gentle folkは、
オンライン販売、飲食店への業務卸しをメインに活動している鎌倉のナチュラルワイン専門店です。
gentle folkで販売しているワインは、
店主が実際に現地訪問した生産者・ワイナリー、友達が作っているワインを主に扱っています。(オーストリアやチェコなどの中央ヨーロッパや日本の葡萄農家さんのワインが多いです)。生産者の所作や現地の文化を思い浮かべられるワイン、そして生産者と密にコミュニケーションを取ること(現地で)を当店はとても大事にしています。
優しさは人それぞれ。
ただ、どんなシチュエーションにも合うgentleなワインが多いと思います。
是非gentle folkオンラインをお楽しみください。
※2024年3月〜2024年10月の期間中はオーストリア研修のためオンライン販売はお休みさせていただきます。再開は2025年1月を予定しております。
優しい人が幸せになりますように。
主なお取引生産者
岩手県
・ドメーヌハシパ
長野県
・ドメーヌムラヤマ
・川島醸造
・Hikaru Farm(ドメーヌ長谷)
岡山県
・蒜山醸造所 つちとみず
香川県
・OHLOY BREWING
Special Thanks, Friends...
Austria
・Gut Oggau
・Dietrich Robitsch
・Koppitsch
・Michael Wenzel
・Andreas Ziniel
・Franz Weninger
・Schődle Family
・Johannes Zillinger
・Projekt Wildtyp
・Malinga
・Nibiru
・Florian Herzog
・Martin Andorfer
・Kobatl
Czech
・Směska
・Donatus
・Richard Stávek
・Dobrá Vinice
・Jaroslav Osička
・Punkista
Italy
・Carrusin
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ヘイダー / デリリアス2022
¥3,080
SOLD OUT
生産者:ヘイダー 産地:オーストリア / ブルゲンラント タイプ:白(橙) 品種:ムスカテラー、ブーヴィエ ブルゲンラント近郊の樹齢15~30年の砂地、褐色森林土壌の畑のぶどうを使用。熟して健康なぶどうのみを手摘みで収穫、選果後、除梗し、1日 間スキンコンタクト後プレスし、ステンレンスタンクで発酵、シュールリーにて熟成。ノンフィルター、酸化防止剤なしで瓶詰め。典型的なマスカットの 香りと繊細なニワトコの花の香りが特徴のアロマティックでさわやか、軽快な飲み口のオレンジワイン。 生産者情報 代々農業の家系で育ったベルトルト。両親はワインを樽で販売していたため、小さい頃から家業を継ぐことを考えており、クロスターノイブルクにあるぶどう栽培と果実栽培の高等連邦大学を卒業する。その後、農業協会でコンサルタントとして数年間働き、1993年に実家を継ぐと、ワインを輸出用としてボトルで初めて 販売開始。1999年より殺虫剤、除草剤の使用をやめ、2016年にはオーガニックの認証、2018年にはデメターの認証を取得。ワインのほとんどが輸出向けとなっているせいか、まだほぼ無名な存在と言っていいくらい、オーストリアではほぼ知られていない。今までに日本に輸入されていなかったことが不思議なくらい掘り出しものと言っても過言ではない。良質なワインは日常にあるべきというのが彼のモットー。
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ペパン / ペティヤンナチュレル
¥4,620
SOLD OUT
生産者:ペパン 産地:フランス / アルザス タイプ:白発泡 品種:ミュスカオーセロワ 外観:かすかな濁り 香り:強い香り、レモンの香り、グリエした胡麻。開いてきた時にわずかに少しずつその香りは消えてゆきます。発酵やアミルアルコールの香り が残る。 味わい:非常に芳醇ですが、線の細い素晴らしい酸によってまとめらています。発泡性は軽やかで、白胡椒のニュアンスにより、最終的にはとて もスパイシーな印象を与えます。そしてモヒートの香りが現れます:レモン、ライム、かすかなメンソール。最終的には塩気を感じます。 おすすめのお料理:魚のブールブランソース添え、アペリティフ、お刺身、レバノン料理、メッゼ、レモンのソルベ、鶏の煮込み料理。 生産者情報 ビオワイン界で有名なミシェル トルマーがペパンのワインを賞賛しました。各キュヴェは、有機農法で栽培され、手作業で収穫され、醸造する上 で科学的なものが投入されることなく、固有の酵母のみを使用し、亜硫酸塩を添加せずに、ブドウの木のみから作られた純粋なものです。 ワイン醸造学(独立ワイン生産者180社と協力)の創設者であるグザヴィ・クチュリエとピエール サンシェのデュオにより、ペパンの醸造にお いてワイン生産者をサポートしながら、ペパンが高品質のワインを生産することが実現できます。このクオリティーの高さと、これらの取り組み により、ワイン造りを継続でき、多くの独立した小さな生産者と協力し合うことができました。私たちはフランス全土で、年間を通して持続的に自然派ワインを造りを行っています。
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ペパン / オランジュ
¥4,620
SOLD OUT
生産者:ペパン 産地:フランス / アルザス タイプ:白(橙) 品種:グルナッシュブラン 外観:濃いオレンジ色、濾過なしのマセラシオンが、白のため澄んでいる。 香り:柑橘系フルーツの香り、甘いスパイス、りんごや洋梨、まるでタルトタタンのようで、高い精密度を感じます。 味わい:香りとアロマが完璧に調和し、タンニンによってもたらされるフレッシュさと果汁のボリュームとのバランスが保たれています。そして 美しい酸が爽やかさをもたらします。 おすすめのお料理:日当りの良いテラスでアペリティフとして。 ハード系チーズの盛り合わせと非常に相性がよく、このワインのジューシーなところが、例えばレモンタルト等とよく合い、スウィーツ好きの 人々をリフレッシュさせてくれます。 生産者情報 ビオワイン界で有名なミシェル トルマーがペパンのワインを賞賛しました。各キュヴェは、有機農法で栽培され、手作業で収穫され、醸造する上 で科学的なものが投入されることなく、固有の酵母のみを使用し、亜硫酸塩を添加せずに、ブドウの木のみから作られた純粋なものです。 ワイン醸造学(独立ワイン生産者180社と協力)の創設者であるグザヴィ・クチュリエとピエール サンシェのデュオにより、ペパンの醸造にお いてワイン生産者をサポートしながら、ペパンが高品質のワインを生産することが実現できます。このクオリティーの高さと、これらの取り組み により、ワイン造りを継続でき、多くの独立した小さな生産者と協力し合うことができました。私たちはフランス全土で、年間を通して持続的に 自然派ワインを造りを行っていま
