gentle folkは、
オンライン販売、飲食店への業務卸しをメインに活動している鎌倉のナチュラルワイン専門店です。
gentle folkで販売しているワインは、
店主が実際に現地訪問した生産者・ワイナリー、友達が作っているワインを主に扱っています。(オーストリアやチェコなどの中央ヨーロッパや日本の葡萄農家さんのワインが多いです)。生産者の所作や現地の文化を思い浮かべられるワイン、そして生産者と密にコミュニケーションを取ること(現地で)を当店はとても大事にしています。
優しさは人それぞれ。
ただ、どんなシチュエーションにも合うgentleなワインが多いと思います。
是非gentle folkオンラインをお楽しみください。
※2024年3月〜2024年10月の期間中はオーストリア研修のためオンライン販売はお休みさせていただきます。再開は2025年1月を予定しております。
優しい人が幸せになりますように。
主なお取引生産者
岩手県
・ドメーヌハシパ
長野県
・ドメーヌムラヤマ
・川島醸造
・Hikaru Farm(ドメーヌ長谷)
岡山県
・蒜山醸造所 つちとみず
香川県
・OHLOY BREWING
Special Thanks, Friends...
Austria
・Gut Oggau
・Dietrich Robitsch
・Koppitsch
・Michael Wenzel
・Andreas Ziniel
・Franz Weninger
・Schődle Family
・Johannes Zillinger
・Projekt Wildtyp
・Malinga
・Nibiru
・Florian Herzog
・Martin Andorfer
・Kobatl
Czech
・Směska
・Donatus
・Richard Stávek
・Dobrá Vinice
・Jaroslav Osička
・Punkista
Italy
・Carrusin
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ニビル / ライフ・オン・アース 2020
¥3,630
SOLD OUT
生産者:ニビル 産地:オーストリア タイプ:白 品種:リースリング 綺麗な透き通ったレモンイエロー。 レモン、シトラス、ライムといった爽やかな柑橘系の香りや ハチミツ、金木犀の香りが特徴的。 フレッシュなレモンの風味にきゅっとしまったなめらかな酸味や塩味と いったミネラル感、酒質は柔らかく、余韻は日本酒を思わす麹や 乳酸感も感じられます。 ヨセフがお気に入りの区画のリースリングをアフリカンブラザーズのためにサンスフルで造ってくれた特別な日本限定キュヴェ。ラベルは、日本画家の高木優子さんの作品「人生スケールの砂時計」を採用。私たちはこの地球上でそれぞれの有限の時間を生きているという人生時間をテーマに、サラサラと流れていく時の中で様々な出会いや経験、感情などが積み上がっていく様子をスケールある砂時計にして表現。樹齢25年の片麻岩、角閃岩土壌のヴィンヤードブレンドのぶどうを使用。手摘みで収穫、選果後、全房プレス、ステンレスタンクに移し、自然発酵。シュールリーにて1年間熟成し、ノンフィルター、酸化防止剤なしで瓶詰め。 生産者情報 代々続くオーストリア、カンプタールの醸造所で生まれ育ち、14歳から4年間、葡萄栽培と醸造を学校て学ぶ。その後、シュロス・ゴベルスブルグなどオーストリーのワイナリーにて研修、2016年~2018年の収穫をヨハンメイヤーで経験し、オーストリアに戻り、両親の醸造所を手伝いながら自分自身のワイン「ニビル」を奥様のユリアさんと一緒に立ちあげる。
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ヴィエンナ・ワイン / マラドーナ 2020
¥4,400
SOLD OUT
