gentle folkは優しいに特化したサービスを心がけている鎌倉のナチュラルワイン専門店です。
gentle folkで販売しているワインは、
優しい味わいのワインが多いです。
それは店主が実際にお会いしたことがあり、信頼している生産者・インポーター様の優しさがワインに影響しているのではないか?と思うぐらいです。
優しさは人それぞれ。
ただ、どんなシチュエーションにも合うgentleなワインが多いと思います。
是非gentle folkオンラインをお楽しみください。
優しい人が幸せになりますように。
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ドメーヌ・ベネデッティ / メール ナチュール ブラン 2022
¥2,750
SOLD OUT
生産者:ドメーヌ・ベネデッティ 産地:フランス / ローヌ タイプ:白 品種:ブールブラン、グルナッシュブラン、ピクプール、ルーサンヌ 新井順子のお墨付きローヌ、イタリア系親子で3代目のクリスチャンが息子と共に広大な畑でビオロジック栽培により育てた4品種を除梗後、セメントタンクで発酵・熟成、サンスフルで瓶詰めしました。 グリーンを帯びたゴールド色、カリンや豊水梨のアロマ、完熟した 香りと果実味のバランスがよく、完熟果実に溶け込んだリンゴを食 べた時の爽快な味わいが心地よい仕上がりです 生産者情報 今まで出会わなかったのが不思議と思える良心的な生産者。これだけ世の中でナチュラルワイ ンのブームになっているのに、相変わらず20世紀のペースでワインを造り続けております。その名は Christien Benedetti(クリスチャン・ベネデッティ)、名前の通りイタリア系ファミリーです。 DionyのコンサルタントになってからAOC Cotes du Rhoneは残念ながら選んでおりませんでした が、久々にこの地で納得の醸造家に出会え、とても嬉しいです。 26haもの畑を34歳の息子二コラと一緒に無農薬で栽培しております。3haは白、残りは赤。 ローヌの品種は全て揃っております。 AOCでは 1Chateau neuf du Papeが3.5ha 2Cote du Rhoneが17ha 3Vin de Franceが5.5haです。 イタリアから渡って来たお爺様がこの地で10haの畑でブドウ栽培を始めます。その時代は共同 組合にブドウを売っておりましたが、無農薬の時代でした。お父様の代に代わり、2haだけ残し、 他のワイナリーで働く事を選びます。世の中が化学肥料が当たり前になり、農業の形態が変わっ てきたからです。クリスチャンの代になり、この2haをお爺様の時代のように無農薬に戻す事から始 めました。そして最初5.5haを買い足し無農薬ワインを造り始めました。2001年の事です。無農薬 農家が周りにいない中、たった1人で始めたのです。2007年に息子さんも会社に入り、ワイン造り を手伝い、少しづつ少しづつ買い増し、今では26haの大きな生産者になりました。基本的にワイ ン造りの責任者はお父様のクリスチャン、そして二コラは畑を朝から晩まで守っております。2010年 から二コラがワイン造りも手伝い、丁度お父様から息子さんへの移行期の時です。 2017年は問題ない年でした。ボルドー駅散布も2回だけ、羨ましい気候です。ところが2018年最初は良かったのですが、今年後半はローヌも雨が 沢山降り、うどん粉病の被害にあいました。収量はいつもの半分、今までで最悪の収量です。毎年少ない畑ですがそこそこ白ワインが誕生しておりま した。ところが今年は3haからたったの5kgしか取れませんでした。これは無いに等しいです。なので赤に混ぜました。2018年は白ワインは誕生しませ ん。 畑を一緒に回った時に、古い大きなサクランボの木がありました。とても立派な木なのですが、ここ3年全く実を付けなかったそうです。クリスチャンは 長い間農業を営んでおりますが、こんな事初めてだそうです。温暖化の影響でしょうか?うちも同じですが、気候がどんどん変わって来てます。それは 手に取るように解ります。我々が徐々に自然のリズムを壊しているのかもしれません。
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DOMAINE LES 2 FAUVES / CONTINUUM'22 コンティヌーム
¥3,960
SOLD OUT
生産者:DOMAINE LES 2 FAUVES 産地:フランス / ローヌ タイプ:白(橙) 品種:ユニブラン、ヴィラールブラン 2種は同じ日に収穫、マセラシオンの為、大桶に入れられる。マセラシオンは3日間。よってワインの色合いはや や濃く黄金。素直なアタック、マセラシオンによってもたらされた柑橘類のニュアンスを感じる。 ヨードを含む食品との相性がパーフェクト、スパイシーなスープ、アカムツのような魚、脂ののった魚(スズキや タラのような白身魚はワインが魚の風味を消してしまうのでNG)
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DOMAINE LES 2 FAUVES / UNE QUILLE SUR LA LUNE'22 ユンヌ・キュイユ・スール・ラ・リュンヌ
¥4,290
SOLD OUT
生産者:DOMAINE LES 2 FAUVES 産地:フランス / ローヌ タイプ:白 品種:ヴィオニエ ダイレクトプレス、シュールリー熟成、繊細なローブ、淡黄色、豊かなアロマ、味わいは繊細で、フローラル、アプリコット、ヘーゼルナッツのニュアンスがあり、バランスをもたらす美しいフレッシュさに支えられている。ホタテの生食、ロブスターのポシェ、柑橘類を添えた鶏肉料理、典型的なアジア料理など、より繊細な料理と合わせて飲むとよい。
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ドゥ・ヴァン・オー・リアン / ル・ブラン・デュ・マタン 2021
¥4,400
SOLD OUT
