gentle folkは、
オンライン販売、飲食店への業務卸しをメインに活動している鎌倉のナチュラルワイン専門店です。
gentle folkで販売しているワインは、
店主が実際に現地訪問した生産者・ワイナリー、友達が作っているワインを主に扱っています。(オーストリアやチェコなどの中央ヨーロッパや日本の葡萄農家さんのワインが多いです)。生産者の所作や現地の文化を思い浮かべられるワイン、そして生産者と密にコミュニケーションを取ること(現地で)を当店はとても大事にしています。
優しさは人それぞれ。
ただ、どんなシチュエーションにも合うgentleなワインが多いと思います。
是非gentle folkオンラインをお楽しみください。
※2024年3月〜2024年10月の期間中はオーストリア研修のためオンライン販売はお休みさせていただきます。再開は2025年1月を予定しております。
優しい人が幸せになりますように。
主なお取引生産者
岩手県
・ドメーヌハシパ
長野県
・ドメーヌムラヤマ
・川島醸造
・Hikaru Farm(ドメーヌ長谷)
岡山県
・蒜山醸造所 つちとみず
香川県
・OHLOY BREWING
Special Thanks, Friends...
Austria
・Gut Oggau
・Dietrich Robitsch
・Koppitsch
・Michael Wenzel
・Andreas Ziniel
・Franz Weninger
・Schődle Family
・Johannes Zillinger
・Projekt Wildtyp
・Malinga
・Nibiru
・Florian Herzog
・Martin Andorfer
・Kobatl
Czech
・Směska
・Donatus
・Richard Stávek
・Dobrá Vinice
・Jaroslav Osička
・Punkista
Italy
・Carrusin
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レオ・ディリンジャー / メティス2019
¥4,400
SOLD OUT
生産者:レオ・ディリンジャー 産地:フランス / アルザス タイプ:白 品種:ミュスカ・ダルザス、ピノ・ノワール、シルヴァネール マセラシオンしたミュスカ・ダルザス+ピノ・ノワールにシルヴァネールの果汁を加え1年大樽熟成。 白寄りの端正なアロマと熟した果実味、ほんのり柑橘風味の苦味、例年よりもさっぱりとした仕上がりの混醸ワイン! 生産者情報 花崗岩土壌のニュージェネレーション! ストラスブールから南西に50km。アルザス中部のダンバッハ・ラ・ヴィル(Dambach-la-ville)のニュージェネレーション。4世代ほど受け継いできた畑をまだ20代のレオが徐々に受け継いでいる。お爺さん、父が始めに渡してくれた畑はシルヴァネールが多く、品種をまぜてみたり、手作業でマセラシオンをしてみたりと創意工夫が功を奏している。自身のワインを造り出してから3ヴィンテージ目だが、すでに完成度の高いワインをリリースしている。2020年2月のアノニムで広くデビューを飾り、一気に注目を集めていた。リエッシュ家からワイン街道を通って南に10kmだが、土壌は全く違う花崗岩質。果実の華やかさが現れる。有機栽培を続けている畑、そしてセラーでも不要な介入はせず、畑・葡萄のポテンシャルを生かすよう心掛けている。
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クアルティチェッロ / フェッランド2020
¥3,630
SOLD OUT
生産者:クアルティチェッロ 産地:イタリア / エミリアロマーニャ タイプ:ロゼ泡 品種:ランブルスコサラミーノ 非常に爽やかなサワーチェリーを思わせる甘酸っぱい香りが広がります。フレッシュな酸味とほのかな甘みがあり、抜群な飲み心地が感じられます。 プチプチとした泡も心地よく飲み飽きない自然な味わいです。 ステンレスタンクで温度管理無しで自然発酵、マセラシオンは3時間。ノンフィルターでボトリング。瓶内で最終発酵後にそのまま6ヶ月間瓶内熟成させます。鮮やかなピンク色をしたフレッシュで爽やかなランブルスコ。ワイン名は「コジ・ファン・トゥッテ」のテノールパートの登場人物から。 生産者情報 クアルティチェッロは現当主のロベルトが24歳の時にエミリア・ロマーニャ州モンテッキオ・エミーリア地区の葡萄畑を購入し、2001年に設立されたワイナリーです。 彼らの所有する畑はアペニン山脈の麓のヴァル・デンツァにあり、同名の川に隣接しています。面積は僅か5ヘクタールのとても小さな畑ですが、土地に対する尊敬を持ちながら、土着の葡萄栽培と醸造学を学び、学位を取得。ワイナリーが始まってから現在に至るまで、栽培と醸造両方の全ての管理をしています。 彼の畑は砂質と粘土質の合わさった土壌構成をしており、グイヨー式で葡萄樹は栽培されます。付近の浅瀬にはたくさんの砂利が含まれていて、葡萄に芯のある酸を与え、彼らのワインの大きな個性の元になっています。オーガニックの認証を取得しており、農法の中にはビオディナミも取り入れています。植物病害から葡萄を守る為、銅と硫黄のみを使用し、肥料には自然な物を使用します。 自然環境に負荷をかけない誠実な農作業により、畑内で特有の微生物が増殖していきます。土地の個性を持つ野生酵母を備えた強い葡萄が育ち、醸造においては酵母や過度の亜硫酸を添加せずとも健全なワインになって行くそうです。
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ロクタヴァン・ネゴス / シルヴァネール
¥5,940
SOLD OUT
生産者:ドメーヌ・ドゥ・ロクタヴァン 産地:フランス / ジュラ タイプ:白 品種:シルヴァネール 青みのある柑橘や花々のアロマ、生き生きとした酸味。 生産者情報 ブドウ栽培は頑張ってするというより、自然が好きだから面白い、という感覚で行っています。重要な点は、ブドウが健全でバランスよく育つようにしっかりと観察し、きちんと熟してくれるまで収穫を待てるように、生産量を抑えた栽培をすること。醸造所では、発酵の進み具合を管理して、酵母が活発になるように導く、といっても健全でバランスよく熟したブドウがあれば、後は衛生的な醸造設備で発酵させるだけなのです。だからこそ手品が起きたような気にもさせられます。オクタヴァンでは、(クレマン以外は)SO2、培養酵母、砂糖、酵素・・・といったブドウ以外のものは何も加えないワイン造りをしています。
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ルカベヴィラクーア / ロゼラブ2021
¥4,290