生産者:ヴィエンナ・ワイン 産地:イタリア / ロンバルディア タイプ:白・発泡 品種:マルヴァジア・ディ・カンディア 50%・コルテーゼ 50% 瓶内一次発酵のフリッツァンテ。フィルター無し。 マルヴァジア由来の香りはベルベットのよう。口当たりはとてもエレガントで持続性があり、トロピカルフルーツの香りが漂う。 生産者情報 1982年、ウベルト・フィオーリはロンバルディア州のオルトレポ・パヴェーゼ西部にあるトラッツァ・コステ近くにワイナリーと隣接する土地を購入。この地の伝統を受け継ぐブドウで、自家用のワインを造っていた。2015年に彼の息子アレッサンドロとフェデリコが引継ぎ、大きな情熱を以って販売に向けたワインの醸造を開始。何よりも、自然のリズムと調和した健全な農業を行うことで自分たちが住む土地を尊重している。こうして情熱と実験に満ちたVNAの冒険が始まった。 彼らはこの土地を最新の土壌モニタリング技術を用いて地図化しており、平方メートル単位でどんな作業をすべきなのかを把握している。畑では天然由来のものしか使用しない。薬剤師でもあるフェデリコはハーブを多用し病害などに対応する。許される唯一の添加物は、瓶詰め時にワインを保護するための二酸化硫黄(亜硫酸塩)を1リットルあたり数ミリグラム添加するのみ。 畑の土質は沖積層土壌で表土は砂と砂岩、下層土は粘土質のローム。深さがあり、平均的に透水性がある。肥沃度は中程度で、石灰質ではなく中性とアルカリ性のpHを持っていることが特徴。区画ごとに異なる性質を持つ。 最も長寿なブドウは樹齢50年以上の畑で、現在はクロアティーナ、ウーヴァ・ラーラ、リースリング・イタリコの3つの品種が栽培されている。ほかにコルテーゼ、バルベーラ、フレイザといった隣接するピエモンテ由来の品種、シャルドネ、ピノ・ネロ、シラー、メルローといった国際品種の畑もある。剪定は、植物の樹液の流れを尊重し、ブドウの樹がその性質に応じて自己表現できるように行っている。 フェデリコ曰く“私たちは、最高のイノベーションとは結局のところ、伝統を尊重することだと固く信じています。ローマ時代にはすでにヴィティス・ヴィニフェラが私たちの地域で栽培されており、この歴史と伝統はワイン生産に特に適した地域であることを物語っています。
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ドメーヌ・デュ・プティ・ブション / ル・ポイリュ 2020
¥4,180
SOLD OUT
生産者:ドメーヌ・デュ・プティ・ブション 産地:フランス / アルザス タイプ:白 品種:オーセロワ 樹齢約30年、南向きの畑。花崗岩砂質土壌。12kg籠で手摘み収穫。除梗無しでダイレクトプレス(手動式プレス機で圧搾)。天然酵母を用い228Lのバリック樽で10カ月の熟成。澱引き無し、ノンフィルター、ノンコラージュ、SO2無添加。きれいな酸がありフレッシュ。ピーナッツのニュアンス。 生産者情報 ドメーヌ・デュ・プティ・ブションは、数年前にアルザスに移住した小さな家族ソフィー、ヴァンサン、そして2人の”Petit Bouchon(小さなコルク)” アガトちゃん(3歳)のドメーヌ。ソフィーはソーシャルセクターで働き、ヴァンサンはワイン栽培、アガトは絵を描いたり、ステッカーを貼ったり、トボガン(そり)をしたり。ヴァンサンは2012年から有機栽培のワイナリーに勤務し、ブドウの生産とワインの醸造・熟成の両方に携わり、ジェラール・ヴィエ(アルボワ)からブドウの樹について、ジャン・フランソワ・ガヌヴァからは自然な醸造方法を学ぶ。アルザスでは、経済的に余裕がなくブドウ畑や農業関係の家族がいない人が起業するにはブドウ畑は手に入れづらいが、誰も手を付けていなかった小さな区画を入手し、土地を回復させながら自分たちで植えたブドウを収穫し自分たちの家の下で醸造。2020年初ヴィンテージを発売することに成功!現在、2ヘクタールのブドウ畑には、ピノ・ノワール、ガメイ、シルヴァネール、オーセロワ、シャルドネ、ゲヴュルツトラミネール、リースリングといったさまざまな品種が植えられています。