生産者:ドゥ・ヴァン・オー・リアン 産地:フランス / アルザス タイプ:白 品種:シャスラ、ピノブラン、シルヴァネール 葡萄は全房のまま2週間浸漬され、空気圧式圧搾機でゆっくりと圧搾。古樽に樽詰めし、澱とともに10ヶ月間熟成 させた。無濾過、無清澄のワイン。 生産者情報 フランス アルザスからドゥ・ヴァン・オー・リアンの新着です! ドゥ・ヴァン・オー・リアンは、アルザスの新しい女性ナチュラルワイン生産者です。ヴァネッサはクリスチャン・ビネールとほぼ5年間協力して、レ・ヴァン・ピルエットと呼ばれるアルザスの自然派ワインのブランドを作り上げました。2019年12月末は、出会いと学びに満ちた旅が終わり、そして新しい冒険の始まりで、ドゥ・ヴァン・オー・リアンが誕生。ヴァネッサが今までの哲学を活かし始めたドメーヌです。まだほとんど知られていない、生産者らの慣行を発展させたいという願望を持っているワイン生産者を促進するため、ネゴシアンとしても活動を始めました。このように、ヴァネッサは、ビオディナミ生産者3名を含む、有機農法を行う7つのワイン生産者と協力し、「ドゥ・ヴァン・オー・リアン」の顧客のためにオリジナルのキュヴェを開発しています。ヴァネッサは、さまざまなアルザスワインとロワールワインに加えて、2019年のミレジム以来、ブルターニュにある彼女の家族の果樹園からのシードルーだけでなく、彼女自身の自然派ワインの生産を開始しました。
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アレクシスヒュードン / ル グラスロット 2022
¥4,070
SOLD OUT
生産者:アレクシスヒュードン 産地:フランス / ロワール タイプ:白 品種:グロローグリ75%、コロンバール25% ピクニックや湖の雰囲気にぴったりです。桃、キウイ、新鮮さとミネラル感たっぷりのジュース。 生産者情報 アレクシス・ヒュードンは正確にはカナダのケベック州出身です。 アレクシスはソムリエとして働き始め、10 年間ワインを提供していました。2014年に、彼はブルゴーニュのジュリアン・ギヨとアンジューのニコラ・ローと一緒に最初の収穫に取り組みました。この最初のシーズンの後、彼はフロアマネージャーとして働くためにパリに戻り、パリで最も有名な自然派ワインレストランの 2 つである Clamato と Coinstot Vino の現場に没頭しました。2015 年の晩春、アレクシスはパリを離れ、ロワールのリーズ & ベルトラン ジュセのもとでフルタイムで働きました。 それ以来、アレクシスはワイン造りの世界に情熱を注いでおり、2019年に自身のセラースペースを設立しました。ここでは、ワイン造りのプロセスの半分は樽の中で行われ、残りの半分はファイバーグラスのタンクで行われています。2021年、アレクシスはレ・コート・ド・ラ・シャリテと呼ばれる小さなアペラシオンに最初の6ヘクタールのブドウ畑(シャルドネとピノ・ノワール)を購入しました。
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ラ・ヴィノテリエ / ハーモニィ デュ ソワール 2021
¥4,180
SOLD OUT
生産者:ラ・ヴィノテリエ 産地:フランス / ロワール タイプ:白 品種:シュナンブラン 生産者情報 トゥール生まれのジャン・マリー。代々ワイン造りをしている家ではありませんでしたが、おじがボルドーでワイン造りをしており、バカンスを利用してボルドーに訪れてワインに興味を持ち、ワイン造りを志すようになったそうです。現在30代半ば、以前は仲間3人でワイナリーを運営していましたが、2018年に独立。好きなことを仕事にしたいというよりは、楽しみながら仕事をしたかったというジャン・マリー。自由にのびのびとワイン造りをしています。約4ヘクタールの畑を所有。シュナンブラン、シャルドネ、グロロー、カベルネフランを植えています。アンジェの南側、黒アンジェと呼ばれるシスト系土壌。醸造に関しては、シャルドネを早摘みして発酵を促すためにスターターを造ります。スターターには微量の亜硫酸を入れて酵母を落ち着かせていますが、スターター以外には基本的に添加しません。今後期待の若手生産者です。
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ラファエル・レイボア / カルマ・ブラン 2022
¥4,400
SOLD OUT
生産者:ラファエル・レイボア 産地:フランス / タイプ:白 品種:ヴィオニエ、ユニブラン 透明感のある淡いイエローゴールド。 フローラルで春らしい香りに、青リンゴのニュアンス。適度な酸、フレッシュで力強く、どこか繊細さもあります。タパスやシーフードのお料理と完璧にマッチします。 樹齢:10年と40年、土壌:黄土 全房発酵、ダイレクトプレス、フラージュ無し、ピシャージュ無し、澱引きあり、スチールタンクキュベ名はブドウ畑のある集落の名前から。 生産者情報 ラファエル・レイボアは、2020年にガール県のセーズ・ヴァレーにあるサブランに移住した28歳(2021年現在)のワイン生産者。地理学を学んだ後20歳でワインの世界に入り、ヴァランタン・ヴァレスとスーリエ兄弟からワイン造りを学ぶ。4ヘクタールの畑ではシラー、ヴィオニエ、カリニャン、クレレット、サンソーなど、たくさんの品種を栽培。畑作業は基本的に手作業で、機械の使用はごくわずか。ビオディナミ農法を実践し、銅や硫黄の使用料も土壌の健康を保つために最小限に抑えている。これからの活躍が楽しみな新進気鋭の若き生産者。
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クリスチャン・ビネール / リースリング ル シャン デ アルエット 2020
¥5,280
SOLD OUT
生産者:クリスチャン・ビネール 産地:フランス / アルザス タイプ:白 品種:リースリング カッツェンタール渓谷のリューディ・レルヒェンフェルトは朝露がかかり一定の割合で貴腐葡萄が混ざり複雑な香味をワインにもたらします 。花崗岩・粘土土壌のリースリングをプレスしフードルで18 ヶ月発酵・熟成しました。 生産者情報 アルザスワインの中心の街コルマール近郊、アムルシュヴィール村にドメーヌを構えるクリスチャン ビネール。ビネール家は、1770年からワイン造りを行う、伝統あるドメーヌです。農薬や除草剤などの化学薬品を使わない自然な農法でワイン造りを始めたのは、彼の父ジョゼフの代からでした。化学肥料や農薬がもてはやされた時代に一貫して無農薬のブドウ栽培に取り組くんだ父からビネール家の伝統を引き継ぎ、自然と一体になったワイン造りの思想をさらに突き詰めて、ビオディナミ農法に切り替えました。醸造では天然酵母での発酵、SO2もほとんど使用しない造りで凝縮感ある果実味と豊かなアロマのワインを造ります。