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ペパン / ペパンルージュ
¥4,620
SOLD OUT
生産者:ペパン 産地:フランス / ルシオン、南西部、ラングドック タイプ:赤 品種:カリニャン、サンソー、シラー、グルナッシュ、 ミュスカ・ド・アレキサンドリ 外観:濃い赤、かすかな濁り、紫色のニュアンス 香り:最初のアタックはグリオットシロップの香り(イギリスの飴のような)。フルーツの種(サクランボ、プルーン)のような香りにとどまり ます。最後にはハーブのアロマやスパイスの香り(シナモン、ナツメグ)が現れます。 味わい:たっぷりとしたボリュームによるバランスの良い骨格。フレッシュな胡椒により再びフルーツの種のような香りが現れ、最後には素晴ら しいリキュールと美しいビターの味わいとなります。 おすすめのお料理:仔羊の塩味のパイ包み焼き、プルーンのタジン鍋、ジビエと煮詰めた赤ワインのソース仕立て、フレッシュトマトを使ったイ タリアのスペシャル料理、イラクサのトム(フランスのAOCチーズ)、カリンかミラベルのアイスクリーム、リンゴのタルト、オレンジソース仕 立ての鴨肉。 生産者情報 ビオワイン界で有名なミシェル トルマーがペパンのワインを賞賛しました。各キュヴェは、有機農法で栽培され、手作業で収穫され、醸造する上 で科学的なものが投入されることなく、固有の酵母のみを使用し、亜硫酸塩を添加せずに、ブドウの木のみから作られた純粋なものです。 ワイン醸造学(独立ワイン生産者180社と協力)の創設者であるグザヴィ・クチュリエとピエール サンシェのデュオにより、ペパンの醸造にお いてワイン生産者をサポートしながら、ペパンが高品質のワインを生産することが実現できます。このクオリティーの高さと、これらの取り組み により、ワイン造りを継続でき、多くの独立した小さな生産者と協力し合うことができました。私たちはフランス全土で、年間を通して持続的に 自然派ワインを造りを行っています。
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ニビル / グルンステイン・ゲルバー・ムスカテラー 2021
¥3,630
SOLD OUT
生産者:ニビル 産地:オーストリア / カンプタール タイプ:白 品種:ゲルバームスカテラー カンプタール地区モランズ村のゲルバー・ムスカテラー(黄土、砂、ローズクォーツ)を使用。手摘みで収穫、選果後、半分のぶどうは全房プレス。残りの半分は破砕し、 全房で2週間スキンファーメント後プレスし、ステンレンスタンクにて別々に発酵、シュールリーにて熟成。ブレンドし、ノンフィルターで瓶詰め。 生産者情報 代々続くオーストリア、カンプタールの醸造所で生まれ育ち、14歳から4年間、葡萄栽培と醸造を学校て学ぶ。その後、シュロス・ゴベルスブルグなどオーストリーのワイナリーに て研修、2016年~2018年の収穫をヨハンメイヤーで経験し、オーストリアに戻り、両親の醸造所を手伝いながら自分自身のワイン「ニビル」を奥様のユリアさんと一緒に立ちあげ る。ヨセフは、長い期間をかけながら、自由で固定されず、唯一の方向に進んでいきたいというワイン造りへの思いがあり、太陽の周りを逆方向に長い周期で回っている唯一の 惑星「ニビル」を、自分の目指すスタイルと重ね、ワイナリー名としました。ボトルのロゴは、その昔、カンプタールの周りに住んでいたケルト人のシンボルからとっており、サイク ル(自然環境)を意味し、自然は健康的で持続可能で循環するものという彼の考えを表しています。
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ニビル / グルンステイン・ミュラー・トゥルガウ 2021
¥3,630
SOLD OUT
生産者:ニビル 産地:オーストリア / カンプタール タイプ:白(橙) 品種:ミュラートゥルガウ カンプタール地区テュルンオイシュティフト村、モラントシュ村のミュラートゥルガウ(角閃岩、片麻岩)を使用。手摘みで収穫、選果後、破砕し、全房70%、除梗30%で2週 間から3週間スキンファーメント後プレスし、ステンレンスタンクにて別々に発酵、シュールリーにて熟成。ブレンドし、ノンフィルターで瓶詰め。 生産者情報 代々続くオーストリア、カンプタールの醸造所で生まれ育ち、14歳から4年間、葡萄栽培と醸造を学校て学ぶ。その後、シュロス・ゴベルスブルグなどオーストリーのワイナリーに て研修、2016年~2018年の収穫をヨハンメイヤーで経験し、オーストリアに戻り、両親の醸造所を手伝いながら自分自身のワイン「ニビル」を奥様のユリアさんと一緒に立ちあげ る。ヨセフは、長い期間をかけながら、自由で固定されず、唯一の方向に進んでいきたいというワイン造りへの思いがあり、太陽の周りを逆方向に長い周期で回っている唯一の 惑星「ニビル」を、自分の目指すスタイルと重ね、ワイナリー名としました。ボトルのロゴは、その昔、カンプタールの周りに住んでいたケルト人のシンボルからとっており、サイク ル(自然環境)を意味し、自然は健康的で持続可能で循環するものという彼の考えを表しています。
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カルーシン / アスィノイ2020
¥3,520
SOLD OUT
生産者:カルーシン 産地:イタリア / ピエモンテ タイプ:赤 品種:バルベーラ 生産者情報 1927年アスティ県モンフェッラートで創業した農場。近くの町の名前にちなんでワイナリーをCarussin カルーシンと名付けた。当初4haからスタートした農場はいまでは10haを超え、ワイン以外にもビール用の麦やりんごなどの果樹、家畜も育て、複合的な農業を展開している。 1962年生まれのブルーナから、現在は息子のルカとマッテオが受け継ぎ、雰囲気のいいチームを作り上げている。 農薬は1984年以来使われておらず、現在はビオディナミの手法を取り入れて畑の手入れをしている。ロバとともに耕作。 剪定は Marco Simonit の教えを受け実践。