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ル・ソド・ランジュ / ラ・ピエス 2017
¥4,400
SOLD OUT
生産者:ル・ソド・ランジュ 産地:フランス / ロワール タイプ:白 品種:ソーヴィニヨンブラン 一度きりのヴィンテージ。2/3をジャルグレ(石器の壺)、1/3をアンフォラで熟成。ダイレクトプレス、マセラシオンなし。 生産者情報 Le Sot de l'Angeを運営しているAngéliqueとQuentinBourseは、2013年にアゼ=ル=リドーのブドウ園に定住することを選択。彼らは常にブドウ園とセラーでの慣行を改善し、人々と環境をより尊重することを目指している。土壌、植物、ワインは可能な限り自然に作られ、特に自然のバランスを守り、生物多様性を維持することに関心を持っている。彼らの目標は、テロワールと環境のさまざまな要素を尊重し、ワインの純度、精度、バランスを確保して、ワインが普遍的な喜びと共有の産物となるようにすることである。
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オシェール / オーシトビュ 2019
¥4,400
SOLD OUT
生産者:オシェール 産地:フランス / アルザス タイプ:白 品種:オーセロワ、シルヴァネール、(トケイ・)ピノ・グリ キュヴェ名は3つの品種のはじめの文字、Au(オーセロワ)、Sy(シルヴァネール)、To(トケイ・ピノ・グリ)を組み合わせ、「Bue=飲んでしまった」をつけ、「喉の渇きを潤してくれるなー」と思っているうちに飲み干してしまった、という意味を含ませています。 濃いめのレモンイエロー、完熟梅のアロマ、トロピカルフルーツを想わせる豊かな果実味としっかりした酸味、甘酸っぱい余韻、パワフルで果実がふんだんに詰まった1本、今回の甘酸っぱ大賞! 生産者情報 コルマールの近くの村、エギスハイムで何代にも渡り家族経営されてきたドメーヌ。現当主ユベール・オシェールの祖祖父の代は、ブドウを栽培し、ワイン造りも行っていました。そして当時の多くの農家と同様に、穀物作りや家畜を育てる複合農業を営んでいました。農場を引き継いだ祖父セレストは、第二次世界大戦の後、ワイン販売が困難になったためワイン造りをあきらめ、栽培したブドウを協同組合に出荷するようになりました。 父、ベルナールの代に蔵は大きくなり、1984年にユベールが、その2年後には弟が父を手伝うようになりました。協同組合での経営は順調でしたが、ユベールは、丹念に育てたブドウがその良さを表現することなくワインになってしまうことに欲求不満を感じだしました。「何か違う」「自分が育てたブドウでワインをつくってみたい」この願望がいよいよ強くなって、1999年に自然派ワインの蔵元から専門知識を教わり、自分たちが思い描くワイン造りを確信しました。 そして2000年に、ついに妻のエイディと組合を離れて自社で醸造からビン詰めまですることを決断したのです。しかしユベールの弟は協同組合に残ることを選んだため、この蔵は2つに分割されました。 ユベール夫妻は4haの畑を引き継ぎましたが、農機具が全くなくなってしまいました。二人はこのハンデを契機にして、テロワールを尊重した。ブドウ栽培をするために化学物質を一切使わない農業を選択し、手作業によるブドウ栽培を始めました。それは祖父の時代には当たり前の農業でしたが、近代化された現代では“奇妙な”方法だと思われています。「生きた土作り」をするには、馬で耕す方が良いと思い、請負業者に頼んでいましたが、定期的な耕作ができない不便さがありました。そこで土を固めないようにと小型の耕運機を購入して4年ほど過ぎたころ、やっと一頭の馬(スキッピー)を入手することができました。 それ以来、自分たちで馬と一緒に耕作しています。 2000年に実家のすぐ隣にある建物を購入して、ワイン醸造所と熟成庫として手を加え、初ヴィンテージを仕込みました。テクニックとしての「醸造技術」は複雑で不自然ということで、昔ながらのワイン造りを目指しました。 