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オリヴィエ・カルル / バルブ・ルース 2020
¥5,850
SOLD OUT
生産者:オリヴィエ・カルル 産地:フランス / アルザス タイプ:白(橙) 品種:ゲヴェルツトラミネール 美しいオレンジ掛かった琥珀色。オレンジ風味の紅茶、オレンジやマーマレード、生姜の砂糖漬けの香り。アタックは厚みがありタンニンを感じる。オレンジの果実感が永く続き、甘いニュアンスの完熟ぶどうを感じる。ポークソテー・オレンジソースに合いそう。 20は太陽に恵まれた年。南西向き斜面、シルト状粘土(中粒)に植わる樹齢30年のぶどう。 全房でルモンタージュしながら2週間醸し。翌年4月にステンレスタンクに移し、細かい澱と共に6か月熟成し、SO2は一切加せず瓶詰め。 生産者情報 アルザスの中心都市であるストラスブールとコルマールを結ぶワイン街道の中程に位置する村、「ダンバッハ・ラ・ヴィル」にあるドメーヌ。ダンバッハは、ローマ時代より ぶどう栽培が行われている伝統ある村で、一番の特徴は花崗岩の土壌にある。この花崗岩が、ワインに華やかさをもたらす。また、とても乾燥した気候で、アルザ スの特徴でもあるボトリティスが殆ど付かないことから、ぶどうの成熟期にじっくりと健全にぶどうが完熟する。辛口ワインの生産には非常に向いたテロワールであると 云えるだろう。 現在ワイン造りを行うオリヴィエは7代目で、20世紀初頭、祖父母の代では羊飼いをしたり、家畜を飼ったり、野菜の栽培をしたりしながら、ぶどう栽 培を行いワインを造っていた。元々は造ったワインを樽に詰めて売っていたが、1923年、当時としてはとても珍しかった、瓶詰めで販売することを始めたところ、地域のレストランでとても好評となった。1960年代には、父アンドレが品質の高いワインを瓶詰めし、ドメーヌに人を招き試飲会を開催したところ、多くの人が集まるよう になった。オリヴィエは2000年からドメーヌの仕事に携わり、2004年19歳の時にワイン造りを父アンドレから継承。そして完全に有機栽培に移行し、2015年ヴィン テージからラベル上にも「AB認証」と「エコセール認証」を表示し始めた。またオリヴィエはヴァン・ナチュールの取り組みも始め、2015年ヴィンテージで初めて酸化防 止剤を一切使用しないキュヴェを造り出した。その働きが評価され、2016年からはビネール率いるピルーエットのワインも醸造。オリヴィエは一部の例外を除いて、 現在亜硫酸(SO2)を添加しないワイン造りを貫いている。それにもかかわらずオリヴィエのワインがこれ程までにエレガントで安定している理由は、時間を掛け、ワインが美味しくなるまでじっくりと待つ、ここに尽きるだろう。
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オシェール / ラ・コリーヌ・セレスト 2019
¥6,050
SOLD OUT
生産者:オシェール 産地:フランス / アルザス タイプ:白 品種:ゲヴェルツトラミネール・リースリング・ピノ・グリ 粘土、石灰岩、南および東向き斜面、樽醗酵、樽熟成、石灰質土壌のミネラル感とグラン・クリュ「アイヒベルグ」のポテンシャル。明るい麦わら色、さわやかなライチのアロマ、酸とミネラル感を伴ったピュアな果実味、ライチ、黄色系フルーツ、杏、ピリピリと胡椒の感覚、 ポテンシャルと清涼感を併せ持つグランクリュのエレガンスと存在感!Super ! 生産者情報 コルマールの近くの村、エギスハイムで何代にも渡り家族経営されてきたドメーヌ。現当主ユベール・オシェールの祖祖父の代は、ブドウを栽培し、ワイン造りも行っていました。そして当時の多くの農家と同様に、穀物作りや家畜を育てる複合農業を営んでいました。農場を引き継いだ祖父セレストは、第二次世界大戦の後、ワイン販売が困難になったためワイン造りをあきらめ、栽培したブドウを協同組合に出荷するようになりました。 父、ベルナールの代に蔵は大きくなり、1984年にユベールが、その2年後には弟が父を手伝うようになりました。協同組合での経営は順調でしたが、ユベールは、丹念に育てたブドウがその良さを表現することなくワインになってしまうことに欲求不満を感じだしました。「何か違う」「自分が育てたブドウでワインをつくってみたい」この願望がいよいよ強くなって、1999年に自然派ワインの蔵元から専門知識を教わり、自分たちが思い描くワイン造りを確信しました。 そして2000年に、ついに妻のエイディと組合を離れて自社で醸造からビン詰めまですることを決断したのです。しかしユベールの弟は協同組合に残ることを選んだため、この蔵は2つに分割されました。 ユベール夫妻は4haの畑を引き継ぎましたが、農機具が全くなくなってしまいました。二人はこのハンデを契機にして、テロワールを尊重した。ブドウ栽培をするために化学物質を一切使わない農業を選択し、手作業によるブドウ栽培を始めました。それは祖父の時代には当たり前の農業でしたが、近代化された現代では“奇妙な”方法だと思われています。「生きた土作り」をするには、馬で耕す方が良いと思い、請負業者に頼んでいましたが、定期的な耕作ができない不便さがありました。そこで土を固めないようにと小型の耕運機を購入して4年ほど過ぎたころ、やっと一頭の馬(スキッピー)を入手することができました。 それ以来、自分たちで馬と一緒に耕作しています。 2000年に実家のすぐ隣にある建物を購入して、ワイン醸造所と熟成庫として手を加え、初ヴィンテージを仕込みました。テクニックとしての「醸造技術」は複雑で不自然ということで、昔ながらのワイン造りを目指しました。 ブドウを手摘みして、ゆっくりと圧搾した後、天然酵母による発酵に移ります。その後は細かな澱と一緒に、ワイン自体のリズムを尊重した熟成を行うというものです。 しかしワインを造っても誰が買ってくれるのか?顧客を全く持っていない状況で、ワイナリーを興すことはとてつもなく大きな不安がありました。それを乗り越えられたのは、いくつか理由があります。 祖父セレストのカーヴに入る機会があったこと。使われなくなった圧搾機や発酵槽などを目の前にして感動。 ワインを試飲して、それができた背景を思いめぐらせることに強い興味があったこと。 一番大きな理由は、父や弟と共に「いつか自分たちのワインを造りたい」と話していたこと。結局この夢は違う形で実現することに。 そしてエイディが収穫のアルバイトに来て出会ったこと。彼女は蔵に残って結婚し、2年後に協同組合から独立しました。 〈栽培・醸造〉 完成したワインの品質は、原料となるブドウの品質が大きく影響します。優れたワインを造るには品質の高いぶどうを得ることができるか?酸味と糖分、タンニン成分がバランスよく成熟するまで待つことができるのか?という点が大事です。そのためには収穫量をコントロールしなければなりません。アルザス地方では1ha当たり80hlの収量まで認められていますが、収量が多いと残念ながら品質は落ちてしまいます。オシェールでは単位面積の収量を30~50hlまで抑えることによって、香味が豊かでエキス分がしっかりとしたブドウが育ちます。 醸造は少量のSO2を使う以外は、醸造テクニックを使わない。19世紀に使われていた手動の垂直型木製圧搾機を使いゆっくりと丁寧な圧搾をして、コロイド状の物質が混ざらない澄んだ果汁を得るようにしています。