SOLD OUT
生産者:ルカべヴィラクーア 産地:イタリア / アブルッツォ タイプ:ロゼ 品種:モンテプルチアーノ 平均樹齢30年ほどのモンテプルチアーノで作られるやや濃い目なロゼワインです。 開けたては少しプチプチとガスがはじけ、石の様なミネラル由来の地味なニュアンスが広がりますが、少し時間が経過するとイチゴやチェリーの香り・果実味がジワジワと出始めてきます。果実味とタンニンの濃さ、糖度が上がりやすい品種であるモンテプルチアーノをどうすればこのように優しく、でも美味しさもきちんとしているワインに出来るのか、この品種の固定概念を覆してくれる素晴らしく優しく柔らかく旨いロゼワインです。 生産者情報 アブルッツォ・キエーティ県アテッサにあるカンティーナです。地元出身のルカは、イタリア国内をはじめイギリス、スイスなどでソムリエ・ワイン関連の企画などに携わっていました。多くの経験を積んだ後、地元アブルッツォに戻り、地元のレストランでソムリエとして働き始めます。その後、結婚を期にそれまでの経験と知識、そして彼の家が所有する葡萄畑、色々なものが重なり、自然とワイナリーを作りたいという想いが生まれ、2006年頃から仕事の傍らお父さんから引き継いだ葡萄畑の手入れを始めてきました。この畑はルカのお爺ちゃんの代から家族用のワインを作る為に長年守られてきたもので、ワインとして販売するのではなく、豊作の年には葡萄のまま協同組合へ販売していたそうです。 彼の畑は標高1800mのマイエッラ山の麓、海抜150~300mの豊かな自然の中にあります。夏の暑い季節には約15km先にあるアドリア海からの空気を多く含んだ海風が葡萄畑に優しく注ぎ込み、夜には山からの乾燥した涼しい風が、蓄積した湿気を取り除いてくれます。また近くを流れるサングロ川が、多くの生物の生態系を守り、葡萄やその他の植物達の生命と成長を見守っています。葡萄畑の周りには、オリーヴや桃、小麦なども栽培しており、この混合栽培をする事で植物動詞の生命力を高め合い、総合的な自然環境を強くしていく事を大切にしています。土壌は粘土や小石、細かい石灰岩が主体で、畑によって生まれ持つ個性の違う葡萄をどのように自然な流れでワインへと成長させるのかが、彼のワイン造りの肝と言えます。農薬や化学肥料は一切使用せず、一本一本の樹に目を配り、まるで自分の子供の様に大切に育てていく事を信念としています。 醸造ではお爺ちゃんから伝わる自家消費用ワインの作り方を基に、自分がこれまで携わり経験してきた事をプラスし、地元の葡萄の個性を生かした、【自然なテーブルワイン】を目指しています。自然酵母のみでゆっくりと発酵を開始。発酵・熟成にはステンレスタンクやグラスファイバータンクを使用します。発酵開始時のアプローチ、皮と果汁の接触はそれぞれの葡萄によって異なり、味わいのバランスを一番引き出せるであろう方法を取っています。冬の間熟成したワインは翌年春にボトリングされ、リリースまでの全ての工程で濾過・亜硫酸の添加は一切行いません。
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マザー・ロック・ワインズ / ブリュタルオレンジ2021
¥4,950
SOLD OUT
生産者:マザー・ロック・ワインズ 産地:南アフリカ / スワートランド タイプ:オレンジ 品種:シュナンブラン マルムスベリー郊外の単一畑(真砂土、粘土)の樹齢38年のシュナンブランを使用。ブッシュヴァイン。手摘みで収穫、選果後、破砕し、全房で2週間スキンファーメント(全房発酵、 10日間1日1回の櫂入れ)。バスケットプレスし、1600Lのコンクリートエッグタンクに移し、シュールリーにて8カ月間熟成。ノンフィルター、酸化防止剤なしで瓶詰め。 生産者情報 魅惑で繊細なワインを造る素晴らしい生産者、それがヨハン・メイヤーです。エルゼンバーグカレッジで醸造学と栽培学の学位取得しました。 その後、カリフォルニアのナパ・バレー、セントラルコースト、ニュージーランドで特にピノノワール、シャルドネのワイン造りの基礎を勉強。 2008年に南アフリカに帰国し、タルバッハの小さなワイナリーでヘッドワインメーカー及びブドウ栽培家を担当しました。すると数々の賞を受賞。 2010年から現在まで、スワートランドのマウント・アボラにて醸造責任者兼自分のブランドのワインを造っています。
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ヤン・マティアス・クライン / リトルバスタード 2021
¥3,960
SOLD OUT
生産者:ヤン・マティアス・クライン 産地:ドイツ / モーゼル タイプ:白 品種:リースリング60%、ソーヴィニヨンブラン25%、ミュラートゥルガウ12%、ミュスカ3% モーゼルの主要品種リースリングをベースにソーヴィニヨンブランなど計5種類ブレンドされたヤンを象徴するワインです。一度見たら忘れることのできない派手なエチケット。今年は凝縮されたレモンのような酸味が特徴で、お魚の前菜やビネガーが効いたお肉の前菜におすすめです。 生産者情報 ドイツ、モーゼル地方の中部モーゼルに位置するベルンカステラル・ヴィットリッヒ地区の歴史ある村Kröv(クレフ)、栄えあるモーゼルの中でも特にその名を知られている畑や生産者がひしめいている重要地区の生産者をご紹介いたします。フランクフルトからちょうど真西に150km、アルザスのストラスブールから北北西に約240kmの位置にある村です。 歴史あるこの地域で非常に長い歴史を誇るワイナリーの若き現当主が革新的な試みを始めました。 ヤン・マティアス・クライン、1977年生まれ。 ヤンはシュタッフェルター・ホフという862年創業、1100年以上の歴史を誇るドイツ最古のワイナリー、かつ世界最古の会社の一つとして名を連ねるワイナリーを所有するファミリーに生まれました(ウィキペティアにも載っています)。 ヤンが家族のワイナリーで本格的に働き始めて15年をこえます。ヤンの父親は1960年代から除草剤や農薬の使用に疑念を持ちこの地域では珍しくオーガニックでの栽培を開始しました。父の意思を引き継ぎビオロジック栽培を徹底し、2012年に全ての畑においてビオの認証を受けております。 そして2014年より醸造においてももっとストイックに酸化防止剤の使用を抑えることに努め始め(この土地では皆無です)、シュタッフェルター・ホフ名義のカテゴリーも担当しながらもまた別で自らの名前ヤン・マティアス・クラインを冠した新しいプロジェクトをスタートさせました。 これはシュタッフェルター・ホフのスタイルとは全く異なり、またモーゼルの典型的なスタイルとも全く異なります。収穫してブドウを絞るところまでは両カテゴリーに大差はないのですが、彼に言わせると違いはいたってシンプル、3点のみだといいます。 ①濾過しない ②清澄しない ③亜硫酸を添加しない 家族の所有する畑は約10ha。 リースリング75%、ミュラートルガウ10%、ソーヴィニヨンブラン4%、ピノノワール5%、残りはポルトギーザ―、ミュスカ、ゲレントが植わっております。この畑の中から選りすぐった区画2.5haのブドウ畑からヤンのワインは造られます。1haに満たない場所もありますので生産本数もキュベにより2,000本から10,000本程という少量生産になりますが、ヤンのやりたいことが目いっぱいに詰まった新しいモーゼルスタイルと言えます。 この土地の土壌はグレーまたはブルーのシーファーボーデンと呼ばれるスレート粘板岩の風化した土壌で、香り、味共に印象豊かなワインを生み出します。時に粘土質や石灰が混ざる区画もありますが、石灰質の混在しない土壌は、リースリングに類のないミネラリティをもたらします。急斜面の畑上部からこの村を見下ろすと、全ての家々の屋根がすべて青黒いものばかりだった事はとても印象に残っています。スレートは日中の陽光を吸収し夜間にゆっくりとブドウ樹に放出し、また陽光から素早くしっかりと熱を吸収して温まりやすく、 保温力が大きいのが特徴です。 モーゼルはナチュラルワインを造るにはおそらく最も最適な土地の一つだとヤンは考えています。土地のPHが低く、この温暖化の時代に今も冷涼な気候が維持されているためです。常にどんなシーズンもブドウ樹の健康を維持すること、化学的アプローチは一切用いず自然の摂理に許された方法でのみアプローチすることが重要で、それこそが畑における最大のチャレンジだといいます。 彼のワインのキュベ名は全て、ちょっと笑ってしまうような、たまには現代社会の皮肉のような、そして彼のユーモアがたっぷり表現された名前になっています。 ニルヴァーナの曲をワイン名に使っていることからもわかるように、彼は10代の頃から大のグランジやミクスチャーロック好き。特にレイジ・アゲインスト・ザ・マシーン、ビースティ・ボーイズ、メタリカなどがフェイバリットだったようで、このあたりの感覚がラベルの表現のベースになっているのでしょうか!? 今の趣味は、ワイン以外では美味しいものを食べる事、家族や友人と一緒に過ごす事と優等生的な発言が返ってきましたが、彼のカーヴの横には酒場兼ライブハウスが併設されており、今でもバンドを呼んではライブ・パーティも行っているようです。 862年続く偉大な歴史を引き継ぐ事は相当なプレッシャーだったようです。長く長く続くファミリーの未来の階段をこれからは自分が築いていく、この誇らしく素晴らしいチャレンジと重圧を40代となり抱きしめることができるようになったそうです。だからこそ、この歴史あるモーゼルの地でナチュラルワインの新しい歴史の1ページをも書き始めることができたのでしょう。
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ドメーヌ・デ・バルメット / エッチェ・オモ 2021
¥3,740
SOLD OUT
生産者:ドメーヌ・デ・バルメット 産地:フランス / ルーション タイプ:白 品種:ミュスカ・プティ・グラン 畑の位置:南/南東、泥灰土/結晶片岩質土壌。収穫は20kgの小かごに手摘みで。収量20hl/ha。週3回ルモンタージュ、ピージャジュを行いながら、葡萄を丸ごと1ヶ月間マセラシオン。発酵温度27度。4hlの木製の圧搾機でプレス。バトナージュを行いながら7ヶ月間のタンク熟成。SO2添加なし。生産本数2200本。チーズやチョコレートとの相性◎ 生産者情報 ドメーヌ・デ・バルメットはフランス南西部の都市ペルピニャンに程近いCases-de-Pène村の4haの畑から2003年にスタートしたドメーヌ(現在は8haまで拡大)。当主リュシアン・サラニは、豪快で愉快で心優しい田 舎のおじさんと言った面持ち。かつてはブルゴーニュのクロード・マレシャル等で働いていた経歴を持ち、 ビオロジック農法で丁寧なワイン作りを行う情熱家。このおじさんが?と思わせるような優しい味わいで、 すっと喉に流れていくような綺麗なワインを造りだす。南のワインを思わす強さはなく、極まれに出会う南のソワフワイン!
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レ・モーレ・ビアンケ / ネビウリン 2020
¥3,960
SOLD OUT
生産者:レ・モーレ・ビアンケ 産地:イタリア/ ピエモンテ タイプ:赤 品種:ネッビオーロ 2020年はとても滑らかで、すでにタンニンがとても柔らかさを放ち始めています。非常にきれいな果実味と程よく支える程度の酸の伸びが心地よく、旨味がジワジワ広がるタイプのネッビオーロです。長期熟成にも耐えうるバランスと力強さを内に秘めた素晴らしいワインです。 生産者情報 幼少のころから、果樹栽培農家だった父の畑仕事にくっついて周り、自然と農業が生活の一部になっていたアレッサンドロ。ブドウに興味がなかった父は0.3haのネッビオーロだけを残していただけでしたが、そのブドウを収穫すると近くの大きな醸造所に運び、ブドウがワインになっていく様をみて、アレッサンドロはおのずとワイン醸造への興味を深めていったそうです。アルバの醸造大学に入学し、卒業後はエノロゴ(醸造家)として働き始めました。毎年5軒以上のカンティーナをコンサルしていたため、栽培のアドバイスはもちろん、年5回の収穫と醸造を共に行う事で、普通の農家よりもより多い経験を積むことができたと言います。父の引退後はアレッサンドロが引き継ぎ、ブドウを植え、今では3 haの葡萄畑が家の周りに広がっています。子供が生まれ、それをきっかけに、自分で手掛ける畑で農薬や化学肥料に頼らないワイン造りをするため、数年かけて準備をしていきました。そして2015年、ついに自らのカンティーナを立ち上げました。 畑の標高は280m程。できる限り多くの植物を残し、共存させています。農薬や化学肥料、殺虫剤や除草剤は一切使用しません。発酵は自然酵母のみで行われ、撹拌をできるだけ行わないよう、果皮を沈めた状態での発酵です。彼のワインはとにかく綺麗です。でもきちんとピエモンテのワインだし、ネッビオーロだしバルベーラです。ロエロの綺麗な砂質土壌がそうさせるのか、はたまたアレッサンドロの経験と技術なのか、自然への敬意の現れなのか…。感動的な味わいをぜひどうぞ。
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ル・ソド・ランジュ / カラダス
¥3,960
SOLD OUT