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カルーシン / カーリカラーズィノ2021
¥3,740
SOLD OUT
生産者:カルーシン 産地:イタリア / ピエモンテ タイプ:白 品種:カーリカ・ラーズィノ、コルテーゼ、ファボリータ、ソーヴィニョン・ブラン 薄めの黄金色、華やかな野花や蜜の香り、つややかな果実味、余韻に香ばしいクッキー香、(少し豆 要素があるので、現時点では当日飲みきりがおすすめです。)、内容充実のカルーシン的ハウスワイン白!! 生産者情報 1927年アスティ県モンフェッラートで創業した農場。近くの町の名前にちなんでワイナリーをCarussin カルーシンと名付けた。当初4haからスタートした農場はいまでは10haを超え、ワイン以外にもビール用の麦やりんごなどの果樹、家畜も育て、複合的な農業を展開している。 1962年生まれのブルーナから、現在は息子のルカとマッテオが受け継ぎ、雰囲気のいいチームを作り上げている。 農薬は1984年以来使われておらず、現在はビオディナミの手法を取り入れて畑の手入れをしている。ロバとともに耕作。 剪定は Marco Simonit の教えを受け実践。
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ルカ ベヴィラクーア / ゴシップ 2020
¥4,070
SOLD OUT
生産者:ルカ ベヴィラクーア 産地:イタリア / アブルッツォ タイプ:ロゼ 品種:モンテプルチアーノ90%・パッセリーナ10% 樹齢30年ほどのモンテプルチアーノ主体のワイン。収穫後除梗しモンテプルチアーノの厚い皮から自然なローズカラーを出す為、時間をかけてダイレクトプレスをします。そのまま自然酵母のみでゆっくりと発酵を行い熟成。いずれもステンレスタンクのみで醸造を行います。2020年が初めてのリリースとなったこのワイン。名前を考える余裕がなく、生産量が800本程度だったことから、噂程度に広がればという意味を込めてGossipと名付けたそうです。来年からはラベルを一新しFreeStyleというワインになります。いずれにしてもワインはとても自由奔放。還元が完全に消えた今でも香りに豆感が残りつつあります。しかしさらっとした葡萄由来の酸と揮発酸とがうまく調和し、硬質な果実とのバランスを整えています。食欲を掻き立てるジワジワと美味しいロゼです。気が付くと一杯、そして気になってまた一杯、気付けば一本開けてしまいそうになるGossipは、ナチュラルワインとはなんぞや?という問いに答えてくれる感覚で楽しんでいただけると思います。そしてナチュラルワインの個性が強い部分を最高に表現したワインかと思います。 生産者情報 アブルッツォ・キエーティ県アテッサにあるカンティーナです。地元出身のルカは、イタリア国内をはじめイギリス、スイスなどでソムリエ・ワイン関連の企画などに携わっていました。多くの経験を積んだ後、地元アブルッツォに戻り、地元のレストランでソムリエとして働き始めます。その後、結婚を期にそれまでの経験と知識、そして彼の家が所有する葡萄畑、色々なものが重なり、自然とワイナリーを作りたいという想いが生まれ、2006年頃から仕事の傍らお父さんから引き継いだ葡萄畑の手入れを始めてきました。この畑はルカのお爺ちゃんの代から家族用のワインを作る為に長年守られてきたもので、ワインとして販売するのではなく、豊作の年には葡萄のまま協同組合へ販売していたそうです。 彼の畑は標高1800mのマイエッラ山の麓、海抜150~300mの豊かな自然の中にあります。夏の暑い季節には約15km先にあるアドリア海からの空気を多く含んだ海風が葡萄畑に優しく注ぎ込み、夜には山からの乾燥した涼しい風が、蓄積した湿気を取り除いてくれます。また近くを流れるサングロ川が、多くの生物の生態系を守り、葡萄やその他の植物達の生命と成長を見守っています。葡萄畑の周りには、オリーヴや桃、小麦なども栽培しており、この混合栽培をする事で植物動詞の生命力を高め合い、総合的な自然環境を強くしていく事を大切にしています。土壌は粘土や小石、細かい石灰岩が主体で、畑によって生まれ持つ個性の違う葡萄をどのように自然な流れでワインへと成長させるのかが、彼のワイン造りの肝と言えます。農薬や化学肥料は一切使用せず、一本一本の樹に目を配り、まるで自分の子供の様に大切に育てていく事を信念としています。 醸造ではお爺ちゃんから伝わる自家消費用ワインの作り方を基に、自分がこれまで携わり経験してきた事をプラスし、地元の葡萄の個性を生かした、【自然なテーブルワイン】を目指しています。自然酵母のみでゆっくりと発酵を開始。発酵・熟成にはステンレスタンクやグラスファイバータンクを使用します。発酵開始時のアプローチ、皮と果汁の接触はそれぞれの葡萄によって異なり、味わいのバランスを一番引き出せるであろう方法を取っています。冬の間熟成したワインは翌年春にボトリングされ、リリースまでの全ての工程で濾過・亜硫酸の添加は一切行いません。
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オシェール / レ・ジュボー 2019
¥4,950
SOLD OUT
生産者:オシェール 産地:フランス / アルザス タイプ:赤 品種:ガメイ ボジョレ地区に購入した畑から。明るさをもったザクロ色、あふれるハーブと果実のアロマ&味わい、まろやかな口当たりと硬質なミネラル感、酸、徐々にほぐれて温かみと複雑な果実味が現れる、これからの変化も楽しみな1本! 生産者情報 コルマールの近くの村、エギスハイムで何代にも渡り家族経営されてきたドメーヌ。現当主ユベール・オシェールの祖祖父の代は、ブドウを栽培し、ワイン造りも行っていました。そして当時の多くの農家と同様に、穀物作りや家畜を育てる複合農業を営んでいました。農場を引き継いだ祖父セレストは、第二次世界大戦の後、ワイン販売が困難になったためワイン造りをあきらめ、栽培したブドウを協同組合に出荷するようになりました。 父、ベルナールの代に蔵は大きくなり、1984年にユベールが、その2年後には弟が父を手伝うようになりました。協同組合での経営は順調でしたが、ユベールは、丹念に育てたブドウがその良さを表現することなくワインになってしまうことに欲求不満を感じだしました。「何か違う」「自分が育てたブドウでワインをつくってみたい」この願望がいよいよ強くなって、1999年に自然派ワインの蔵元から専門知識を教わり、自分たちが思い描くワイン造りを確信しました。 