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オリヴィエ・カルル / バルブ・ジョーンヌ 2018
¥6,450
SOLD OUT
生産者:オリヴィエ・カルル 産地:フランス / アルザス タイプ:白 品種:ケヴェルツトラミネール 色付きよいイエローの色調。黄桃の黄色果実風味とカマンベールチーズのような酸膜風味がハーモニーを奏でる。自然な口当たりで丸みあり。黄色果実やノアゼットの香りが口中に広がり、酸は丸く調和している。ジュラのヴァン・ジョーンヌを彷彿とさせる味わい。キュヴェ名は、ワインの色を自身の髭の色に例えた言葉遊び。 18は太陽豊かな年。南西向き斜面、シルト状の粘土質土壌(中粒)に植わる樹齢30年のぶどう。 全房を即圧搾し、デブルバージュは殆ど行わない。野生酵母の自然な働きで発酵させ、産膜酵母下で澱と共に酸化的熟成を42ヶ月行った。SO2 45mg/L添加。 生産者情報 アルザスの中心都市であるストラスブールとコルマールを結ぶワイン街道の中程に位置する村、「ダンバッハ・ラ・ヴィル」にあるドメーヌ。ダンバッハは、ローマ時代より ぶどう栽培が行われている伝統ある村で、一番の特徴は花崗岩の土壌にある。この花崗岩が、ワインに華やかさをもたらす。また、とても乾燥した気候で、アルザ スの特徴でもあるボトリティスが殆ど付かないことから、ぶどうの成熟期にじっくりと健全にぶどうが完熟する。辛口ワインの生産には非常に向いたテロワールであると云えるだろう。 現在ワイン造りを行うオリヴィエは7代目で、20世紀初頭、祖父母の代では羊飼いをしたり、家畜を飼ったり、野菜の栽培をしたりしながら、ぶどう栽 培を行いワインを造っていた。元々は造ったワインを樽に詰めて売っていたが、1923年、当時としてはとても珍しかった、瓶詰めで販売することを始めたところ、地域のレストランでとても好評となった。1960年代には、父アンドレが品質の高いワインを瓶詰めし、ドメーヌに人を招き試飲会を開催したところ、多くの人が集まるよう になった。オリヴィエは2000年からドメーヌの仕事に携わり、2004年19歳の時にワイン造りを父アンドレから継承。そして完全に有機栽培に移行し、2015年ヴィン テージからラベル上にも「AB認証」と「エコセール認証」を表示し始めた。またオリヴィエはヴァン・ナチュールの取り組みも始め、2015年ヴィンテージで初めて酸化防 止剤を一切使用しないキュヴェを造り出した。その働きが評価され、2016年からはビネール率いるピルーエットのワインも醸造。オリヴィエは一部の例外を除いて、 現在亜硫酸(SO2)を添加しないワイン造りを貫いている。それにもかかわらずオリヴィエのワインがこれ程までにエレガントで安定している理由は、時間を掛け、ワインが美味しくなるまでじっくりと待つ、ここに尽きるだろう。
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フランス・ゴンザルヴェス / ジュール・ブラン 2022
¥6,930
SOLD OUT
生産者:フランス・ゴンザルヴェス 産地:フランス / サヴォワ タイプ:白 品種:ジャケール 淡い色調、クリアな黄緑色、真珠のような反射。透明感のある液体。 口に含んだ瞬間、微量のクリスプと若干の還元を感じるが、高いポテンシャルも同時に感じる。 レモンやミントのようなアロマ。フレッシュで透明感のある果実味。シャープな酸、程よい塩味。 熟したキンカン、ハチミツ、火打石、八角、白コショウ、リンゴのニュアンス。たっぷりの旨味。 タイトなミネラル感、張りのあるフィニッシュ、長い余韻。繊細さと活力を兼ね備えている。 ※3日目も何の遜色もなく十分に美味しく飲める。むしろ旨味と奥行きが増す。 ラクレットやチーズフォンデュなどと相性良いでしょう。アペリティフにもgood!(輸入元資料参照) 生産者情報 シャンベリーの南東に位置するアプルモンにドメーヌはあります。 圧倒的な存在感で村を見下ろすグルニエ山は、1248年に土砂崩れを起こしました。 その時、岩の破片が散らばった範囲はなんと21㎞にも及んだといいます。 未だ付近を散歩するとそこら中にそれらしき岩や石ころがころがっているこの場所で、フランスは手に入れた2haもの畑に植樹をします。 フランス・ゴンザルヴェスのワイン生産者としての始まりはボジョレーでした。 2008年に半ヘクタールの土地を手に入れた彼女は、女性が一人でワイン造りをしていくには厳しい土地ボジョレーでスタートを切ります。 その5年後には南向きの花崗岩土壌、コート・ド・ブルイィの区画を含む4ヘクタールを、さらには2014年に6ヘクタールに畑を増やし、生産者として順調に歩んできました。 葡萄のエネルギーをストレートに感じる力強さ、また女性らしい繊細さを兼ね備えた彼女のスタイルは、飲み手に強い印象を与えます。 2022年、ボジョレーを離れ、生まれ故郷であるサヴォワに移り住み、信頼のできるビオ栽培の生産者から葡萄を購入することを決めると、収穫に携わり、今までの経験を活かして再びワインを造り始めました。 今回輸入するワインは全て買い葡萄で仕込んだものですが、ボジョレーの味わいを知る方は、どこか懐かしい雰囲気を感じることでしょう。 力強く大胆な彼女らしさと、サヴォワという土地の個性、今までの経験を活かし綺麗に仕上げた繊細さ、それぞれの品種の特性を存分に味わえます。また、彼女だからこそ表現できる、彼女にしか出来ない表現を是非感じて欲しいと思います。 ガメイを知り尽くした彼女がガメイ・ド・サヴォワを醸すと?どんな味わいになるのか??などなど。。乞うご期待です!!!