ブドウを手摘みして、ゆっくりと圧搾した後、天然酵母による発酵に移ります。その後は細かな澱と一緒に、ワイン自体のリズムを尊重した熟成を行うというものです。 しかしワインを造っても誰が買ってくれるのか?顧客を全く持っていない状況で、ワイナリーを興すことはとてつもなく大きな不安がありました。それを乗り越えられたのは、いくつか理由があります。 祖父セレストのカーヴに入る機会があったこと。使われなくなった圧搾機や発酵槽などを目の前にして感動。 ワインを試飲して、それができた背景を思いめぐらせることに強い興味があったこと。 一番大きな理由は、父や弟と共に「いつか自分たちのワインを造りたい」と話していたこと。結局この夢は違う形で実現することに。 そしてエイディが収穫のアルバイトに来て出会ったこと。彼女は蔵に残って結婚し、2年後に協同組合から独立しました。 〈栽培・醸造〉 完成したワインの品質は、原料となるブドウの品質が大きく影響します。優れたワインを造るには品質の高いぶどうを得ることができるか?酸味と糖分、タンニン成分がバランスよく成熟するまで待つことができるのか?という点が大事です。そのためには収穫量をコントロールしなければなりません。アルザス地方では1ha当たり80hlの収量まで認められていますが、収量が多いと残念ながら品質は落ちてしまいます。オシェールでは単位面積の収量を30~50hlまで抑えることによって、香味が豊かでエキス分がしっかりとしたブドウが育ちます。 醸造は少量のSO2を使う以外は、醸造テクニックを使わない。19世紀に使われていた手動の垂直型木製圧搾機を使いゆっくりと丁寧な圧搾をして、コロイド状の物質が混ざらない澄んだ果汁を得るようにしています。
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オシェール / ル・ソンティエ・オゥ・シュッド 2019
¥4,950
SOLD OUT
生産者:オシェール 産地:フランス / アルザス タイプ:白 品種:リースリング・ピノグリ 明るいレモンイエロー、まろやかな口当たり、さわやかな黄色系果実のアロマと風味、伸びやかな中盤、美しい酸味とミネラル感が余韻に続く、美しくアロマティックな1本! 生産者情報 コルマールの近くの村、エギスハイムで何代にも渡り家族経営されてきたドメーヌ。現当主ユベール・オシェールの祖祖父の代は、ブドウを栽培し、ワイン造りも行っていました。そして当時の多くの農家と同様に、穀物作りや家畜を育てる複合農業を営んでいました。農場を引き継いだ祖父セレストは、第二次世界大戦の後、ワイン販売が困難になったためワイン造りをあきらめ、栽培したブドウを協同組合に出荷するようになりました。 父、ベルナールの代に蔵は大きくなり、1984年にユベールが、その2年後には弟が父を手伝うようになりました。協同組合での経営は順調でしたが、ユベールは、丹念に育てたブドウがその良さを表現することなくワインになってしまうことに欲求不満を感じだしました。「何か違う」「自分が育てたブドウでワインをつくってみたい」この願望がいよいよ強くなって、1999年に自然派ワインの蔵元から専門知識を教わり、自分たちが思い描くワイン造りを確信しました。 そして2000年に、ついに妻のエイディと組合を離れて自社で醸造からビン詰めまですることを決断したのです。しかしユベールの弟は協同組合に残ることを選んだため、この蔵は2つに分割されました。 ユベール夫妻は4haの畑を引き継ぎましたが、農機具が全くなくなってしまいました。二人はこのハンデを契機にして、テロワールを尊重した。ブドウ栽培をするために化学物質を一切使わない農業を選択し、手作業によるブドウ栽培を始めました。それは祖父の時代には当たり前の農業でしたが、近代化された現代では“奇妙な”方法だと思われています。「生きた土作り」をするには、馬で耕す方が良いと思い、請負業者に頼んでいましたが、定期的な耕作ができない不便さがありました。