そして2000年に、ついに妻のエイディと組合を離れて自社で醸造からビン詰めまですることを決断したのです。しかしユベールの弟は協同組合に残ることを選んだため、この蔵は2つに分割されました。 ユベール夫妻は4haの畑を引き継ぎましたが、農機具が全くなくなってしまいました。二人はこのハンデを契機にして、テロワールを尊重した。ブドウ栽培をするために化学物質を一切使わない農業を選択し、手作業によるブドウ栽培を始めました。それは祖父の時代には当たり前の農業でしたが、近代化された現代では“奇妙な”方法だと思われています。「生きた土作り」をするには、馬で耕す方が良いと思い、請負業者に頼んでいましたが、定期的な耕作ができない不便さがありました。そこで土を固めないようにと小型の耕運機を購入して4年ほど過ぎたころ、やっと一頭の馬(スキッピー)を入手することができました。 それ以来、自分たちで馬と一緒に耕作しています。 2000年に実家のすぐ隣にある建物を購入して、ワイン醸造所と熟成庫として手を加え、初ヴィンテージを仕込みました。テクニックとしての「醸造技術」は複雑で不自然ということで、昔ながらのワイン造りを目指しました。 ブドウを手摘みして、ゆっくりと圧搾した後、天然酵母による発酵に移ります。その後は細かな澱と一緒に、ワイン自体のリズムを尊重した熟成を行うというものです。 しかしワインを造っても誰が買ってくれるのか?顧客を全く持っていない状況で、ワイナリーを興すことはとてつもなく大きな不安がありました。それを乗り越えられたのは、いくつか理由があります。 祖父セレストのカーヴに入る機会があったこと。使われなくなった圧搾機や発酵槽などを目の前にして感動。 ワインを試飲して、それができた背景を思いめぐらせることに強い興味があったこと。 一番大きな理由は、父や弟と共に「いつか自分たちのワインを造りたい」と話していたこと。結局この夢は違う形で実現することに。 そしてエイディが収穫のアルバイトに来て出会ったこと。彼女は蔵に残って結婚し、2年後に協同組合から独立しました。 〈栽培・醸造〉 完成したワインの品質は、原料となるブドウの品質が大きく影響します。優れたワインを造るには品質の高いぶどうを得ることができるか?酸味と糖分、タンニン成分がバランスよく成熟するまで待つことができるのか?という点が大事です。そのためには収穫量をコントロールしなければなりません。アルザス地方では1ha当たり80hlの収量まで認められていますが、収量が多いと残念ながら品質は落ちてしまいます。オシェールでは単位面積の収量を30~50hlまで抑えることによって、香味が豊かでエキス分がしっかりとしたブドウが育ちます。 醸造は少量のSO2を使う以外は、醸造テクニックを使わない。19世紀に使われていた手動の垂直型木製圧搾機を使いゆっくりと丁寧な圧搾をして、コロイド状の物質が混ざらない澄んだ果汁を得るようにしています。
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リュック・ボエ / アルテス・アン・パラディ、ル・グレ
¥5,390
SOLD OUT
生産者:リュック・ボエ 産地:フランス / サヴォワ タイプ:白 品種:アルテス 淡いイエローの輝きある色調、モクレンなど白から黄色の花の香りやレモンクリームなど気品ある香り。優しい口当たりで山の花の風味が広がり、 酸は中程度で仄かな苦みがある。 生産者情報 リュックは、栽培の仕事を請け負いながら2011年初めて自身のワインをリリースした。とはいえ、まだたった1.2haのぶどう畑を借りているに過ぎない。 しかし、彼の活動はサヴォアの伝統を今に復活させる大きな一歩であることに間違いない。伝統白品種アルテス(ルーセット)は栽培にとても手 間が掛り、晩熟で多産性赤品種のモンドゥーズは収量を40ha/hl以下に抑えないと良いワインができない。そんな難しい品種から、彼はこの地なら ではのワイン造りに情熱を賭けている。スキー最上級者にしか滑れないようなただでさえ急峻な斜面に、石灰岩の露出した山から転げ落ちてきた 石がびっしりと2mも積もった畑。足元悪く、歩くだけでフラフラするのだ。そこに晴天時にはじりじりと照りつける太陽が35度もの暑さをもたらす。こんなところで畑仕事ができるとは到底思えない…その畑で、ビオ、ビオディナミを実践し、他にはない類稀な味わいのワインを造っている。いろいろ試験的なワインも造るなど、これからが楽しみな生産者の出現だ!現在は新しい畑も手に入れ、耕作の請負仕事も辞め、トータルで3haの畑か ら自身のワイン造りに専念している。自然なワイン造りにとても研究熱心で、あの幻の醸造家ジャック・ネオポールとも親交があり2014年には何度も来て醸造を手伝いながらアドバイスをしてくれた。
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ジャルダン・アン・シャンタン / ペ・ジャン・ラ2021
¥6,380
SOLD OUT
生産者:ジャルダン・アン・シャンタン 産地:フランス / アルザス タイプ:泡 品種:リースリング30%、ミュスカ70% シュネンブルグ・グラン・クリュ産の葡萄を使用。粘土石灰質土壌。手摘み収穫(12kg籠)。グラップアンティエール、マセラシオンカルボニック 3日間。瓶詰め前に澱引き、ノンフィルター、ノンコラージュ、SO2無添加。フルーツサラダ、マンゴーのシャルロットと。 生産者情報 レ・ジャルダン・オン・シャンタンは、オー=ラン県の1ヘクタールの敷地に5年前設立された多文化有機園芸プロジェクトです。 ガブリエル・ウィレムとレア・パラジェの目的は、文化と農業を混ぜ合わせ、健康的かつ楽しい方法で体と精神を豊かにすること。 自らを、農民の常識を再発見してもらえる仕事を提供する「新農民」と呼び、ブドウだけでなくビオディナミの非ハイブリッド野菜や瓶を販売しています。年に一度、自分たちの土地でオープンハウスフェスティバルを開催し、土地・農業・生活がリンクして再認識できる活動を行ってます。
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ル・ソ・ド・ランジュ / ソティス・ブリュ
¥3,960
SOLD OUT