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フランス・ゴンザルヴェス / デ・プロメス 2022
¥7,920
SOLD OUT
生産者:フランス・ゴンザルヴェス 産地:フランス / サヴォワ タイプ:白 品種:アルテス 淡い麦わら色。キラキラと透明感があり、ほんのり乳発色。 香水やキンモクセイのようなアロマで甘くリッチな印象。 熟した白桃、白い花、ルバーブ、ジンジャーなど洗練されたフルーツとフローラルのニュアンス。 シナモンのようなスパイシーさと青リンゴのような瑞々しさが混ざり合う繊細なタッチで、口あたりまろやか。 余韻にも上品な酸と甘さが残る。 ※3日目も何の遜色もなく十分に美味しく飲める。酒質がまろやかになり落ち着く。 エチケットの意味 ブルターニュの王妃の名称で求愛の言葉。自身も恋人に言われた経験があることから思いついた。 15世紀にサヴォワ公国の王子と結婚したのがキプロスの王女で、この際キプロスに育ったアルテスを持ち帰ったという説もある。 生産者情報 シャンベリーの南東に位置するアプルモンにドメーヌはあります。 圧倒的な存在感で村を見下ろすグルニエ山は、1248年に土砂崩れを起こしました。 その時、岩の破片が散らばった範囲はなんと21㎞にも及んだといいます。 未だ付近を散歩するとそこら中にそれらしき岩や石ころがころがっているこの場所で、フランスは手に入れた2haもの畑に植樹をします。 フランス・ゴンザルヴェスのワイン生産者としての始まりはボジョレーでした。 2008年に半ヘクタールの土地を手に入れた彼女は、女性が一人でワイン造りをしていくには厳しい土地ボジョレーでスタートを切ります。 その5年後には南向きの花崗岩土壌、コート・ド・ブルイィの区画を含む4ヘクタールを、さらには2014年に6ヘクタールに畑を増やし、生産者として順調に歩んできました。 葡萄のエネルギーをストレートに感じる力強さ、また女性らしい繊細さを兼ね備えた彼女のスタイルは、飲み手に強い印象を与えます。 2022年、ボジョレーを離れ、生まれ故郷であるサヴォワに移り住み、信頼のできるビオ栽培の生産者から葡萄を購入することを決めると、収穫に携わり、今までの経験を活かして再びワインを造り始めました。 今回輸入するワインは全て買い葡萄で仕込んだものですが、ボジョレーの味わいを知る方は、どこか懐かしい雰囲気を感じることでしょう。 力強く大胆な彼女らしさと、サヴォワという土地の個性、今までの経験を活かし綺麗に仕上げた繊細さ、それぞれの品種の特性を存分に味わえます。また、彼女だからこそ表現できる、彼女にしか出来ない表現を是非感じて欲しいと思います。 ガメイを知り尽くした彼女がガメイ・ド・サヴォワを醸すと?どんな味わいになるのか??などなど。。乞うご期待です!!!
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フランス・ゴンザルヴェス / フェリック 2022
¥8,800
SOLD OUT
生産者:フランス・ゴンザルヴェス 産地:フランス / サヴォワ タイプ:白 品種:ベルジュロン 色調は、黄金色で、琥珀色と真珠色のハイライト、ほんのり濁りあり粘性あり。 蜜や熟した果実の芳醇な香りがありボリュームを感じる。 黄桃、メロン、砂糖漬けレモン、熟したアプリコット、ドライパイナップル、カルダモン、バニラ。 熟した果実の甘みがあり、厚みも感じるが、余計な残糖は感じない。冷涼感があり洗練されている。 味わいは緊張感があり、神経質さと活力の間のエネルギッシュなバランスを保っている。 アロマティックで滑らかなタッチ、繊細なミネラル感。アフターに心地よい苦味があり、緻密な構成と骨格を感じる。 ※3日目も全く遜色もなく高いポテンシャルを感じる。貴腐ワインのような高貴な香りが増している。 (輸入元資料参照) エチケットの意味 超自然的な力を与えられた「マジック」という意味。魔法をかけられたように美味しくなったから、そう名づけられた。 生産者情報 シャンベリーの南東に位置するアプルモンにドメーヌはあります。 圧倒的な存在感で村を見下ろすグルニエ山は、1248年に土砂崩れを起こしました。 その時、岩の破片が散らばった範囲はなんと21㎞にも及んだといいます。 未だ付近を散歩するとそこら中にそれらしき岩や石ころがころがっているこの場所で、フランスは手に入れた2haもの畑に植樹をします。 フランス・ゴンザルヴェスのワイン生産者としての始まりはボジョレーでした。 2008年に半ヘクタールの土地を手に入れた彼女は、女性が一人でワイン造りをしていくには厳しい土地ボジョレーでスタートを切ります。 その5年後には南向きの花崗岩土壌、コート・ド・ブルイィの区画を含む4ヘクタールを、さらには2014年に6ヘクタールに畑を増やし、生産者として順調に歩んできました。 葡萄のエネルギーをストレートに感じる力強さ、また女性らしい繊細さを兼ね備えた彼女のスタイルは、飲み手に強い印象を与えます。 2022年、ボジョレーを離れ、生まれ故郷であるサヴォワに移り住み、信頼のできるビオ栽培の生産者から葡萄を購入することを決めると、収穫に携わり、今までの経験を活かして再びワインを造り始めました。 今回輸入するワインは全て買い葡萄で仕込んだものですが、ボジョレーの味わいを知る方は、どこか懐かしい雰囲気を感じることでしょう。 力強く大胆な彼女らしさと、サヴォワという土地の個性、今までの経験を活かし綺麗に仕上げた繊細さ、それぞれの品種の特性を存分に味わえます。また、彼女だからこそ表現できる、彼女にしか出来ない表現を是非感じて欲しいと思います。 ガメイを知り尽くした彼女がガメイ・ド・サヴォワを醸すと?どんな味わいになるのか??などなど。。乞うご期待です!!!