生産者:ルソドランジェ 産地:フランス / ロワール タイプ:赤 品種:カベルネフラン ヴァン・ド・ソワフを目指して造られたカンタン・ブルスのシリーズ。十分な量を維持するために知り合いの生産者からのブドウも使い安定した品 質と供給量を保つようにしている。熟したカベルネ・フランを手で除梗を行い木樽での発酵。 生産者情報 Le Sot de l'Angeを運営しているAngéliqueとQuentinBourseは、2013年にアゼ=ル=リドーのブドウ園に定住することを選択。彼らは常にブドウ園とセラーでの慣行を改善し、人々と環境をより尊重することを目指している。土壌、植物、ワインは可能な限り自然に作られ、特に自然のバランスを守り、生物多様性を維持することに関心を持っている。彼らの目標は、テロワールと環境のさまざまな要素を尊重し、ワインの純度、精度、バランスを確保して、ワインが普遍的な喜びと共有の産物となるようにすることである。
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レ・ゼランス / カン・フォン・ラ・ネージュ・ウ・ヴァ・ル・ブラン? 2020
¥4,400
SOLD OUT
生産者:レ・ゼランス 産地:フランス / ロワール タイプ:白 品種:シュナンブラン 樹齢30~60年のシュナン。ダイレクトプレス。大樽で12か月熟成。SO2無添加。ノンフィルター・ノンコラージュ。 生産者情報 レンヌでの生活を終えた後、メキシコシティ、ヨンショーピング(スイス)、パリを経て、アンジュのブドウ畑でビオワインを造ることを決断。2016年から2017年までBTSブドウ栽培醸造学校に通い、ウォーレン、ティエリー・ジェルマン、アイメリック・イレール、ブルーノ・ロシャールのドメーヌで経験を積んだ。 実習期間を終え、ドメーヌ取得の機会を得たものの、ドメーヌ設立の計画はなかなかうまくいかなかった。しかし、この期間は、色々なブドウ栽培地を見て回る時間になり、また一緒に働いてくれるヴィニュロン達と出会いの機会ともなった。そして2018年にles erranceが誕生。最初はネゴスとしてワイン生産者である友人からブドウを購入しワインを造る。これが私たちのワイン造りの第一歩となった。
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マタン・カルム / オズ 2021
¥5,500
SOLD OUT
生産者:マタン・カルム 産地:フランス / ルーション タイプ:白 品種:グルナッシュ・ブラン80%・ミュスカ・プチ・グリ10%・グルナッシュ・グリ+カリニャン・ブラン・グリ10% 収量18hl/ha。樹齢約50年。キューヴにて熟成。近年まれにみる素晴らしい仕上がりです。ミネラル感たっぷりでラムネのニュアンス。レモン的な爽やかさとコンポートの苦みと液体の重量感。豆感も出ず素晴らしい出来です。 生産者情報 注目の南仏自然派!広大に広がる南仏のルーションの小さな街中に醸造所兼住居を構えるGUIX氏。 ワイン造りは2006年にスタートとまだまだ発展途上の生産者ではありますが、造られるワインは若手の生産者にみられる自由で無骨とも言えますが、一貫して個性を主張するスタイル。 畑はルーションのベレスタと呼ばれる場所で、海抜は300~500メートルの場所にあり、車で行くには舗装もされていない場所を永遠と登って行くことになります。行き着いた場所は山の頂上近くで、ある畑は横に長く広がり、またある畑は傾斜の急な斜面に広がっています。単独に存在する畑であり、他からの影響も最小限にすむ為、ビオ栽培も行いやすい環境。 農作業に至っても機械では場所の状況からしても不可能で、全て鶴嘴で雑草を除去し耕しています。勿論彼らは機械耕作が可能な場所であっても全て手作業によって行いますが・・・。収穫も全て手作業で行い、収穫するケースも10KG入りのものと決めており、収穫の際に上の重みによって下の葡萄が潰れないよう配慮しています。圧搾には空気を利用してやさしく行い、ルモンタージュなどは行わず、重力に逆らわない造りを行っています。結局彼らの造り方は、葡萄のオリジナルのキャラクターを大事にすることを目的とし、人間の介入を可能な限り排除し見守るスタイルといえるでしょう。フィルター処理、コラージュは一切行われず、出来る限りSO2の添加をなくすよう努めています。
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ファビオジェア / グリニョスカ 2018/2019
¥6,600
SOLD OUT
生産者:ファビオジェア 産地:イタリア / ピエモンテ タイプ:泡 品種:グリニョリーノ グリニョリーノのみアスティ地区の畑に位置する。収穫は小箱を用いて全て手摘みで行い、除梗する。ダミジャン(ガラスの容器)で4-5か月熟成。残糖15gになったらバトナ―ジュして瓶詰めする。 ノンフィルター、無濾過。SO2無添加。 きれいな酸と果実味の飲み心地良いフリッツァンテ。 生産者情報 ファビオ・ジェアは地質学者として博士号を取得し、大きな企業に勤めていましたが、200種以上のブドウを栽培・研究していた彼の祖父が亡くなると、その農地を守るために企業を退きました。彼がワイン造りを始めたのは2009年。イタリアのピエモンテ地方、バルバレスコのネイヴェ地区とアスティ地区に森を含め約2.5haの畑を所有し、彼ひとりで管理しています。バルバレスコの畑にはネッビオーロ、ドルチェット、バルベーラを、アスティ地区の畑にはグリニョリーノを植え、現在では約17種のワインを多い年で6000~6400本程生産。醸造には440Lと500Lの古樽、ダミジャン(ガラスの甕)と磁器、彼が開発した陶器を用いています。化学肥料・薬剤は使わず、銅と硫黄、エッセンシャルオイル、植物を煮出した液を撒くのみ。収穫は手摘みで行い、エンジンを使う機器は極力使用しません。ブドウの枝をワイヤーに固定する際は、金属やプラスチックではなく柳の蔦を使用しています。彼は植物への理解をとても大切に考えており、ブドウの樹を深く観察することからはじめ、長い時間をかけて作業し、できるだけ樹が自由に生きられることを重視しています。写真家でもあるファビオ。彼のセンスはボトルにも表現されています。ワイナリーの名称La Msòira e'l Rastelを表す鎌とハンマーが描かれたエチケットにはアマルフィの海岸沿いで作られる手すきの紙を使用。エチケットを貼るのも、タグの紐を結びつけるのも、全て手作業で仕上げています。
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ルカべヴィラクーア / レッドラブ2021
¥4,290
SOLD OUT