生産者:ル・ソ・ド・ランジュ 産地:フランス / ロワール タイプ:ロゼ泡 品種:グロロー・ガメイ ヴァン・ド・ソワフを目指して造られたカンタン・ブルスのシリーズ。十分な量を維持するために知り合いの生産者からのブドウも使い安定した品 質と供給量を保つようにしている。石英の入った粘土質土壌。ダイレクトプレスを行いグラヴィティーシステムを使いステンレスで発酵。その後 瓶内での自然発生ガスによるペティヤン・ナチュール。チャーミングなイチゴのニュアンスと、切れのある酸味のバランスが◎ ※複数エチケットデザイン有り。 生産者情報 Le Sot de l'Angeを運営しているAngéliqueとQuentinBourseは、2013年にアゼ=ル=リドーのブドウ園に定 住することを選択。彼らは常にブドウ園とセラーでの慣行を改善し、人々と環境をより尊重することを目指している。土壌、植物、ワインは可能な限り自然に作られ、特に自然のバランスを守り、生物多様性を維持す ることに関心を持っている。彼らの目標は、テロワールと環境のさまざまな要素を尊重し、ワインの純度、精度、バランスを確保して、ワインが普遍的な喜びと共有の産物となるようにすることである。
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シルヴァン・マルティネズ / コルボー・ライト 2019
¥4,400
SOLD OUT
生産者:シルヴァン・マルティネズ 産地:フランス / ロワール タイプ:赤 品種:グロロノワール80%・ピノドニス 10%・ガメイ10% マセラシオンを1週間と短くし、発酵後、タンクのみで熟成。 これまでよりも軽やかな仕上がりに。 鮮やかな赤色、フレッシュな微々微々発泡、軽やかでチャーミングなキャラクター。王冠留めのコルボーレシェ! 生産者情報 ロワール西部の都市、アンジェから南東約20kmにある小さな村、シュメリエの蔵。シルヴァン・マルティネズは、体格はそれほど大きくないですが、がっしりと逞しく、黒い無精ひげを顔中に生やした30代。ワイン造り以外については余りしゃべらず、無口で控えめな人柄です。 農業を営んでいた祖父の後を追いかけて子供時代をすごしたせいで、小さな頃から自然が大好きだったシルヴァンは、早くから農業を目指しましたが、とりわけ懇親性があって深い文化を持つ「ワイン」に惹かれました。ワイン造りの仕事に就き、大小数ヶ所の蔵元で働いて経験を積んでいきました。 一つの果物が自然の作用によって味わい豊かな飲み物に変わることが、魔法によってできているようで、とても不思議に感じられ、どんどんその世界に引き込まれていきました。 そして独立するまでの数年間を、ロワールの自然派の重鎮 マーク・アンジェリ、ルネ・モス、オリヴィエ・クザンらの下で働きました。 最後に働いたのは、馬で耕作する研修を開くほどの腕前を持つ造り手オリヴィエ・クザン。彼はSO2無添加でワインを作っています。彼と共にビオロジックでブドウを育て、馬を操って土を耕す仕事をしながら、自然環境を重んじる農業と共に、SO2無添加でのワイン造りに感銘を受けて、自身のスタイルにとりいれてゆきました。こうして2007年に独立したのです。 ロワールでは、年によっては夏が涼しくなることがあるため、熟してしっかり味がのったブドウを育てるには、何よりも収穫量を抑えなければいけません。そのことを気にして、最初の2年は冬の剪定を短くしすぎてしまい、収量は極僅かの10hl/haになりました。 果皮をしっかりと厚くし、ブドウが成熟するまで樹に生らせて待てるのは、ブドウの樹齢と地質にもよりますが、彼の畑であれば30hlくらいまでの収量なら大丈夫です。しかし彼は、何より優先するのは「品質」と考えて、20hlを越えないようにしっかりと剪定しています。 1株に2枝伸びる仕立てにして、各枝に4芽が出るように、非常に短く剪定します。4月に入り、芽吹きして展葉しはじめると、株の芽欠きや、余分な細枝を一つ残さず取り除きます。 土を耕すのは、2頭の馬。土を固めないから通気性が保てて、小動物が育ちやすく、生きた土作りに良い影響が出るとのこと。トラクターより仕事のスピードは遅く効率が悪くても構いません。逆にブドウの樹を1本ずつきちんと見ることができるため、木の生育具合が良く分かるのだそうです。そして馬が疲れたら休憩する。馬をいたわる気持ちは、自然を一番に考えて農業をする意識を持たせてくれます。 「馬で耕していると自分が自然に調和したような感覚になります。」と、シルヴァンは語っています。 とても生産量が少ない蔵ですが、自分にできることを最大限して、美味しいワインを造りたい。飲んで喜んでくれる人が一人でも多くいてくれれば嬉しい、という思いが伝わってきます。 2haのブドウ畑は、1992年からビオロジック農業の認定「カリテフランス」を取得した区画。 80%がシュナン・ブランで、20%がグロロー・ノワールです。 収穫は手摘みで、ブドウがつぶれないように小さなプラスティックケースに入れて運びます。 〈醸造〉 圧搾機は木製垂直式(手動タイプ) 白ワインは絞った果汁をタンクでデブルバージュ(清澄)した後、古樽に移して天然酵母による発酵。こうすると樽ごとの発酵の遅れが出にくくなります。冬、低温になるとアルコール発酵は中断しますが、清澄度が増します。春になり気温が上がると、発酵が再開します。そうして発酵が終わって、ワインは熟成しながら、もう一度次の冬を越える間に、ワイン中の余分な成分が澱となって自然沈殿します。時間がかかっても、ワイン自体のリズムを尊重してワイン造りをすると、人為的な清澄やろ過をしなくても済みます。 赤ワインは、房ごとタンクに入れて、発酵・マセラシオンさせます。その期間はブドウの成熟具合によって違いますが、およそ15日です。その後、古樽に入れて熟成に移ります。 白・赤ワインとも全ての段階において、木樽の内部を燻蒸する以外、SO2を一切使わずにビン詰めします。当然、「ブドウ以外の物質」を全く添加しないワイン造りをしています。
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マラウーヴァ / マラウーヴァ ビアンコ 2020
¥4,290
SOLD OUT