そこで土を固めないようにと小型の耕運機を購入して4年ほど過ぎたころ、やっと一頭の馬(スキッピー)を入手することができました。 それ以来、自分たちで馬と一緒に耕作しています。 2000年に実家のすぐ隣にある建物を購入して、ワイン醸造所と熟成庫として手を加え、初ヴィンテージを仕込みました。テクニックとしての「醸造技術」は複雑で不自然ということで、昔ながらのワイン造りを目指しました。 ブドウを手摘みして、ゆっくりと圧搾した後、天然酵母による発酵に移ります。その後は細かな澱と一緒に、ワイン自体のリズムを尊重した熟成を行うというものです。 しかしワインを造っても誰が買ってくれるのか?顧客を全く持っていない状況で、ワイナリーを興すことはとてつもなく大きな不安がありました。それを乗り越えられたのは、いくつか理由があります。 祖父セレストのカーヴに入る機会があったこと。使われなくなった圧搾機や発酵槽などを目の前にして感動。 ワインを試飲して、それができた背景を思いめぐらせることに強い興味があったこと。 一番大きな理由は、父や弟と共に「いつか自分たちのワインを造りたい」と話していたこと。結局この夢は違う形で実現することに。 そしてエイディが収穫のアルバイトに来て出会ったこと。彼女は蔵に残って結婚し、2年後に協同組合から独立しました。 〈栽培・醸造〉 完成したワインの品質は、原料となるブドウの品質が大きく影響します。優れたワインを造るには品質の高いぶどうを得ることができるか?酸味と糖分、タンニン成分がバランスよく成熟するまで待つことができるのか?という点が大事です。そのためには収穫量をコントロールしなければなりません。アルザス地方では1ha当たり80hlの収量まで認められていますが、収量が多いと残念ながら品質は落ちてしまいます。オシェールでは単位面積の収量を30~50hlまで抑えることによって、香味が豊かでエキス分がしっかりとしたブドウが育ちます。 醸造は少量のSO2を使う以外は、醸造テクニックを使わない。19世紀に使われていた手動の垂直型木製圧搾機を使いゆっくりと丁寧な圧搾をして、コロイド状の物質が混ざらない澄んだ果汁を得るようにしています。
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カーザゴーリ / リーベロ 2020
¥4,640
SOLD OUT
生産者:カーザゴーリ 産地:イタリア / トスカーナ タイプ:赤 品種:サンジョベーゼ90%・カナイオーロ7%・コロリーノ3% サンジョベーゼ90% カナイオーロ7% コロリーノ3% それぞれ葡萄事にステンレスタンク・グラスファイバータンクにて30日間のマセレーションを行い発酵。発酵後、使い古した木樽にて12ヵ月の熟成を行います。自然な澱下げで大まかな澱を取り除き、アッサンブラージュ後極少量の亜硫酸を添加しボトリングします。まだまだ若木らしいハツラツとした果実味です。開栓直後はその若々しさがベリー系の果実のニュアンスで溢れてきます。フルーツの味わいはすぐに舌に馴染み苦みとタンニンがジワジワと広がり、後味は非常にドライです。サラミなどの肉と油をアテにするとサンジョベーゼの素朴な果実感が際立ち、劇的に美味しくなります。樹齢4~5年でこの味わいは今後数年でどれだけ美味しくなってくるのか、非常に楽しみなワインです。 生産者情報 オーナーのマテオ・ゴーリは32歳と非常に若い生産者です。トスカーナ・フィレンツェの西側にある町ピストイア出身のマテオは、建築関係の学校に通いながらも、いつの日からか自給自足生活を夢見てきました。二十歳を過ぎたころ、ピエンツァの広大で自然な景観を目にし「ここだ!」と思ったマテオは、数年かけて【ピエンツァの農業の発展に繋がる自然農園】の創設プロジェクトを計画。その高い志と熱意が地元の銀行に伝わり、莫大な融資を得る事に成功しました。ピエンツァの町からオルチャ渓谷へと続く28haもの広大な農園跡地を手に入れたマテオは、父ルチアーノと共に2015年からワイナリーの創設準備に入ります。最初の2年間は平日地元の工場で働き、借り入れの返済をしながら土日にはワイナリーに行き畑を耕すというハードな日々。その年3haの土地を開墾し葡萄の植樹を行いました。2018年からはワイナリーに集中するためピエンツァに移住したマテオ。2019年に待望の初収穫を行い、極少量のワインをボトリング。晴れてピエンツァの自然農園Casagori【ゴーリの家】のスタートを切る事となりました。