生産者:ルカべヴィラクーア 産地:イタリア / アブルッツォ タイプ:赤 品種:モンテプルチアーノ 平均樹齢50年のモンテプルチアーノで作られる赤ワインです。 2021年も昨年同様プチプチとした微量なガスがありながらも、余韻にはしっかりと落ち着きがあり、砂浜の様な細かいミネラル感と細かいタンニンが広がります。とても味わいの奥行きがあり、でも軽快さも兼ね備えたワイン。このようなモンテプルチアーノは新感覚です。。。恐らくは、樹齢が高い葡萄だからこその、成熟期、晩成期を迎え、若いモンテプルチアーノにはない、その先にあるポテンシャルを発揮し始めているのでしょう。 生産者情報 アブルッツォ・キエーティ県アテッサにあるカンティーナです。地元出身のルカは、イタリア国内をはじめイギリス、スイスなどでソムリエ・ワイン関連の企画などに携わっていました。多くの経験を積んだ後、地元アブルッツォに戻り、地元のレストランでソムリエとして働き始めます。その後、結婚を期にそれまでの経験と知識、そして彼の家が所有する葡萄畑、色々なものが重なり、自然とワイナリーを作りたいという想いが生まれ、2006年頃から仕事の傍らお父さんから引き継いだ葡萄畑の手入れを始めてきました。この畑はルカのお爺ちゃんの代から家族用のワインを作る為に長年守られてきたもので、ワインとして販売するのではなく、豊作の年には葡萄のまま協同組合へ販売していたそうです。 彼の畑は標高1800mのマイエッラ山の麓、海抜150~300mの豊かな自然の中にあります。夏の暑い季節には約15km先にあるアドリア海からの空気を多く含んだ海風が葡萄畑に優しく注ぎ込み、夜には山からの乾燥した涼しい風が、蓄積した湿気を取り除いてくれます。また近くを流れるサングロ川が、多くの生物の生態系を守り、葡萄やその他の植物達の生命と成長を見守っています。葡萄畑の周りには、オリーヴや桃、小麦なども栽培しており、この混合栽培をする事で植物動詞の生命力を高め合い、総合的な自然環境を強くしていく事を大切にしています。土壌は粘土や小石、細かい石灰岩が主体で、畑によって生まれ持つ個性の違う葡萄をどのように自然な流れでワインへと成長させるのかが、彼のワイン造りの肝と言えます。農薬や化学肥料は一切使用せず、一本一本の樹に目を配り、まるで自分の子供の様に大切に育てていく事を信念としています。 醸造ではお爺ちゃんから伝わる自家消費用ワインの作り方を基に、自分がこれまで携わり経験してきた事をプラスし、地元の葡萄の個性を生かした、【自然なテーブルワイン】を目指しています。自然酵母のみでゆっくりと発酵を開始。発酵・熟成にはステンレスタンクやグラスファイバータンクを使用します。発酵開始時のアプローチ、皮と果汁の接触はそれぞれの葡萄によって異なり、味わいのバランスを一番引き出せるであろう方法を取っています。冬の間熟成したワインは翌年春にボトリングされ、リリースまでの全ての工程で濾過・亜硫酸の添加は一切行いません。
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レオ・ディリンジャー / リースリング グランド・ソワフ2020
¥3,850
SOLD OUT
生産者:レオ・ディリンジャー 産地:フランス / アルザス タイプ:白 品種:リースリング 谷の裾野、砂利を含む軽めの土壌から不要な介入や硫黄は使わず醸造、1年間澱とともに大樽熟成。 少し黄色がかった色合い、落ち着いた果実のアロマ、まろやかな果実味ときゅっと詰まった酸味、端正な余韻、前作よりキリッとした北アルザスの美! 前菜、シューク ルートと合わせてどうぞ! 生産者情報 花崗岩土壌のニュージェネレーション! ストラスブールから南西に50km。アルザス中部のダンバッハ・ラ・ヴィル(Dambach-la-ville)のニュージェネレーション。4世代ほど受け継いできた畑をまだ20代のレオが徐々に受け継いでいる。お爺さん、父が始めに渡してくれた畑はシルヴァネールが多く、品種をまぜてみたり、手作業でマセラシオンをしてみたりと創意工夫が功を奏している。自身のワインを造り出してから3ヴィンテージ目だが、すでに完成度の高いワインをリリースしている。2020年2月のアノニムで広くデビューを飾り、一気に注目を集めていた。リエッシュ家からワイン街道を通って南に10kmだが、土壌は全く違う花崗岩質。果実の華やかさが現れる。有機栽培を続けている畑、そしてセラーでも不要な介入はせず、畑・葡萄のポテンシャルを生かすよう心掛けている。
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ジョルディ・ローレンス / ブランカフォルティ 2020
¥3,630
SOLD OUT
生産者:ジョルディ・ローレンス 産地:スペイン / コンカデバルベラ タイプ:赤 品種:カベルネソーヴィニヨン主体、ガルナッチャ、シラー、パレリャーダ ブランカフォルティとは、ジョルディが住んでいるブランカフォルト村の住人のことです。この区画に植わる、すべての品種を詰め込むことで村を表現した、彼のフラッグシップ的ワインです。 軽やか且つ、落ち着きのあるちみつな味わいで飲み応えがあります。豊富なエキスがスムースに広がりすもものジューシーな酸に、デーツのようなコクのある甘やかさがニュアンスとしてあります。ジョルディの優しい顔が浮かびます。 生産者情報 ジョルディロレンスが初めてワインをオフィシャルリリースしたのは2012年。僅か数年の内にメキメキと頭角を現し一躍スター夕ムへと伸し上がった感が強い彼ですが、その道程は果てしなく長くうねったものでした。1700年代の後半からタラゴナにあるブラン力フォルトでブドウ農園としてその歴史をスタートしたロレンス一族。脈々と受け継がれて来た15haに満たないブドウ畑のケアを一切の化学薬品に頼らない方法で健やかに行って来たジョルディですが、 その全てを地元農協へ格安で販売し細々と生計を立てていました。日々の喜びをパンコントマテと地元ワインに見出していた彼に転機が訪れたのは、お膝元であるコンカ デ バルベラでコンベンショナルとは対極に位置するワイン作りを推進していたロマンスグレイの長髪を廃かせる男との出会いが薗しました。工スコー夕 サナ フヤのホァン ラモン エスコーダです。ジョルディの育てたブドウが持つ類稀なるポテンシャルに夢中になっていたホァン ラモンがジョルディへとオファーしたのは継続的なブドウの購入。そして彼の元で働きながらワイン作りを身体に叩き込むオケージョン。ホァンラモンだけでなく、 彼の盟友メンダールのロレアーノセレスも含めた現地2大巨頭を師と仰ぎつつ醸造へとのめり込む機会を得た訳です。ファーストビンテージから5年。ジョルディのワインは師とブレンドこそ似ていな がらも更に磨きあげられたかの様な、徹密さとフレッシュネスが内在する他に類を見ないスタイルを表現するに至っています。
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テッレディピエトラ / Olio Extravergine di Oliva
