます。果汁と果梗が触れないようにして、カベルネ独特の「野菜っぽさ」を移さないという考え方です。 この方法を実行するには、発酵前に「粒選り」のレベルで腐敗果や未熟果を取り除かないと、長期マセラシオンは不可能なので、何よりも優れた原料を選ぶことが欠かせません。3つのワイン全てが、上記の醸造方法で作られている他、ワイン作りの最初から最後までSO2を一切使用せず、ノンフィルターでビン詰めします。
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シルヴァン・ボック / フリュイ・ジャズ 2021
¥3,850
SOLD OUT
生産者:シルヴァン・ボック 産地:フランス / ローヌ タイプ:赤 品種:グルナッシュ主体・シラー やや紫掛かったルビーの色調。チェリーの果実やスミレの花の軽やかな香り。口当たり自然で軽やか、仄かにガスを感じ、赤い花の風味が広がり、ミネラル感もあり。 粘土質石灰と玄武岩土壌。MCにて品種ごとに数週間醸し、翌4月迄タンク熟成。酵母も亜硫酸も添加せず、コラージュもフィルターにも掛けず瓶詰め。 生産者情報 アルデシュで素晴らしいワインを造り始めた生産者が出現! この地で初めてSO2を使用しない自然派ワインを造り始めたのは、ご存じマゼル。 マゼルのジュラルドが、自分の後継者として太鼓判を押したのがこのシルヴァンなのだ! シルヴァンは、教師の両親のもとに生まれたが、家のテーブルにはいつもワインが置かれ、ワインはとても重要な存在だった。 コート・ロティでの収穫体験以来ワイン熱が取り付き、レストランで働く友人からシャーヴやメメといった素晴らしいボトルを飲ませてもらっていた。 そんな時、収穫時に飲ませてもらったマゼルのワインが何でこんなにぶどうの味がするのに、他のワインはしないのかに衝撃を受け、自然派ワインの虜になった。 その後マコンで本格的にぶどう栽培とワイン醸造について履修し、2年間マゼルで働いた後、農業学校 の栽培醸造責任者となった。 しかし、除草剤や農薬の使用に耐えられなくなり、再びマゼルの門を叩く。 そしてついに2010年、マゼルの畑の一部をフェル マージュにて譲り受け、兼ねてから念願だった農薬を使用しない自然な、自分自身のワイン造りが始まったのだ。
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ラ・ヴリユ・エ・ル・パピヨン / トゥークザン 2020
¥3,520
SOLD OUT
生産者:ラ・ヴリユ・エ・ル・パピヨン 産地:フランス / ローヌ タイプ:赤 品種:シラー 縁が透明な紫ルビー色。ファンタグレープの様な風味。フレッシュな口当たりで、酸、果実味、色素的タンニンがとても軽やかに生き生きと奏でている。 生産者情報 パピヨン”の所在する北ローヌ、アルデッシュは、自然派天国の様な理想郷だ! 元を辿れば自然派ワイン醸造指導者のジャック・ネポールのアドヴァイスの基、1980年ドメーヌを立ち上げた大御所”マゼル”が、自然派天国アルデッシュの起源と云えよう。 そして、マゼルの畑の一部を譲り受けて2010年からヴァン・ナチュールを造り始めた実力者がシルヴァン・ボック。 さらにシルヴァン・ボックの子分的存在が、この”パピヨン”を立ち上げたメリル・クロワジエールだ。 メリルの2人のお祖父さんは共にぶどう栽培家で、幼い時からワインは身近な存在だった。 ある年いつもの様に収穫と醸造の手伝いをしていた時、突如として彼はワインの魅力に憑りつかれてしまった。 以来、ワイン醸造士の国家資格を取得し、マゼルを皮切りに各地でワイン造りの経験を積み、満を持し2012年自身のドメーヌを設立した。 自然派理想郷で脈々と受け継がれ発展してきた、まさに旬の生産者が造り始めた旬のワイン! 畑はすべてビオ。 野生酵母の自然な働きで発酵、濾過・清澄はせず、SO2も殆ど、或いは全く使用しない。
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ジャン・ルイ・ドゥノワ / ピノノワール キュヴェ・ヴィラージュ2017
¥3,520
SOLD OUT
生産者:ジャン・ルイ・ドゥノワ 産地:フランス / ラングドック タイプ:赤 品種:ピノノワール 味わいは軽やかでしなやか、さくらんぼ、グリオッ ト、甘酸っぱいベリーの果実味がふんだんに感じられるチャーミングで女性的な味わい。 Hauts de Magrie とHaute Valle de l’Aude のRoquetailladeのピノノワールの第二選果を使用。より熟した美しい房のみを手摘みによって厳選。醸造は破砕せず除梗のみ行いステンレスの小さなタンクに入れる。プレマセラシオン(低温浸漬)、アルコール発酵、マセラシオン、軽い ピジャージュ。ゆっくりと圧搾し、タンク内で前清澄後に500リットルの古樽にワインを移す。新樽は一切使用せず南のピノノワールの果実味を 最大限に生かしている。輸送と熟成に耐える為、瓶詰め前にのみ、ごく微量のSO2を添加。 生産者情報 ジャン・ルイ・ドゥノワは、ヴァレ・ド・ラ・マルヌ地区で5代続く家族経営のシャンパーニュ・ド・メーヌに生まれた。枠に収まりそのまま6代目になることを嫌った彼は、ボーヌで醸造学を専攻、経済とマーケティングも学んだ後、ワインの新世界に飛び出す。カリフォルニア、オレゴン、オーストリア、ニュージーランドを経由して南アフリカへ。