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カルーシン / リア・ヴィ
¥3,850
SOLD OUT
生産者:カルーシン 産地:イタリア / ピエモンテ タイプ:赤 品種:バルベーラ よく畑に巣を作る渡り鳥(方言で Lia Vi)の巣のラベル優しくプレスし短めのマセラシオン 、コンクリートタンク熟成。明るいルビーレッド、クランベリーやさくらんぼを想わせるフルーツと花々のアロマ、エレガントな酸味と果実味、柔らかいタンニンが溶け合った中盤とアロマティックな余韻。 生産者情報 1927年アスティ県モンフェッラートで創業した農場。近くの町の名前にちなんでワイナリーをCarussin カルーシンと名付けた。当初4haからスタートした農場はいまでは10haを超え、ワイン以外にもビール用の麦やりんごなどの果樹、家畜も育て、複合的な農業を展開している。 1962年生まれのブルーナから、現在は息子のルカとマッテオが受け継ぎ、雰囲気のいいチームを作り上げている。 農薬は1984年以来使われておらず、現在はビオディナミの手法を取り入れて畑の手入れをしている。ロバとともに耕作。 剪定は Marco Simonit の教えを受け実践。
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コスタ・ディ・ラ / 330slm
¥3,850
SOLD OUT
生産者:コスタ・ディ・ラ 産地:イタリア / ヴェネト タイプ:オレンジ泡 品種:グレラ エレガントなミネラルのノート、フルーティーな味わいで、きめ細やかな泡立ち。前菜に限らず、魚介類や白身魚とマッチする味わい。キュヴェ名の"330slm"は、海抜250~3300mに畑が位置することから命名。 生産者情報 コスタディラ(現地の方言で「あの丘」の意)は、エルネスト・カッテルが営む小さな蔵元。1950 年代前半、急勾配斜面に位置する彼らの畑は、プロセッコ生産用のブドウの栽培に最も適した畑であることで知られていたが、地元農民は容易な労働とより良い収入を求めて同畑を手放した為、長期に渡り置き去りにされてしまう。1980 年代後半、その畑はドイツのヒッピー・コミュニティにより買い取られるものの、農作業は行われず、その後再び放置されることとなる。畑の存在を知った当初から彼はその偉大なポテンシャルを感じとり、2006 年に畑を取得、その再生に取り掛かる。長期間放置された為、鬱蒼としたかん木が茂っていたが、ヤギによる除木、その糞による堆肥散布という有機的手法が採られ、その後のブドウ栽培にも自然農法が採用されている。現行ヴィンテージは IGT の白としてリリースされているが、そのスタイルはかつて存在した昔ながらのプロセッコそのものである。コスタ・ディ・ラの造る伝統的プロセッコを模したワインは、国際市場で「パーティ・フィズ」と化した現代のプロセッコとは異なり、瓶内二次発酵方式により造られる。この伝統的方式にて造られたプロセッコは「プロセッコ・コル・フォンド」と呼ばれ、二次発酵を担った酵母(残糖ゼロ)は瓶底に沈殿した状態で留まり、プロセッコに更なるアロマを加える。現在、海抜280m、330m、450m の 3 つの畑かそれぞれワインが生産されており、2012 年からは別区画でレフォスコとメルローを用いた赤の生産も開始している。コスタ・ディ・ラの哲学は、単に自然回帰することではなく、人間の営みと自然の関係を維持しつつ、ワインが不可欠な伝統的食文化に留まることであり、彼等の言う「アルティコルトゥーラ」という言葉に集約される。