¥4,620
SOLD OUT
※こちらの商品はオリーブオイルとなります。ワインではございません。 テッレディピエトラの当主クリスティアーノの友人でサンマルティーノから少し車で山に向かったところにある町カスターニェで、元々自分の家が持っていたオリーヴ畑を引き継ぎ、彼の代から瓶詰めを開始したCantina Le Raiseのピエトロが精製するオイルです。クリスティアーノの葡萄畑に植わっている樹齢100年を超えるオリーヴとピエトロが持つこちらも樹齢100年~200年の樹のオリーヴを半々で使用し精製したオイルです。このクリスティアーノとのコラボで作る山羊のマークのオイルは、オリーヴが完全に熟しきる前のギリギリのタイミングで収穫したもので、より油感を優しく、オリーヴが持つ青さや華やかさを前面に表現したオイルです。そのためそのままパンやサラダ、チーズにかけて食べるだけで素晴らしい一品になります。 生産者情報 イタリア最大の湖・ガルダ湖にほど近い、ヴェネトの主要都市ヴェローナから車で数10分の所にある町、サンマルティーノ・ブオン・アルベルゴにあるカンティーナです。イタリアでは今や、バローロ・バルバレスコ、ブルネッロ等と肩を並べる程、知名度と評価の高いワイン、アマローネ・デッラ・ヴァルポリチェッラを生む、国内有数のワイン生産地です。テッレディピエトラの当主・クリスティアーノは、ヴァルポリチェッラというワインの商業化に疑問を持ち、本来のこの土地に根付いた葡萄の素晴らしさと、この土地が生み出す葡萄の親しみ易さを表現したワイン造りを志しています。本格的に葡萄栽培を始めた2004年当初から、畑では農薬や化学肥料は一切使用しておらず、醸造でも自然酵母のみで発酵を行ってきました。2015年からは、亜硫酸の添加を極力抑え、一部ワインで亜硫酸無添加を試す等、自分達の土地の葡萄の素晴らしさを100%感じてもらえる味わいを求め、試行錯誤を行ってきました。 彼らのワイン造りには、よりナチュラルな心地よさを持ったワインという目標の他に、もう一つ大切な事がありました。それは土着品種への着目・原点回帰です。この土地でしか生まれない個性があり、この土地で長い年月をかけて育て守られてきたのにも関わらず、モリナーラ・コルヴィーナ・ロンディネッラといった土着の黒葡萄に対する評価と感心が著しく低下し、DOCヴァルポリチェッラに一部を入れなくても良いという規定が出来てしまうほどでした。クリスティアーノは自らが育てたモリナーラ・コルヴィーナをそれぞれ単一で醸造する事で、この葡萄への理解と、素晴らしい可能性を秘めているという事を伝えていきます。彼が作るワインは、彼らの地元の人が自分達の土地と品種の偉大さを感じ、他の国の人たちが彼らの日常を感じる、多くの感動が詰まっているのに、その奥には素晴らしい日常が詰まっている、そんなワインの様に思います。
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ローランルブレ / サ・セ・ボン 2021
¥4,070
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生産者:ローランルブレ 産地:フランス / ロワール タイプ:赤 品種:ガメイ 輝きのある赤色、綺麗な酸味を伴った涼やかな果実味、じわじわしみ出してくる旨み、つややか、なめらか、これぞサセボン! 生産者情報 ローラン・ルブレは、27年間、木材の輸出・卸会社を経営していましたが、自然を感じながら物を作る仕事をしたくなって、2010年7月ワイン造りに転向しました。働きづめの生活から、家族との時間や自分を大切にする、そんな生き方を求めたのです。セバスチャン・ボビネやベルナール・ポントニエ、リュック・セヴィーユという古い友人が、自然派のワインを造っているため、以前から彼らのワインを飲んでいたことが影響したのは当然のことだったのかも知れません。 蔵は、ソミュールとシノン、そしてブルグイユという、ロワールの銘醸赤ワイン産地の中間に位置する「サヴィニー・アン・ヴェロン村」にあります。色々なワイナリーで働いて経験をつみながら、友人達の手助けもあって、その年のワイン造りまでこぎつけました。SO2を全く使わないワインを長年造っている友人達の強力なサポートのお陰で、彼ら同様、SO2無添加のワインを初ビンテージにして仕上げることができました。まさしく「綱渡り」のようなことを突然して怖くなかったのか、と聞くと「全然。親友がナチュラルワインを作っていたのがラッキーだった。昔は誰もがSO2を使ってなかったのだから」とローランは言います。彼らへの感謝の気持ちをこめて、ラベルには友人たちの名前が記載されています。気さくで親睦性が溢れる彼を見ていると、もの凄く信頼できる友人がいるのもうなずけます。 栽培・醸造 栽培面積は2,2ha環境を大切に、自然のしくみに逆らわないよう化学物質を使わない農業を行います。ビオロジック農業を取り入れて、ブドウの収穫量よりも、地中の生態系も含めた自然全てが健全であることが何よりも大事と考えます。友人が有機栽培するブドウや、アドバイスを受けながら自分自身が精一杯育てたブドウを使うことで、この蔵独特の一風変わったマセラシオン・カルボニックが可能になるのです。 ローランはワイン以外からアプローチしただけに、地元品種であるカベルネの個性であり同時に苦手な部分でもあるピーマンっぽい風味を出さないように苦心した結果、ボジョレーで昔行われていたこの醸造方法を古い書物から見つけました。セメント製の発酵槽の底面に、「スノコ」のように材木を組んで、約15cmの「上げ底」を作ります。ブドウを房丸ごと入れていくと、下の方にあるブドウが潰れはじめます。果汁の液面がスノコの上まで上り果梗に触れそうになると、ポンプでゆっくりと果汁を抜きとります。その果汁は別のタンクに入れて自然な発酵を待ちます。セメント槽内のブドウは約3週間マセラシオン・カルボニック。天然酵母によるアルコール発酵が進み、下部のブドウの粒が徐々に潰れて果汁が流れ出し、液面が上がれば果汁を抜きとる作業を続けます。果汁と果梗が触れないようにして、カベルネ独特の「野菜っぽさ」を移さないという考え方です。 この方法を実行するには、発酵前に「粒選り」のレベルで腐敗果や未熟果を取り除かないと、長期マセラシオンは不可能なので、何よりも優れた原料を選ぶことが欠かせません。3つのワイン全てが、上記の醸造方法で作られている他、ワイン作りの最初から最後までSO2を一切使用せず、ノンフィルターでビン詰めします。
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オーロイブルーイング / kilifune
¥880