生産者:マラウーヴァ 産地:イタリア / ウンブリア タイプ:白 品種:プロカニコ・ドゥルペッジョ プロカニコ主体にドゥルペッジョという葡萄を加えています。ステンレスタンクにて3日間ほどのマセレーションを行い、別のステンレスタンクにて熟成を行います。ワインは非常に穏やかで土地の養分的なニュアンスや森林の湿度のある複雑な香りも感じます。旨味の凝縮度は強いのに、心地よく流れていく味わいは良質な酸を感じさせます。とにかく旨味の粒がたくさん詰まった液体の為、抜栓後の変化がとても楽しく、私が入荷後開けたボトルは抜栓後5日間は良く伸びてくれるワインでした(ボトルによる個体差、あるいは状況によって異なります)まだまだ始まったばかりの生産者とは思えない程の安定感のある高いポテンシャルを感じる白ワインです。 生産者情報 トリノ出身のエリーサとローマ出身のジョヴァンニ、それぞれ違った目標の為、学んでいたスペインの大学で出会ったところからMALAUVAの物語が始まりました。学業を通し惹かれ合った二人は、大学卒業後、共に世界を回る旅に出る事にしました。世界各地を旅する中、多くの自然に触れ、イタリアに戻った頃には、国内のまだ見ぬ土地や自然の奥深さに興味惹かれ、今度はイタリアを知る為に旅を始めます。ボランティア協会を通じ、農家で無給で労働力を提供する対価として、寝床と食事、そして農業の経験を貰うという生活を始める様になりました。そんな生活を数年送る中、彼らの中で農業という生き方がとてつもなく大きな存在になっていきました。自然から生まれるモノで自分たちの手で何かを造りたい、そんな目標をしっかりと掲げた二人は、農業で多くの経験を積んだオルビエートやボルセーナ湖近郊で農園を探し始めます。そして2017年、ボルセーナから数キロ北へ進んだ、ウンブリアとの州境を少し超えたところにある小さな町カステル・ジョルジョ近郊の山の農場を購入し、自然農園・マラウーヴァを立ち上げました。 カステル・ジョルジョは人口2000人程の田舎町、イタリアの中では田舎町というにはやや大きな規模かもしれませんが、歴史ある古い建造物が立ち並び、穏やかで静かな時が流れる町です。マラウーヴァは、そこから数キロ離れた小高い山の中腹に6haの土地を所有しています。その内、1.5haが葡萄畑、1haがオリーヴ畑、2haにクルミとサクランボが植えられ、残りの土地に家と菜園があります。数年前から放棄されていた畑には、樹齢30年ほどのプロカニコやサンジョベーゼが生き残っており、徐々に整備を進め2018年には最初の収穫を迎えることが出来ました。彼らの畑は、全体的に火山性土壌が多くみられ、細かい砂質がメインとなります。その為、マグネシウムやカリウムが豊富で、綺麗なミネラル感と旨味の詰まった葡萄が生まれます。地表が肥沃では無い為、地深く根を伸ばす葡萄樹にとってこの上ない好条件の土壌です。畑では、農薬や化学肥料、除草剤は一切使用せず、極少量の銅と硫黄の散布のみを行います。しかし、年々その散布量は減らすよう努力しているそうです。 9月~10月頃、糖度が18度以上になったところで、丁寧に収穫を行います。全て手作業で収穫され、自然酵母にて発酵を開始します。白は3日間、赤は3~4週間ほどのマセレーションを行い圧搾。3月頃までステンレスタンクにて熟成し瓶詰めを行います。醸造でも酵母や亜硫酸等の酸化防止剤を含む、人為的な添加物は一切使用せず、フィルターもなども一切使用しません。瓶詰め後は約半年ほどのボトル熟成を経てリリースされます。
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クレアルト / マルカレオーネ2021
¥3,300
SOLD OUT
生産者:クレアルト 産地:イタリア / ピエモンテ タイプ:赤 品種:グリニョリーノ 樹齢60年以上の古木グリニョリーノ100%。マセラシオン1ヶ月間、熟成はステンレスタンクで8ヶ月、その後ボトルで最低2ヶ月。ややオレンジを帯び淡いルビーの透明感のある外観。個性的な土着品種を、自然に綺麗に表現したワイン。ピュアな果実味の奥に複雑な旨味があり、変化が楽しめます。Marcaleoneはピエモンテの言葉で「上出来」を意味します。 生産者情報 ジェノアで鉄道のエンジニアとして働いていたルイージとその妻エレオノーラの2人が、バルべーラ種の生まれ故郷でもあるモンフェラートの美しい景観と素晴らしいワインに出会い、魅了されて移住を決意。2008年に後継ぎが居らず存続が困難になっていたクアレッロという古いワイナリーから5haの畑を購入します。 1900年に建てられたワイナリーを改装し、同じくジェノア出身の料理人アンドレアとエリサと共に、ワイン造りとアグリツーリズモを共有するワイナリー「クレアルト」を立ち上げました。 標高350m、カンティーナの真下の斜面に彼等の畑があります。 石灰粘土質、南向きの日あたりの良い丘陵の斜面に位置するお陰で、昼夜の寒暖の差がしっかりあり、朝方霜が降りていてもすぐに溶けます。バローロにも負けない日照条件です。 ブドウの熟度が非常にあがりやすくブドウにしっかりとした果実味をもたらします。 クアレッロから引き継いだ畑には樹齢60年以上のグリニョリーノとバルべーラの樹があり、以前から農薬に害されていない素晴らしい物でした。グリニョリーノはモンフェラートが発祥とされるピエモンテの土着品種で、彼等のワインの中でも特に個性的で輝きを放っています。 彼等の畑仕事は、美しい景観を守りその土地の自然なワインを造るという考えにより、一部ビオディナミを取り入れた無農薬で行われています。 土にはビオディナミ調剤、緑肥はアブラナ科植物とマメ科植物を用いた自然な物を使用し、元気のある土地と植物達を生かす自然のサイクルが保たれ、ブドウの樹自体の病気などに対する耐久性を強くしています。
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クレアルト / アグリコラーエ2021
¥2,860
SOLD OUT
生産者:クレアルト 産地:イタリア / ピエモンテ タイプ:赤 品種:バルベーラ めっちゃ濃くて濃厚そうな外観と液体の粘性。期待を裏切らない果実の波。ジューシーなバルベーラとはアグリコラーエの事を指します。プルーン、クローブ、シナモン、スターアニス、チョコレート、ストレートだけど表情がギュッと詰まった満足感の高い香り。ジューシーだけどしっとりと爽やかな果実感と豊潤なタンニン。美味しい料理と合わせれば幸せな食事が楽しめる最上のバルベーラです。 生産者情報 ジェノアで鉄道のエンジニアとして働いていたルイージとその妻エレオノーラの2人が、バルべーラ種の生まれ故郷でもあるモンフェラートの美しい景観と素晴らしいワインに出会い、魅了されて移住を決意。2008年に後継ぎが居らず存続が困難になっていたクアレッロという古いワイナリーから5haの畑を購入します。 1900年に建てられたワイナリーを改装し、同じくジェノア出身の料理人アンドレアとエリサと共に、ワイン造りとアグリツーリズモを共有するワイナリー「クレアルト」を立ち上げました。 標高350m、カンティーナの真下の斜面に彼等の畑があります。 石灰粘土質、南向きの日あたりの良い丘陵の斜面に位置するお陰で、昼夜の寒暖の差がしっかりあり、朝方霜が降りていてもすぐに溶けます。バローロにも負けない日照条件です。 ブドウの熟度が非常にあがりやすくブドウにしっかりとした果実味をもたらします。 クアレッロから引き継いだ畑には樹齢60年以上のグリニョリーノとバルべーラの樹があり、以前から農薬に害されていない素晴らしい物でした。グリニョリーノはモンフェラートが発祥とされるピエモンテの土着品種で、彼等のワインの中でも特に個性的で輝きを放っています。 彼等の畑仕事は、美しい景観を守りその土地の自然なワインを造るという考えにより、一部ビオディナミを取り入れた無農薬で行われています。 土にはビオディナミ調剤、緑肥はアブラナ科植物とマメ科植物を用いた自然な物を使用し、元気のある土地と植物達を生かす自然のサイクルが保たれ、ブドウの樹自体の病気などに対する耐久性を強くしています。