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クリアンテ / C21
¥3,300
SOLD OUT
生産者:クリアンテ 産地:イタリア / シチリア タイプ:白 品種:カタラット クリアンテの「C21」は、カタラット種を100%使用した、フレッシュで飲みやすい白ワインです。2日間の果皮浸漬、自然発酵、その後、上質な澱の上で6ヶ月間熟成。 生産者情報 クリアンテは、シチリア島西部のアルカーモにある家族経営のワイナリーです。イレーネとダヴィデが率いるワイナリーだけでなく、田舎で働く叔父のニーノとダヴィデ、従兄弟のアンナと一緒にオーガニック製品のショップを経営する弟のエンリコの姿も見受けられます。会社は25ヘクタールのブドウ畑、オリーブ畑、野菜畑、そしてシチリア古来の穀物を栽培する様々な耕作地をカバーしています。有機認証を受けたカタラット、グリッロ、ペリコーネの畑は、粘土質の土壌にあり、海風が心地よく吹いている。セラーでは、発酵はすべて自然発酵で、ワインは一切手を加えません。ワインのラベルには必ず原産地のコントラーダが記載されているほど、ブドウの木とその土地の表現であるワイン。クリアンテは、本物のテロワールワインの世界における新しいプロジェクトであり、心臓の鼓動と魔法のような土地を背景にした進行中のプロジェクトなのです。
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ヴィヴワイナリー / ナトゥーラ・エスタティカ
¥3,960
SOLD OUT
生産者:ヴィヴワイナリー 産地:イタリア / ピエモンテ タイプ:白 品種:モスカート マセラシオンした白ワイン(オレンジワイン)で、不透明なオレンジ色をしており、カモミールや蜂蜜、刈りたての草、アプリコット、熟した桃の顕著なアロマがあり、トロピカルな香りがする。香り高いブドウ品種の表現であると同時に、際立った酸味、果皮からの抽出によるフルボディー、香りが進化し続けるグラスの中での持続性を持っています。
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パンキスタ / ヴァヴジネツ ブラン・ド・ノワール 2017
¥4,180
SOLD OUT
生産者:パンキスタ 産地:チェコ / モラヴィア タイプ:泡 品種:サン・ローラン 熟したりんご、黄桃、フィノといったシェリーの酸化熟成のニュアンス、余韻にトースト、焦がしたバター、ハチミツといった甘みも感じられ、全体的にリッチな印象です。 生産者情報 チェコでナチュラルワインの第一人者で、偉大な醸造家のヤロスラブ オセチカを父に持つロバート。数世代に渡りワイン醸造家の家系で、幼少期からワインに囲まれた生活をし、ワイン造りに関しては祖父や父から習い、勉強のために、他のいくつかのワイナリーでも働き、ナチュラルなシャンパーニュのようなワイン造りを目指している。2017年が初ヴィンテージ。
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オーロイブルーイング / TIE
¥750
SOLD OUT
オーロイブルーイング第2弾 CRYO Ekuanot主体のホップ構成にライ麦の風味を潜ませた、リフレッシュ、グラッシー、トロピカルがキーワードの、海岸線の小道をイメージしたセゾン。 TIE = Trail Is Everywhere、気持ちひとつで身の回りは冒険で溢れてるし、近所をちょっと散歩するのも気持ちひとつで新鮮だ。蒸し暑い夏が嫌になる時もあるけど、Tシャツ短パンサンダル姿で散歩しながら、堂々と外でビールが飲めるのは日本人の特権だったりもする。そんな時どんなビールがいいかな、でレシピを書いたのがこのセゾン。トロピカルなだけじゃなく乾いた土っぽさやグラッシーなニュアンスがどこかあの夏を思い出させる、気分転換にぴったりな夏らしいセゾンを目指しました。 生産者情報 せとうち醸造所のブルワー渡辺仁史氏による新プロジェクトであるOhloy BREWING。渡辺氏はFar Yeast Brewing 五反田醸造所での立ち上げに携わり、2021年10月に独立。 Ohloy BREWING / オーロイブルーイング 四国は香川県のクラフトビールプロジェクト。「おうろい」は「恵みの雨」の意。