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オーロイブルーイングとしてこれまでセゾン、ピルスナーとリリースしてきたけど、ちょっと肌寒くなってくるこの季節に向け、次はじっくり味わいながら飲めるようなホップの効いたヤツを作ろうと考えていました。そこで選んだのがSOUR IPA。文字通り酸っぱい系のIPAです。今回はPhilly Sourという酵母を使用して、穏やかだけどハッキリした酸味を引き出し、そこにMosaic、Amarillo、Galaxyをドライホップしてトロピカル感を上乗せしました。ボディとなる麦芽などはHazy IPAの特徴を取り入れつつ、アルコールは5.5%に抑えてしっかりした風味と飲みやすさのバランスを探りました。kilifuneというのはハワイの言葉で霧雨らしく、トロピカルさと濁った感じからこの言葉を拝借しました。 1杯目にキュッといくのも良いですし、デザート感覚で〆にちびちび飲むのもオススメなビールです。 ・ラベルデザインは近藤拓海 今回のラベルデザインは、香川県を拠点に活動している彼にお願いしました。次のラベルをどうしようかなぁと考えてた時にたまたま隣で飲んでいたのが、前々からよく出先で遭遇するフォトグラファーの彼でして、聞くとサワービールが好きとのことで、これはもうやってもらいましょうと(笑) ビールのイメージを伝えて、ふたりで話し合いを重ねて、ピッタリな一枚を用意してくれました。文字の感じや配色などで、今回のビールを本当に上手く表現してくれて感動しました。ラベルを見ながら飲むとまた良いのでじっくり眺めながら是非お楽しみください。 (生産者資料から) 生産者情報 せとうち醸造所のブルワー渡辺仁史氏による新プロジェクトであるOhloy BREWING。渡辺氏はFar Yeast Brewing 五反田醸造所での立ち上げに携わり、2021年10月に独立。 Ohloy BREWING / オーロイブルーイング 四国は香川県のクラフトビールプロジェクト。「おうろい」は「恵みの雨」の意。
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オーロイブルーイング / TAHOE
¥680
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米を使用した軽やかなボディに、Saazの上品な苦味とCitraの爽やかな風味をのせたピルスナー。どんな季節やシチュエーションにもマッチする、シンプルだけど個性も奥に潜む味わいを目指しました。 僕自身シンプルで落ち着くような味わいのピルスナーが大好きで、じっくり時間をかけて作りたいと常々考えていました。瀬戸内の夏場の繁忙期が少し落ち着いたタイミングでここぞとばかりに仕込ませて頂きました(ラガー系はタンクを長期で占領してしまうのでファントムブルワーとしてはけっこう気を使います笑)。 シンプルな中に個性も出したいけど、ドライホップでパキッと出すのじゃなく今回はフワッと潜ませたかったので、少し実験的だったけどワールプールという煮沸後、発酵タンクに麦汁を送る直前に大量のシトラを投入してみました。 結果、シトラの風味はふんわりと残りつつ、ピルスナーらしい柔らかい風味と、きめ細かい泡持ちが実現しました。どんなシチュエーションにも合う、オーロイの定番ピルスナー、ここに誕生です! (生産者資料から) 生産者情報 せとうち醸造所のブルワー渡辺仁史氏による新プロジェクトであるOhloy BREWING。渡辺氏はFar Yeast Brewing 五反田醸造所での立ち上げに携わり、2021年10月に独立。 Ohloy BREWING / オーロイブルーイング 四国は香川県のクラフトビールプロジェクト。「おうろい」は「恵みの雨」の意。
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シルヴァン・ボック / フリュイ・ジャズ 2021
¥3,850
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生産者:シルヴァン・ボック 産地:フランス / ローヌ タイプ:赤 品種:グルナッシュ主体・シラー やや紫掛かったルビーの色調。チェリーの果実やスミレの花の軽やかな香り。口当たり自然で軽やか、仄かにガスを感じ、赤い花の風味が広がり、ミネラル感もあり。 粘土質石灰と玄武岩土壌。MCにて品種ごとに数週間醸し、翌4月迄タンク熟成。酵母も亜硫酸も添加せず、コラージュもフィルターにも掛けず瓶詰め。 生産者情報 アルデシュで素晴らしいワインを造り始めた生産者が出現! この地で初めてSO2を使用しない自然派ワインを造り始めたのは、ご存じマゼル。 マゼルのジュラルドが、自分の後継者として太鼓判を押したのがこのシルヴァンなのだ! シルヴァンは、教師の両親のもとに生まれたが、家のテーブルにはいつもワインが置かれ、ワインはとても重要な存在だった。 コート・ロティでの収穫体験以来ワイン熱が取り付き、レストランで働く友人からシャーヴやメメといった素晴らしいボトルを飲ませてもらっていた。 そんな時、収穫時に飲ませてもらったマゼルのワインが何でこんなにぶどうの味がするのに、他のワインはしないのかに衝撃を受け、自然派ワインの虜になった。 その後マコンで本格的にぶどう栽培とワイン醸造について履修し、2年間マゼルで働いた後、農業学校 の栽培醸造責任者となった。 しかし、除草剤や農薬の使用に耐えられなくなり、再びマゼルの門を叩く。 そしてついに2010年、マゼルの畑の一部をフェル マージュにて譲り受け、兼ねてから念願だった農薬を使用しない自然な、自分自身のワイン造りが始まったのだ。
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アンドレ・ロレール / リースリング2020
¥3,960
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生産者:アンドレ・ロレール 産地:フランス / アルザス タイプ:白 品種:リースリング オレンジ色掛かった黄色。アルザスのリースリングらしい華やかな香りと綺麗な果実味にミネラル感、心地よい酸、ルードヴィックらしいふくよかな旨味が同居する1本。 生産者情報 ストラスブールとコルマールの丁度中程に位置するミッテルベルグハイム村に所在する、ドメーヌ・アンドレ・ロレールの現在のオーナー醸造家アンドレは8代目で、そのお父さんは1960年代からすでに雑草とぶどうの樹とが共生した栽培を始め、1980年代には化学殺虫剤の使用もやめ、2001年にはアンドレが公式にもAB認定ビオ栽培とした。 また、2016年からはビオディナミによるぶどう栽培を始めている。 アンドレは、純粋さと精緻さを兼ね備えたとても優れたワインを生み出しているが、特筆すべきはアンドレの息子ルードヴィックの存在! ルードヴィックはアンドレが受け継ぎ発展させたテロワールがしっかりと詰まったぶどうから、自然な醸造方法により純粋さがそのまま表現された、とても体に優しい味わいのワインを造りだしたのだ! 今回ご紹介するワインは、息子のルードヴィックがSO2を全く使用せず醸造した、フレッシュで美味しさに満ち溢れたワイン。