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クレアルト / アニメ2021
¥4,400
SOLD OUT
生産者:クレアルト 産地:イタリア / ピエモンテ タイプ:白(オレンジ) 品種:バラトゥチャット バラトゥチャット(Baratuciat)は、数年前にトリノ大学によって再発見された古代品種。バラトゥチャットは数年前にトリノ大学によって発見された古代品種です。とても暑い年でも自然な酸味、そして病気にも比較的強い品種であり無農薬栽培を行う彼らと相性の良い品種です。ステンレスタンクで自然酵母による発酵、マセラシオンは葡萄の半分だけ7日間行います。ステンレスタンクで1年間熟成。果皮を使用しなければこの品種の複雑味のあるポテンシャルを引き出せないと考えていたそうですが、強すぎず、長すぎないマセラシオンを行いました。Anime(魂)という名の由来は、ワインにも魂が宿っているというルイージとエレオノーラの想いから名付けられました。 生産者情報 ジェノアで鉄道のエンジニアとして働いていたルイージとその妻エレオノーラの2人が、バルべーラ種の生まれ故郷でもあるモンフェラートの美しい景観と素晴らしいワインに出会い、魅了されて移住を決意。2008年に後継ぎが居らず存続が困難になっていたクアレッロという古いワイナリーから5haの畑を購入します。 1900年に建てられたワイナリーを改装し、同じくジェノア出身の料理人アンドレアとエリサと共に、ワイン造りとアグリツーリズモを共有するワイナリー「クレアルト」を立ち上げました。 標高350m、カンティーナの真下の斜面に彼等の畑があります。 石灰粘土質、南向きの日あたりの良い丘陵の斜面に位置するお陰で、昼夜の寒暖の差がしっかりあり、朝方霜が降りていてもすぐに溶けます。バローロにも負けない日照条件です。 ブドウの熟度が非常にあがりやすくブドウにしっかりとした果実味をもたらします。 クアレッロから引き継いだ畑には樹齢60年以上のグリニョリーノとバルべーラの樹があり、以前から農薬に害されていない素晴らしい物でした。グリニョリーノはモンフェラートが発祥とされるピエモンテの土着品種で、彼等のワインの中でも特に個性的で輝きを放っています。 彼等の畑仕事は、美しい景観を守りその土地の自然なワインを造るという考えにより、一部ビオディナミを取り入れた無農薬で行われています。 土にはビオディナミ調剤、緑肥はアブラナ科植物とマメ科植物を用いた自然な物を使用し、元気のある土地と植物達を生かす自然のサイクルが保たれ、ブドウの樹自体の病気などに対する耐久性を強くしています。
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アンドレ・ロレール / クレマン”ジェム” AOCクレマン・ダルザス
¥3,300
SOLD OUT
生産者:アンドレ・ロレール 産地:フランス / アルザス タイプ:泡 品種:ピノ・グリ45%・オーセロワ35%・リースリング20% 洋梨やカリンなど黄色果実や黄色花の香りに、蜜っぽさを感じる。泡は穏やかで黄色果実味が口 中に広がり、ミネラルを感じる味わい。 生産者情報 ストラスブールとコルマールの丁度中程に位置するミッテルベルグハイム村に所在する、ドメーヌ・アンドレ・ロレールの現在のオーナー醸造家アンドレは8代目で、そのお父さんは1960年代からすでに雑草とぶどうの樹とが共生した栽培を始め、1980年代には化学殺虫剤の使用もやめ、2001年にはアンドレが公式にもAB認定ビオ栽培とした。 また、2016年からはビオディナミによるぶどう栽培を始めている。 アンドレは、純粋さと精緻さを兼ね備えたとても優れたワインを生み出しているが、特筆すべきはアンドレの息子ルードヴィックの存在! ルードヴィックはアンドレが受け継ぎ発展させたテロワールがしっかりと詰まったぶどうから、自然な醸造方法により純粋さがそのまま表現された、とても体に優しい味わいのワインを造りだしたのだ! 今回ご紹介するワインは、息子のルードヴィックがSO2を全く使用せず醸造した、フレッシュで美味しさに満ち溢れたワイン。
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アンゴル・ダミグ / プローニャ 2019
¥3,520
SOLD OUT
生産者:アンゴル・ダミグ 産地:イタリア / エミリア・ロマーニャ タイプ:白・発泡 品種:ピニョレット それほど強くないシュワシュワ感で、心地よい清涼感とフルーティな果実味が楽しめるワインです。梨のようなフルーツ感にほろ苦さや瑞々しさを伴い、複雑で心地よく広がる酸も幅広く伸びていく印象です。 生産者情報 イタリアの中でも、食に対する歴史が特に深いモデナ。そんなモデナの町に生まれ育ったマルコ・ランゾッティ。大学在学中(ワインとは全く関係ない)のアルバイト先が偶然にも地元で名の知れたナチュラルワインと郷土料理の名店でした。超が付くほどの真面目人間であるマルコは、自身の仕事の向上の為に休みを利用し、店で取り扱うワインをより深く勉強すべく、生産者の所へ手伝いに出かけていたそうです。そんな日々を続けていくうちに、いつしか彼の頭の中は、ワインと地元の食文化の事でいっぱいになってしまいました。その後トラットリアでの仕事を続けながら、葡萄農家という新しい夢に向かい進み始めました。そんな若者の挑戦に、トラットリアのオーナーや、地元の農家の先輩方が熱い支援を送り、間借りながらも自らのカンティーナを立ち上げ、2016年、初めてのワインをリリースしました。土地と自然を大切にする事はもちろん、畑では一切、化学肥料や除草剤は使用しません。葡萄も今では地元の農家では栽培されなくなった古代品種をあえて残し育てていく事で、モデナのワイン造りの歴史を含めた伝統を繋げていきたいと考えています。