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テスタロンガ / ワンポケット 2021
¥3,960
SOLD OUT
生産者:テスタロンガ 産地:南アフリカ / スワートランド タイプ:赤 品種:ピノタージュ 淡い全体的にほんのりオレンジがかったルビー色 プラム、ワイルドローズ、リコリス、ジビエの香り。味わいは、プラムなどのあと、イチゴコンポートのような甘やかな風味がでます。 全体的にはワイルドローズなどの親しみある華やかさがありエレガントさがあり、品のいいリコリスなどのやや甘やかなスパイスの香りも。 酸味は高いがなめらかで全体とのバランスよく溶け込んだ印象。ダージリンティーのような華やかな風味とタンニン、アフターには丸みのある苦みと華やかさが穏やかに続きます。 アフリカンブラザーズとテスタロンガのコラボワイン。ラベルはゆづきの小3年の時の読書感想画を採用。モモちゃんという少女 が初めて傘を買ってもらい、少し緊張した表情でさしているシュールな作品。クレイグがこの少女の小さなポケットに着眼し、 ワン・ポケット(一か所)のピノタージュから造られていることとアフリカンブラザーズのためだけにという意味合いも込めて名付けられました。 真砂土壌のパーデバーグの単一畑の樹齢22年のピノタージュを使用。乾燥農業。ブッシュヴァイン。手摘みで収穫、選果後、全房でプレスし、500リットルの古樽で自然発酵、マロラクティック発酵。ノンフィルターで瓶詰め。 生産者情報 南アフリカにおいてナチュラルなワイン造りのパイオニアとして一躍したワイナリーで醸造責任者として働いていたクレイグ・ホーキンスが2008年、満を持して独立。西ケープ州に点在する放置された高樹齢の畑を借り、自身で耕作し復活をさせるなどして、有機栽培のブドウを採用しています。ブドウがワインになってゆくプロセスを最小限の干渉で見守り、その年の出来を最大限に生かすワインを造り出します。全ての工程において添加するものは何も無く、条件の良いヴィンテージでは、瓶詰め時のSO2も添加しません。毎年ブドウやワインの出来のイメージによってエチケットや名前を変えるなどしており、自身の持つインスピレーションに忠実にワイン造りをする天才肌で、ヨーロッパやイギリス等、各国のナチュラルなワインのマーケットで注目を集めている生産者です。
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テッレディピエトラ / テンペスタ
¥5,850
SOLD OUT
生産者:テッレディピエトラ 産地:イタリア / ヴェネト タイプ:赤 品種:コルヴィーナ・ロンディネッラ 初めてのヴィンテージとなった2019年の春、3度の雹に見舞われ、春の嵐が起こりやすい土地という事から、テンペスタ=嵐、いう畑名をワイン名にしています。雹により芽や葉がダメージを追ってしまった事から、ピッコラペステには混ぜられず、ランクを落としてボックスワインでリリースした事からこのワインが生まれました。ステンレスタンクにて、もちろん自然酵母での発酵を行います。トラバーゼの際に大まかな澱を取り除くのみで、こちらもフィルターろ過は行いません。またこのタンクの移し替えの際に、少量の亜硫酸を添加しますが、トータルの亜硫酸数値は、昨年とほぼ変わらず20ml/Lほどです。 2021年は例年に比べて更にとってもチャーミング!パソコンの光に照らすと紫蘇ジュース色です!木苺やブルーベリーをそのまま食しているかの様な、ジューシーなアタックがやめられない止まらない。