南アフリカでは、国内初のブラン・ド・ノワールとケープ・クラッシックの立ち上げに関わる。フランスに帰国後、南仏に身を置きDomaine del'Aigleを設立。そのわずか10年後、「Jam Turbull:Les grands vins de France」にて、彼のワインはフランス産白ワインのトップ80に選ばれた。2001年、ブルゴーニュのアントナン・ロデに畑の一部とドメーヌの名義を譲り、より身軽になった彼は、ルーションでもスティルワインを造り始める。新世界で得た刺激とフランスのテロワールを融合させコストパフォーマンスの高いワイン造りを日々心がける。海からは遠く、ピレネー山脈の麓に位置するラングドックで最も南西に位置する産地リムー。中心部Roquetailladeに畑はある。標高400mに位置する畑には、西風が吹き抜け、ラングドック南部で最も高い葡萄栽培地の一つとされている。冷涼な気候でピノノワールとシャルドネが成熟するのは、他の産地と比べて5週間も後と、晩熟の産地である。そして、リムー土着のモーザック種ではなく、シャンパーニュに挑戦状を送りつけるかのように、ピノやシャルドネにこだわり続けている。
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ドメーヌ・デ・バルメット / ピフ・パフ 2020
¥3,520
SOLD OUT
生産者:ドメーヌ・デ・バルメット 産地:フランス / ルーション タイプ:赤 品種:グルナッシュ70%・シラー30% ブルーベリージャムのような甘み、滑らかな舌触り。開けたてはグルナッシュのフレッシュな果実味の印象がつよく、時間がたつほどに丸みが増し、シラーのニュアンスが花開く。キュヴェ名は、音楽に打ち込んだ当主サラニ氏の若かりし時代を振り返り、パンクグループ<Ludwig Van88> のMonsieur PIF PAFという曲へのオマージュを込めた。 黒色泥灰土、東南東、収量20hl/ha、標高80m、手摘収穫、SO2無添加。30hlのコンクリートタンクで7ヶ月間熟成。 生産者情報 ドメーヌ・デ・バルメットはフランス南西部の都市ペルピニャンに程近いCases-de-Pène村の4haの畑から2003年にスタートしたドメーヌ(現在は8haまで拡大)。当主リュシアン・サラニは、豪快で愉快で心優しい田 舎のおじさんと言った面持ち。かつてはブルゴーニュのクロード・マレシャル等で働いていた経歴を持ち、 ビオロジック農法で丁寧なワイン作りを行う情熱家。このおじさんが?と思わせるような優しい味わいで、 すっと喉に流れていくような綺麗なワインを造りだす。南のワインを思わす強さはなく、極まれに出会う南のソワフワイン!
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ドメーヌ・デ・バルメット / フラワー・パワー 2021
¥3,520
SOLD OUT
生産者:ドメーヌ・デ・バルメット 産地:フランス / ルーション タイプ:赤 品種:グルナッシュ・マカブー 黒色泥灰土、東南東、手摘収穫、SO2無添加。 グルナッシュ・ノワールとマカブーという驚きのアッサンブラージュは、フレッシュさを兼ね備えたヴァン・ド・ソワフを生み出した。バランスがよくピュアな味わい。 生産者情報 ドメーヌ・デ・バルメットはフランス南西部の都市ペルピニャンに程近いCases-de-Pène村の4haの畑から2003年にスタートしたドメーヌ(現在は8haまで拡大)。当主リュシアン・サラニは、豪快で愉快で心優しい田 舎のおじさんと言った面持ち。かつてはブルゴーニュのクロード・マレシャル等で働いていた経歴を持ち、 ビオロジック農法で丁寧なワイン作りを行う情熱家。このおじさんが?と思わせるような優しい味わいで、 すっと喉に流れていくような綺麗なワインを造りだす。南のワインを思わす強さはなく、極まれに出会う南のソワフワイン!
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フィリップ・デルメ / サ・ファイ・ドゥーズ 2019
¥3,960
SOLD OUT
生産者:フィリップ・デルメ 産地:ロワール タイプ:赤 品種:カベルネフラン シスト土壌。手摘収穫。グラップ・アンチエールで15日間のマセラション・セミ・カルボニック。 破砕無し、ピジャージュ無し、ルモンタージュ無し。古い垂直プレスで圧搾。グラスファイバータンクで発酵と熟成。事前に用意した自然酵母を増やしたピエ・ドゥ・キューヴを使って発酵を始める。(この時にごく微量のSO2使用)。 2020年3月に瓶詰め。清澄無し、濾過無し。 アルコール度12%からこのキュヴェ名。直訳で「12度です」。 生産者情報 元数学者が人生をかけて醸すアンジュのグイグイ・ワイン ブルターニュの先端ブレストの街で数学者として生計をたてていたフィリップは、ワインに絶大な興味を持っていた。彼は1度きりの人生だ!と意を決し、大好きなワインのあるロワールのアンジュにやってきた。 グリオット、オリヴィエ・クザン、クローなどで修行を積み、多くの人の助けもあって遅咲きの独立を果たした。 4haの畑で、2006年よりワインを造り始める。 最初から自然度が高く、スイスイ入っていくようなワインを造りだしている。 元数学者らしく、物事を追及する姿勢は、そのワイン造りに生かされており、自然派ワインの先人達がやってきた方法や成果を基礎におきつつも、一歩一歩前進を続けている。