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フランツ・ソーモン / ソーヴィニヨン 2022
¥3,300
SOLD OUT
生産者:フランツ・ソーモン 産地:フランス / ロワール タイプ:白 品種:ソーヴィニヨンブラン ユーカリやミント、シトラス系のアロマを感じます。そして少しトロミを帯びた液体感。トロピカルなニュアンスもあります。 醸造時の濾過はごく軽めで、清澄(ワインの透明度を高める作業)もしていません。そのためブドウ果汁の旨味がたっぷりと詰まった味わいに仕上がってます。 2022年は非常に暑く乾燥したビンテージ。5ヶ月の発酵・熟成を経てクリアな味わいに仕上がっています。 生産者情報 2002年から始まった造り手で、合計4haの畑をたった1人で無農薬で葡萄の栽培と醸造を行っています。 彼の造るワインの主要なアペラシオン、ロワール地方の「モンルイ」は日本ではあまり見かけないAOCですが、実はシュナンブランが有名で辛口から甘口までのワインが造られています。 これまでこのAOCの認知度を高めてきた造り手は様々な人がいますが、今ではフランツ・ソーモンが大御所。丁度脂の乗っている、充分な経験を積んだ自然派のワインを味わってください。
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アレクシスヒュードン / クラック 2021
¥4,070
SOLD OUT
生産者:アレクシスヒュードン 産地:フランス / ロワール タイプ:白 品種:グロマンサン 生産者情報 アレクシス・ヒュードンは正確にはカナダのケベック州出身です。 アレクシスはソムリエとして働き始め、10 年間ワインを提供していました。2014年に、彼はブルゴーニュのジュリアン・ギヨとアンジューのニコラ・ローと一緒に最初の収穫に取り組みました。この最初のシーズンの後、彼はフロアマネージャーとして働くためにパリに戻り、パリで最も有名な自然派ワインレストランの 2 つである Clamato と Coinstot Vino の現場に没頭しました。2015 年の晩春、アレクシスはパリを離れ、ロワールのリーズ & ベルトラン ジュセのもとでフルタイムで働きました。 それ以来、アレクシスはワイン造りの世界に情熱を注いでおり、2019年に自身のセラースペースを設立しました。ここでは、ワイン造りのプロセスの半分は樽の中で行われ、残りの半分はファイバーグラスのタンクで行われています。2021年、アレクシスはレ・コート・ド・ラ・シャリテと呼ばれる小さなアペラシオンに最初の6ヘクタールのブドウ畑(シャルドネとピノ・ノワール)を購入しました。
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アンドレ・ロレール / エッシャープ・ディ・ガルン Lot.2 2017-21/AOC Alsace
¥3,740
SOLD OUT
生産者:アンドレ・ロレール 産地:フランス / アルザス タイプ:オレンジ 品種:リースリング、オーセロワ・ゲヴェルツトラミネール・シルヴァネール・ミュスカ 山吹色の色調。エニシダなど黄花のハッとする香りや、黄桃の果実風味。自然な口当たりで程よい厚みあり、キュットした酸があり旨味ある味わい。 醸しをしたシルヴァネールの比率が前バージョンよリ多い為、より深い味わいでありながら、フレッシュ感豊かで、塩っぽいミネラル感がある。 フードルで熟成していた前バージョンに、より多くのリースリング'21とオーセロワ'21をブレンド。 キュヴェ名は、アルザス語で「ジュ・テーム」(愛してる)。このワインは、愛する2人の繊細な心を表している。全く違った個性を持った2人が出会う事で生まれたひとつの愛は、年を重ねるごとに離れられないものになる。この結合は決して身動き出来ず不自由になるのではなく、年を追うごとに永遠に熟成していくものなのだ、と。これは、彼女レアとの出会いを表しているラベルの唇は、複数色あります。 Lot 2はリースリング’21とオーセロワ’21の比率がより多く、'21の特徴である酸がしっかりと存在するよりフレッシュな味わい 生産者情報 ストラスブールとコルマールの丁度中程に位置するミッテルベルグハイム村に所在する、ドメーヌ・アンドレ・ロレールの現在のオーナー醸造家アンドレは8代目で、そのお父さんは1960年代からすでに雑草とぶどうの樹とが共生した栽培を始め、1980年代には化学殺虫剤の使用もやめ、2001年にはアンドレが公式にもAB認定ビオ栽培とした。 また、2016年からはビオディナミによるぶどう栽培を始めている。 アンドレは、純粋さと精緻さを兼ね備えたとても優れたワインを生み出しているが、特筆すべきはアンドレの息子ルードヴィックの存在! ルードヴィックはアンドレが受け継ぎ発展させたテロワールがしっかりと詰まったぶどうから、自然な醸造方法により純粋さがそのまま表現された、とても体に優しい味わいのワインを造りだしたのだ! 今回ご紹介するワインは、息子のルードヴィックがSO2を全く使用せず醸造した、フレッシュで美味しさに満ち溢れたワイン。
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エミリアン・ルヴェール / K8 2021
¥4,400
SOLD OUT
生産者:エミリアン・ルヴェール 産地:フランス / アルザス タイプ:白発泡 品種:ミュスカ80%(買いぶどう)、ピノ・ブラン20%(自社ブドウ) 薄濁りペットナット。7か月ラット(ルミュアージュ板)で瓶内発酵熟成した後、デゴルジュマン実施。 淡く僅かに緑掛かった色調。泡はとても細かくクリーミー。とてもエレガントなマスカット風味が広がる。ほんのりとした甘みを感じ、フレッシュで心地よい。レモングラスの様なハーブ香も感じられる。 生産者情報 アルザスでワイン造りを始める若手生産者には、2つのタイプがいる。1つは栽培農家出身で親の畑を引き継ぎナチュールを造り始めるパターン。もう1つは、栽培農家ではなくワインが好きでゼロから始めるパターンだ。エミリアンは後者。しかし、彼のワイン造りは困難を極めた。何のバックボーンもなく、信用もないエミリアンにぶどう畑を託してくれる人は簡単には表れなかったからだ。エミリアンはブザンソン出身の元ソムリエで、ガストロノミックなレストランで働いていた際、2013年にヴァン・ナチュールと出会った。 2017年、彼は1年の半分をワイン学校で、半分は生産者、ドメーヌ・ローラン・バルトで働いた。アルザスでは畑を見つけるのはとても困難で、あったとしてもかなりの高額。よって、買いぶどうを手作業で、化学的な介入はせず、全くの自然な手法でワインを造る、ミクロ・ネゴスの会社を2019年に設立した。 エミリアンのワイン造りはまだ始まったばかりで、これからも幾多の困難が立ちはだかるだろうが、2022年からは自分のぶどうでワインを造る目途が立った。そんなエミリアンは、自らの夢に向かって邁進している様に見える。彼が自分のワインを試飲する時その眼差しの向こうには、1年間のぶどう栽培やワイン醸造で全力を尽くしてきた全てが走馬灯の様に駆け巡っているのが見て取れる。まさに人生を掛けてワインを造っているエミリアンの1コマを見る様な想いだ。実はエミリアンは、ワインの他にも同様の考え方、つまりすべて地元産、すべて自然な手法、培養酵母なし、バクテリア添加なし砂糖添加もなし、炭酸添加もなしで、ビールやシードル、蜂蜜酒なども造っている。