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マルゴー・エ・ナタリア / イズマエル2020
¥4,400
SOLD OUT
生産者:マルゴー・エ・ナタリア 産地:フランス / ロワール タイプ:赤 品種:グロロー カシスやブラックベリーの黒果実の香り、落ち着いた雰囲気の中にじわっと果実の旨味広がる優しい味わい。 樹齢約50年、粘土質土壌。手摘収穫、土着酵母での発酵。全房と除梗したブドウを合わせて、縦型プレス機で手動プレス。14日間の醸し。 ファイバータンクで醸造、9ヶ月のタンク熟成。ノンフィルター、ノンコラージュ、SO2無添加。 生産者情報 マルゴーは自身でワイン造りたい!と、畑を見つける為、2015年アンジュにやってきた。彼女はすぐにThomas Batardièreと出会い、ワイン造りを学ぶとともに、最初の区画を手にする。同時期にナタリアとも出会い、ナタリアもこのワイン造りの冒険に加わることに。マルゴーとナタリアはPhilippe Delméeや Tessa Larocheから学び続けながら、自らも実験とチャレンジ、学習を重ねながら畑を広げていっている。
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ファビオ・ジェア / ドルチェット・ダルバ・ピノット 2020
¥4,620
SOLD OUT
生産者:ファビオ・ジェア 産地:イタリア / ピエモンテ タイプ:赤 品種:ドルチェット 畑は南西向きの斜面に位置する。粘土質土壌。1m下は石灰や海底土から成る。収穫は小箱を用いて全て手摘みで行い、除梗する。磁器で熟成。実がつきやすいドルチェットは間隔を広く開けて植樹している。この地域では通常、保有する畑の一番良い位置にネッビオーロを植えているが、彼の家族の伝統として、バルバレスコで唯一、ドルチェットを良い位置の畑に植えているため、アルコールポテンシャルの高いブドウに生育する。ノンフィルター、無濾過。 生産者情報 ファビオ・ジェアは地質学者として博士号を取得し、大きな企業に勤めていましたが、200種以上のブドウを栽培・研究していた彼の祖父が亡くなると、その農地を守るために企業を退きました。彼がワイン造りを始めたのは2009年。イタリアのピエモンテ地方、バルバレスコのネイヴェ地区とアスティ地区に森を含め約2.5haの畑を所有し、彼ひとりで管理しています。バルバレスコの畑にはネッビオーロ、ドルチェット、バルベーラを、アスティ地区の畑にはグリニョリーノを植え、現在では約17種のワインを多い年で6000~6400本程生産。醸造には440Lと500Lの古樽、ダミジャン(ガラスの甕)と磁器、彼が開発した陶器を用いています。化学肥料・薬剤は使わず、銅と硫黄、エッセンシャルオイル、植物を煮出した液を撒くのみ。収穫は手摘みで行い、エンジンを使う機器は極力使用しません。ブドウの枝をワイヤーに固定する際は、金属やプラスチックではなく柳の蔦を使用しています。彼は植物への理解をとても大切に考えており、ブドウの樹を深く観察することからはじめ、長い時間をかけて作業し、できるだけ樹が自由に生きられることを重視しています。写真家でもあるファビオ。彼のセンスはボトルにも表現されています。ワイナリーの名称La Msòira e'l Rastelを表す鎌とハンマーが描かれたエチケットにはアマルフィの海岸沿いで作られる手すきの紙を使用。エチケットを貼るのも、タグの紐を結びつけるのも、全て手作業で仕上げています。
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マザー・ロック・ワインズ / ブリュタルレッド2020
¥4,950
SOLD OUT
生産者:マザー・ロック・ワインズ 産地:南アフリカ / スワートランド タイプ:赤 品種:サンソー パーデバーグエリアの3カ所の単一畑(真砂土、頁岩、花崗岩、粘土)の樹齢38~49年のぶどうを使用。ブッシュヴァイン。手摘みで収穫、選果。サンソーをプレスしたジュースを別 のキュヴェ用にプレスしたカリニャンの果皮と一緒に1カ月間、マセラシオンペリキュール。フレンチオーク古樽に移し、シュールリーにて11カ月間熟成。ノンフィルター、酸化防止 剤なしで瓶詰め。 生産者情報 魅惑で繊細なワインを造る素晴らしい生産者、それがヨハン・メイヤーです。エルゼンバーグカレッジで醸造学と栽培学の学位取得しました。 その後、カリフォルニアのナパ・バレー、セントラルコースト、ニュージーランドで特にピノノワール、シャルドネのワイン造りの基礎を勉強。 2008年に南アフリカに帰国し、タルバッハの小さなワイナリーでヘッドワインメーカー及びブドウ栽培家を担当しました。すると数々の賞を受賞。 2010年から現在まで、スワートランドのマウント・アボラにて醸造責任者兼自分のブランドのワインを造っています。
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リッチ・カルロ・ダニエーレ / エルソ2015
¥5,500
SOLD OUT
生産者:リッチ・カルロ・ダニエーレ 産地:イタリア / ピエモンテ タイプ:赤 品種:クロアティーナ 熟したミックスベリーの濃い香りの中に、赤い花や木樽、スパイスの深い香りが混ざり合います。 重厚だった果実味とタンニンが熟成によりほぐれて丸みを帯びています。旨味と甘味の合わさった滑らかな味わい。 生産者情報 ピエモンテ州のトルトーナ丘で主に栽培され、ヴァルテル・マッサによりその芳香性と上質な酸などブドウとしてのポテンシャルが世間に認められた品種ティモラッソ。その地葡萄を愛する生産者の1人であり、長期のマセラシオンを行ったアグレッシブなティモラッソの作り手であるのがこのリッチです。 リッチはアレッサドリア県トルトーナの丘から10キロ少し南、標高260mに位置するコスタ・ヴェスコヴァートに畑とカンティーナを所有します。カンティーナには2部屋のみ開放しており、主に友人や親族中心にアグリツーリズモも行っています。 オーナーであるダニエレの哲学は自然のリズムに従う事です。3世代に渡り、無農薬栽培で受け継がれてきました。ビオロジックの認証も取得しています。ヴァルテル・マッサの影響を受け、20年前からティモラッソの栽培に着手し、醸造を行っています。