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ラ・ヴリユ・エ・ル・パピヨン / パトゥ・ブラン 2021
¥3,850
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生産者:ラ・ヴリユ・エ・ル・パピヨン 産地:フランス / ローヌ タイプ:白 品種:グルナッシュノワール カルピスのような乳酸的香り、桃やスモモの果実風味豊か。酸をしっかり感じる口当たりで、桃や果肉が白いスモモの果実風味が豊かに広がる。 生産者情報 パピヨン”の所在する北ローヌ、アルデッシュは、自然派天国の様な理想郷だ! 元を辿れば自然派ワイン醸造指導者のジャック・ネポールのアドヴァイスの基、1980年ドメーヌを立ち上げた大御所”マゼル”が、自然派天国アルデッシュの起源と云えよう。 そして、マゼルの畑の一部を譲り受けて2010年からヴァン・ナチュールを造り始めた実力者がシルヴァン・ボック。 さらにシルヴァン・ボックの子分的存在が、この”パピヨン”を立ち上げたメリル・クロワジエールだ。 メリルの2人のお祖父さんは共にぶどう栽培家で、幼い時からワインは身近な存在だった。 ある年いつもの様に収穫と醸造の手伝いをしていた時、突如として彼はワインの魅力に憑りつかれてしまった。 以来、ワイン醸造士の国家資格を取得し、マゼルを皮切りに各地でワイン造りの経験を積み、満を持し2012年自身のドメーヌを設立した。 自然派理想郷で脈々と受け継がれ発展してきた、まさに旬の生産者が造り始めた旬のワイン! 畑はすべてビオ。 野生酵母の自然な働きで発酵、濾過・清澄はせず、SO2も殆ど、或いは全く使用しない。
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ラ・ヴリユ・エ・ル・パピヨン / トゥークザン 2020
¥3,520
SOLD OUT
生産者:ラ・ヴリユ・エ・ル・パピヨン 産地:フランス / ローヌ タイプ:赤 品種:シラー 縁が透明な紫ルビー色。ファンタグレープの様な風味。フレッシュな口当たりで、酸、果実味、色素的タンニンがとても軽やかに生き生きと奏でている。 生産者情報 パピヨン”の所在する北ローヌ、アルデッシュは、自然派天国の様な理想郷だ! 元を辿れば自然派ワイン醸造指導者のジャック・ネポールのアドヴァイスの基、1980年ドメーヌを立ち上げた大御所”マゼル”が、自然派天国アルデッシュの起源と云えよう。 そして、マゼルの畑の一部を譲り受けて2010年からヴァン・ナチュールを造り始めた実力者がシルヴァン・ボック。 さらにシルヴァン・ボックの子分的存在が、この”パピヨン”を立ち上げたメリル・クロワジエールだ。 メリルの2人のお祖父さんは共にぶどう栽培家で、幼い時からワインは身近な存在だった。 ある年いつもの様に収穫と醸造の手伝いをしていた時、突如として彼はワインの魅力に憑りつかれてしまった。 以来、ワイン醸造士の国家資格を取得し、マゼルを皮切りに各地でワイン造りの経験を積み、満を持し2012年自身のドメーヌを設立した。 自然派理想郷で脈々と受け継がれ発展してきた、まさに旬の生産者が造り始めた旬のワイン! 畑はすべてビオ。 野生酵母の自然な働きで発酵、濾過・清澄はせず、SO2も殆ど、或いは全く使用しない。
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ルカべヴィラクーア / レッロ2021
¥4,290
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生産者:ルカべヴィラクーア 産地:イタリア / アブルッツォ タイプ:白 品種:ペコリーノ 熟成し蜜の乗ったリンゴをそのままかじっているかの様な蜜感。とても酸は穏やかだけど、その分かじれるほどのエキス感に満ちた液体に思わず笑みがこぼれます。心地良く飲み続けられるワインです。 生産者情報 アブルッツォ・キエーティ県アテッサにあるカンティーナです。地元出身のルカは、イタリア国内をはじめイギリス、スイスなどでソムリエ・ワイン関連の企画などに携わっていました。多くの経験を積んだ後、地元アブルッツォに戻り、地元のレストランでソムリエとして働き始めます。その後、結婚を期にそれまでの経験と知識、そして彼の家が所有する葡萄畑、色々なものが重なり、自然とワイナリーを作りたいという想いが生まれ、2006年頃から仕事の傍らお父さんから引き継いだ葡萄畑の手入れを始めてきました。この畑はルカのお爺ちゃんの代から家族用のワインを作る為に長年守られてきたもので、ワインとして販売するのではなく、豊作の年には葡萄のまま協同組合へ販売していたそうです。 彼の畑は標高1800mのマイエッラ山の麓、海抜150~300mの豊かな自然の中にあります。夏の暑い季節には約15km先にあるアドリア海からの空気を多く含んだ海風が葡萄畑に優しく注ぎ込み、夜には山からの乾燥した涼しい風が、蓄積した湿気を取り除いてくれます。また近くを流れるサングロ川が、多くの生物の生態系を守り、葡萄やその他の植物達の生命と成長を見守っています。葡萄畑の周りには、オリーヴや桃、小麦なども栽培しており、この混合栽培をする事で植物動詞の生命力を高め合い、総合的な自然環境を強くしていく事を大切にしています。土壌は粘土や小石、細かい石灰岩が主体で、畑によって生まれ持つ個性の違う葡萄をどのように自然な流れでワインへと成長させるのかが、彼のワイン造りの肝と言えます。農薬や化学肥料は一切使用せず、一本一本の樹に目を配り、まるで自分の子供の様に大切に育てていく事を信念としています。 醸造ではお爺ちゃんから伝わる自家消費用ワインの作り方を基に、自分がこれまで携わり経験してきた事をプラスし、地元の葡萄の個性を生かした、【自然なテーブルワイン】を目指しています。自然酵母のみでゆっくりと発酵を開始。発酵・熟成にはステンレスタンクやグラスファイバータンクを使用します。発酵開始時のアプローチ、皮と果汁の接触はそれぞれの葡萄によって異なり、味わいのバランスを一番引き出せるであろう方法を取っています。冬の間熟成したワインは翌年春にボトリングされ、リリースまでの全ての工程で濾過・亜硫酸の添加は一切行いません。