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アキレ / クリザリード
¥4,620
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生産者:アキレ 産地:フランス / アルザス タイプ:白 品種: ピノノワール、リースリング、ピノブラン、ゲヴェルツトラミネール Chrysalide(さなぎ)という名前は、幼虫から蝶への進化の段階に由来し、ビオディナミへの転換に例えられます。これは短いシリーズの最初のリファレンス です。さなぎのエチケットは、幼虫から蝶への進化のさまざまな形態と段階の要約を表現しています。ノコギリ草のロゴから始まり、最初は変換に必要な時間 を象徴するために砂時計として、次に幼虫、さなぎ、蝶を表すため、様々な形に表現しました。 ぶどう栽培:ビオディナミ農法への変換中における、すべてのぶどう畑のアッサンブラージュ。シッフェルベルグのリースリングを除いて、すべての区画は花崗岩の丘の中腹 (シャーヴィラー + フランケンシュタインの特級畑) から構成されています。 Cave: 高速発酵: ゲヴュルツトラミネールの最後のロットを受け取ってから糖度を仕上げるまでに 2 週間。 色調:上品な黄色、かすかな濁り 香り:最初は非常にわずかだが、還元香を感じます。ワインはすぐに開いて、フレッシュなエキゾチックフルーツ、フローラルな香り (白い花、スイカズラ、ツ タ)、ジンジャーや柑橘類 (グレープ フルーツとライムの皮) の香りへと変化します。最後に、スパイス、特にナツメグと白胡椒のニュアンスが残ります。 味わい: 飲みやすい口当たりではありますが、かなりのボリューミーで美しく張りつめたような味わい。ハーブと柑橘類の香りがあり、スパイスの存在によっ てそれが強調されています。 食事とワインのマリアージュの提案: ・ココナッツミルクのセビーチェ。 ・ホタテのたたき ・鴨のアッシェ パルマンティエ(ジャガイモ、蕪、梨の胡椒ベース)。 生産者情報 ドメーヌ アキレの持つビオクリマティック(生物気候)による新しい貯蔵庫はヨーロッパの中でも最も大きく、90トンの藁が使用されています。2017 年10月20日金曜日、シャービラー村(アルザス地方中心部)にて、ワイン生産者イヴ ディエトリッチは2人の息子であるピエールとジャンと共にビオク リマティックによる新しい貯蔵庫を開始しました。 90トンの藁と6層の石灰から造られた建物の、その構造はディエトリッチ家のドメーヌ ヴィクトール アシレによって伝授され、ドメーヌ ジャン ポール スミッツと協同して実現された。同時に、ビオディナミによる2つの開発は、類似した価値観を一つ屋根の下で共有しました。すべては1991年に始まりました。それは父であるイヴ ディエトリッチが彼の家族と義理の家族との葡萄栽培の開発を再び始めた時です。1999年、彼はビオロジック農法に変え、2 003年にはビオディナミ農法に変換した。まず最初に協同組合のワインカーヴに葡萄を運びます。以前はただ葡萄畑を育成し、その葡萄たちを協同組合に売 るだけが仕事でした。しかし現在は彼自身がそれぞれの葡萄がそれぞれに適したワインを造ることを決めます。2016年、彼は2人の息子であるジャンとピエー ル ディエトリッチとドメーヌ ジャンーポール スミッツと協同して、ビオクリマティックの貯蔵庫を藁、材木、石灰で造りました。その建物は全体的に受 動的で、環境をリスペクトしていました。このようにしてドメーヌ アキレは誕生しました! イヴ ディエトリッチは葡萄畑に、ジャンはワイン醸造に、ピエールは営業に、それぞれ専念しています。 ドメーヌ名の選択はワイン畑の開拓と無関係ではありませんでした。彼は西洋ノコギリソウの花を参照しました。それは葡萄畑の中に見つけることができる からです。「ビオディナミの葡萄畑では、2平方メートルの中に最低でも20~30種類の様々な植物が育まれていて、なんて美しい多様性!」と、ピエール ディエトリッチは告げました。 「西洋ノコギリソウの花は等間隔に100枚の花びらから構成され、太陽を分かち合っている。私たちのワインたちに、私たち の名前を与えるというよりむしろ、私たちのドメーヌの存在を支えてくれるすべての人々に敬意を示したかったからです。私たちの計画を信じ、そしてその実 現を助け、ワインを味わい、価値観を分かち合い、ドメーヌ アキレについて語り合える、そのすべての人たちに。」と彼は続けました。2016年夏に製造した ワインは2017年の夏まで売り出された。すべてのアルザス葡萄品種は、 といった土壌で造られ、先に瓶詰めされた。
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ペパン / オランジュ
¥4,620
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生産者:ペパン 産地:フランス / アルザス タイプ:白(橙) 品種:グルナッシュブラン 外観:濃いオレンジ色、濾過なしのマセラシオンが、白のため澄んでいる。 香り:柑橘系フルーツの香り、甘いスパイス、りんごや洋梨、まるでタルトタタンのようで、高い精密度を感じます。 味わい:香りとアロマが完璧に調和し、タンニンによってもたらされるフレッシュさと果汁のボリュームとのバランスが保たれています。そして 美しい酸が爽やかさをもたらします。 おすすめのお料理:日当りの良いテラスでアペリティフとして。 ハード系チーズの盛り合わせと非常に相性がよく、このワインのジューシーなところが、例えばレモンタルト等とよく合い、スウィーツ好きの 人々をリフレッシュさせてくれます。 生産者情報 ビオワイン界で有名なミシェル トルマーがペパンのワインを賞賛しました。各キュヴェは、有機農法で栽培され、手作業で収穫され、醸造する上 で科学的なものが投入されることなく、固有の酵母のみを使用し、亜硫酸塩を添加せずに、ブドウの木のみから作られた純粋なものです。 ワイン醸造学(独立ワイン生産者180社と協力)の創設者であるグザヴィ・クチュリエとピエール サンシェのデュオにより、ペパンの醸造にお いてワイン生産者をサポートしながら、ペパンが高品質のワインを生産することが実現できます。このクオリティーの高さと、これらの取り組み により、ワイン造りを継続でき、多くの独立した小さな生産者と協力し合うことができました。私たちはフランス全土で、年間を通して持続的に 自然派ワインを造りを行っていま
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リュック・ボエ / アルテス・アン・パラディ、ル・グレ
¥5,390
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生産者:リュック・ボエ 産地:フランス / サヴォワ タイプ:白 品種:アルテス 淡いイエローの輝きある色調、モクレンなど白から黄色の花の香りやレモンクリームなど気品ある香り。優しい口当たりで山の花の風味が広がり、 酸は中程度で仄かな苦みがある。 生産者情報 リュックは、栽培の仕事を請け負いながら2011年初めて自身のワインをリリースした。とはいえ、まだたった1.2haのぶどう畑を借りているに過ぎない。 しかし、彼の活動はサヴォアの伝統を今に復活させる大きな一歩であることに間違いない。伝統白品種アルテス(ルーセット)は栽培にとても手 間が掛り、晩熟で多産性赤品種のモンドゥーズは収量を40ha/hl以下に抑えないと良いワインができない。そんな難しい品種から、彼はこの地なら ではのワイン造りに情熱を賭けている。スキー最上級者にしか滑れないようなただでさえ急峻な斜面に、石灰岩の露出した山から転げ落ちてきた 石がびっしりと2mも積もった畑。足元悪く、歩くだけでフラフラするのだ。そこに晴天時にはじりじりと照りつける太陽が35度もの暑さをもたらす。こんなところで畑仕事ができるとは到底思えない…その畑で、ビオ、ビオディナミを実践し、他にはない類稀な味わいのワインを造っている。いろいろ試験的なワインも造るなど、これからが楽しみな生産者の出現だ!現在は新しい畑も手に入れ、耕作の請負仕事も辞め、トータルで3haの畑か ら自身のワイン造りに専念している。自然なワイン造りにとても研究熱心で、あの幻の醸造家ジャック・ネオポールとも親交があり2014年には何度も来て醸造を手伝いながらアドバイスをしてくれた。
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ジャルダン・アン・シャンタン / ペ・ジャン・ラ2021
¥6,380
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生産者:ジャルダン・アン・シャンタン 産地:フランス / アルザス タイプ:泡 品種:リースリング30%、ミュスカ70% シュネンブルグ・グラン・クリュ産の葡萄を使用。粘土石灰質土壌。手摘み収穫(12kg籠)。グラップアンティエール、マセラシオンカルボニック 3日間。瓶詰め前に澱引き、ノンフィルター、ノンコラージュ、SO2無添加。フルーツサラダ、マンゴーのシャルロットと。 生産者情報 レ・ジャルダン・オン・シャンタンは、オー=ラン県の1ヘクタールの敷地に5年前設立された多文化有機園芸プロジェクトです。 ガブリエル・ウィレムとレア・パラジェの目的は、文化と農業を混ぜ合わせ、健康的かつ楽しい方法で体と精神を豊かにすること。 自らを、農民の常識を再発見してもらえる仕事を提供する「新農民」と呼び、ブドウだけでなくビオディナミの非ハイブリッド野菜や瓶を販売しています。年に一度、自分たちの土地でオープンハウスフェスティバルを開催し、土地・農業・生活がリンクして再認識できる活動を行ってます。
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レオ・ディリンジャー / メティス2019
¥4,400
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生産者:レオ・ディリンジャー 産地:フランス / アルザス タイプ:白 品種:ミュスカ・ダルザス、ピノ・ノワール、シルヴァネール マセラシオンしたミュスカ・ダルザス+ピノ・ノワールにシルヴァネールの果汁を加え1年大樽熟成。 白寄りの端正なアロマと熟した果実味、ほんのり柑橘風味の苦味、例年よりもさっぱりとした仕上がりの混醸ワイン! 生産者情報 花崗岩土壌のニュージェネレーション! ストラスブールから南西に50km。アルザス中部のダンバッハ・ラ・ヴィル(Dambach-la-ville)のニュージェネレーション。4世代ほど受け継いできた畑をまだ20代のレオが徐々に受け継いでいる。お爺さん、父が始めに渡してくれた畑はシルヴァネールが多く、品種をまぜてみたり、手作業でマセラシオンをしてみたりと創意工夫が功を奏している。自身のワインを造り出してから3ヴィンテージ目だが、すでに完成度の高いワインをリリースしている。2020年2月のアノニムで広くデビューを飾り、一気に注目を集めていた。リエッシュ家からワイン街道を通って南に10kmだが、土壌は全く違う花崗岩質。果実の華やかさが現れる。有機栽培を続けている畑、そしてセラーでも不要な介入はせず、畑・葡萄のポテンシャルを生かすよう心掛けている。
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ロクタヴァン・ネゴス / シルヴァネール
¥5,940
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生産者:ドメーヌ・ドゥ・ロクタヴァン 産地:フランス / ジュラ タイプ:白 品種:シルヴァネール 青みのある柑橘や花々のアロマ、生き生きとした酸味。 生産者情報 ブドウ栽培は頑張ってするというより、自然が好きだから面白い、という感覚で行っています。重要な点は、ブドウが健全でバランスよく育つようにしっかりと観察し、きちんと熟してくれるまで収穫を待てるように、生産量を抑えた栽培をすること。醸造所では、発酵の進み具合を管理して、酵母が活発になるように導く、といっても健全でバランスよく熟したブドウがあれば、後は衛生的な醸造設備で発酵させるだけなのです。だからこそ手品が起きたような気にもさせられます。オクタヴァンでは、(クレマン以外は)SO2、培養酵母、砂糖、酵素・・・といったブドウ以外のものは何も加えないワイン造りをしています。